円谷プロは、本日4月6日(日)に東京大学 本郷キャンパス 理学部１号館 小柴ホールで開催されたイベント「東京大学UTOPS・JAXA公開講演会 天体衝突から地球を守る－地球防衛の最前線」にて、『「空想の力」によりプラネタリーディフェンスを応援するビジュアル』を発表しました。
JAXAプラネタリーディフェンスチームでは、本ビジュアルを活用して「プラネタリーディフェンス」のさらなる啓発や取組みへの支援拡大を図っていく予定です。
円谷プロは、JAXAプラネタリーディフェンスチームとも継続的に連携を図りながら、創設以来の企業価値の根源でもある「空想の力」コンセプトを、今後もさまざまな活動やパートナーシップを通じて広くお伝えしていきます。

　

ビジュアルについて［円谷プロ 公式ステートメント］

JAXAプラネタリーディフェンスチームの皆さんが、世界各国の科学者、技術者、法律家などさまざまな人たちと連携しながら天体の地球衝突可能性の研究を進められていることに、心より敬意を表します。
地球の未来のために皆さんの活動をより多くの方に知ってもらい、さらに注目や支援が広がることを期待して、この『「空想の力」によりプラネタリーディフェンスを応援するビジュアル』 をデザインいたしました。
私たち円谷プロダクションは、「空想の力」とは、“好奇心”や“願い”をベースとして、あらゆる領域を横断して《希望の未来を創り出す力》だと信じています。
宇宙科学を進歩させ、地球を守り世代を繋いでいく皆さんからも刺激を頂きながら、私たちも、さらに「空想の力」を駆使して勇気と希望と思いやりを世界中の人々に届けていきたいと思います。

プラネタリーディフェンスとは　

小惑星や彗星のような天体の地球衝突から人類を守る活動をプラネタリーディフェンスと呼び、近年その取組みが活発になっています。地球接近天体の発見個数は4万個近くにも達し、その発見・追跡、素性の解明、衝突回避・被害最小化について、世界各国が協力しながら研究・活動を行っています。国際的には、国連の下にプラネタリーディフェンスに関連したグループが設置され、研究会や啓発活動が盛んとなっています。

円谷プロダクション「空想の力」　（※2023年4月創立60周年記念日に発表）

少年時代、円谷英二監督は家の近くのお寺の木に登り、空を見上げて飛行機乗りになることを夢見、想いを馳せていたと言われています。
その後、英二監督と監督の許に集った若者たちは、その自由な「空想の力」で珠玉の作品群をつくりました。

私たちは英二監督が遺してくれた特撮という文化と技術、ウルトラマンを始めとする素晴らしい世界観を持つ作品群、そして何よりもその活動全ての源泉である「空想の力」を大切にします。

そして、多くのみなさまに空想の世界を楽しんでいただける限り、私たちは「空想の力」を円谷プロダクションの核となる価値ととらえ、これからもみなさまに楽しんでいただける作品と世界観を創り出してまいります。