これは最終回のひとつ前
今日発売のビックコミックオリジナル
— 世女之助(よめのすけ) (@koujichanel)2017年3月4日
『どうらく息子』2箇所くらいウルッときたな(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)pic.twitter.com/wVm21TbJwN
ひとことでいえば、「良作」でした。
落語家漫画といえば80年代…かなり前(ビッグコミックスピリッツ創世期ぐらいの作品でしょ?)の「寄席芸人伝」。
そしてテン年代の「昭和元禄落語心中」。
落語そのものを漫画化した「滝田ゆう 落語劇場」
ほかにもいくつかあるのは承知しているけど、成功作といったらこのへんぐらいじゃないの?と勝手に決めつけます。
そんな中、落語の面白さ、それから落語家生活の厳しさや醍醐味をダイレクトに伝えるという啓蒙的な意味では、実のところこの「どうらく息子」が一番いい作品じゃないかと思うのです。
尾瀬氏の絵柄もまずは一昔前の安定感があるし(笑)、作中で劇中劇として、滝田作品のように落語そのものを漫画として描いています。
この前のNHK番組が「しゃべりに収録したドラマ映像を重ねる」という斬新な手法で挑戦したように
「落語は和服を着て正座したおっさんのしゃべりだけで、聞き手はその情景を目に浮かばせなきゃならない。だから初心者にはハードルが高い」(それが醍醐味でもあるが……)というのを、ひとつ解決する算段でもあった。
ああ、その劇中劇の紹介で過去に記事かいてたな
「どうらく息子」最新回で紹介された桂米朝の「まめだ」がイイ!! -http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160622/p4
まだまだ続けようと思えばストーリー的には続けられるし、その点では「シーズン2」的な続編も期待したいが、まずは一区切りついたのも、人様に勧める意味では効果的。
『尾瀬あきら「どうらく息子」は寄席芸人伝、昭和元禄落語心中とならぶ「落語漫画御三家」であり、その中でも初心者に落語を紹介する「啓蒙漫画」としては断トツである』
ということを覚えて、持ち帰ってください。





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落語家・立川志らく師匠が語る『昭和元禄落語心中』と八雲(CV石田彰)の死神について - Togetterまとめhttps://togetter.com/li/1092280
ごく一部だけ抜粋。
昭和元禄落語心中の八雲師匠が語る死神が凄いと評判。私はてっきり名人円生がサンプルかと思いきや志らくの死神が元。弟子の志ら乃が石田彰氏にアドバイスしたらしい。落ちは円生。でも志らくの落ちはもっと凄い。で便乗して宣伝。元祖死神を披露。4月24日本多劇場志らくひとり芝居にて。
—志らく (@shiraku666)2017年3月16日
私の死神が談志と昭和元禄落語心中に影響を与えたならそれは大変に名誉である。しかしいつまでも栄光にすがるわけにはいかない。この死神を来月24日の会で進化させる。そのヒントが石田彰氏の八雲の死神にある。志らくの死神をベースにした八雲の死神から私は新たなインスピレーションを感じた。
—志らく (@shiraku666)2017年3月18日
すすすごい話すぎて呆然<RT。石田さんは、オーディション落語の時に志らく師匠の「死神」を参考にされたそうです。それを経て八雲の死神を作り上げてくださって、それをさらに志らく師匠が聞いてくださるとは。誰か石田さんにお会いすることがあったら教えて差し上げてね…😌
—雲田はるこ (@KUMOHARU)2017年3月18日
立川志らくの傲岸不遜、というと言い過ぎだが、「選ばれてあることの恍惚と不安」を隠さないところが、逆に魅力である。師匠・談志がそうだったように・・・・・・
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