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おうさまのみみはロバのみみ

チラシの裏

人を動かすには「狂気」と言われるくらいの熱量が必要だよな〜って思うという話

scrapbox.io

上記を読んだ。
めっちゃいい文章なので未読の人はぜひ読んでほしい。

そんなことよりも、まずは「熱意が前提」ということにしたい。
(中略)
逆に、熱意があれば数字はあとからついてくる(ついてこさせることが可能)だと思う。
(中略)
芝を注文したり、ホールドを作ったり、船を出したりするのは正気では無理。

という話をみて、これは本当にそうだなと思って読んでいた。

カンファレンススポンサーやカンファレンス参加支援は当たり前じゃない

で、話は変わるんだけど「会社にこのカンファレンスのスポンサーしてほしいんです〜!」とか依頼が来ることがあるんですね。
お金が無限にあれば「やりましょう!」って言えるんですけどそうじゃないので、だいたい何かしら選ぶ必要があります。
そういうときに腕力で黙らせるためには実績が必要で、そういうときに「有給休暇使って実費で参加します!」みたいな人が大量にいたら「いやいや待て待て。それ会社で負担できないか相談するか」みたいなムーブになりやすいんですよね。

難しいとは思うんだけど、会社の支援制度があったらカンファレンス行きますとか全然熱意が足りなくて、自腹でも全然行くし有給休暇とって参加するわ!くらいの勢いがあると「ちょっと待て何かできないか考えるから」になる面は否定できない。

— luccafort@きのこカンファレンス in 関西 (@luccafort)2025年6月3日

逆にいうと参加者もいない、ただ話題になっているだけのカンファレンスだと支援しにくいなって思います。
このあたりはスポンサーする基準が各社違うので確認してほしいとは思う。
ただ基本的に参加者もいない、登壇者もいないカンファレンスにスポンサーするなら別のカンファレンスにスポンサーするんじゃないかな。

ともあれ、1人だと「それって君だけだよね?」で終わっちゃうけど何人もいると「お?!」となるので、その周りを巻き込んだり、伝播させるのにはかなりエネルギーが必要で、そのエネルギーを捻出するには周りが「狂気」を感じるような力が必要になる……って話を書いたつもりです。

個人の勉強会参加の話

個人的には個人の勉強会参加やカンファレンス参加とはちょっと意味が違うかなーとは思っていて、それはまあ自分で適当にハンドリングすればいいと思います。
このあたりはぼくの考えなので、所属する組織ごとに色が違うとは思いますが。

いつも業務として参加しろと言われるが、業務外で行くから(気分が乗らないと)報告もしませんと返してるなぁhttps://t.co/2v5pDGMFhU

— yuy (@yuyhiraka)2025年6月3日

ただ、会社がスポンサーしているカンファレンスには参加してほしいと思う、何故なら社員のワークエンゲージメント向上も兼ねているので。
それも嫌だというならまあ仕方ないですね。個人の権利なので強制はできないし、それはそれでいいと思う。

まとめ

なので、まともじゃないことをしようと思ったら尋常じゃないエネルギーが必要で、それは傍目から見た時に「狂気」とか「異常」って表現されることがある。
カンファレンスを運営している人たちはみんなそうだと思ってて、自分の時間を使ってカンファレンスを成立させてるわけで、それってめちゃくちゃエネルギーがいるし、偉大なことだと思う。

そういう人たちの熱意によってさまざまな取り組みが支えられていることを知ってほしいなと思ったので件の投稿をしていたのでした。
あとまあ忙しいと何故かクソポエムを書きガチなので多分ストレスが溜まってるとかそういうのもあると思う。

んじゃらば、またね。

あ、あと関西Ruby会議08が6月28日(土曜)にあるので来てね。
画像は舞台からみた座席と2階席から観た舞台の様子です。
左端の養生してある部分が花道になっていて、イベント当日はここから登壇者が壇上に上がって発表する予定になってます。

regional.rubykaigi.org

P.S.

書いてる最中に似たような話の記事が公開されていた。
気になる人は読んでみるといいかも。

note.com

追記(6月4日 22時)

人を動かすには「狂気」と言われるくらいの熱量が必要だよな〜って思うという話 - おうさまのみみはロバのみみ

熱意で加点になるのって日本だけなイメージがある

2025/06/04 19:58
b.hatena.ne.jp

上記のようなコメントをもらったんだけど、正直海外のカンファレンスを運営したことやスポンサーしたことがないのでわからん……というのが正直なところです。
↓でも書いたけどGopherDay Taiwan 2024に登壇者として参加した時に感じたのはむしろ逆で、関係者の熱意が凄まじかったという印象でした。
このあたりは参加しているカンファレンスの違いとかがあるかもしれないです。
ただ、RubyKaigiやGo Conferenceであった別の国のカンファレンスオーガナイザーと話をすると熱い想いが溢れている人が多かったのでそこに国境や国籍の違いってのはないんじゃないかなぁと思います。
結局、我々は人間なので根底の部分は変わらないんじゃないかと。

そんなことを言われても海外の事情とか知らんしなぁ。
とはいえ、海外カンファレンス(台湾)に登壇した経験でいうとそこはあまり日本とか海外とか関係なかったかなぁ。
Google I/Oとかもっとビジネスよりのカンファレンスだとそうかもしれん。https://t.co/zuMfsk3cQP

— luccafort@きのこカンファレンス in 関西 (@luccafort)2025年6月4日

もし、海外カンファレンスにいってそのように感じたのなら参加レポートなどを書いてくれると嬉しいなー。
逆に行っていないのにそう思ったということならぜひ一度海外カンファレンスに参加してみてほしい。アメリカやヨーロッパは遠くても近隣のアジア国なら比較的リーズナブルなお値段で参加できますよ。
実際に参加してみて、どう感じたかレポートお待ちしてます。

追記2(6月5日 16時)

人を動かすには「狂気」と言われるくらいの熱量が必要だよな〜って思うという話 - おうさまのみみはロバのみみ

大前提を履き違えているような気がする。金で解決できる事に自分たちで金を出せない事実がスタートライン。誰かに金を出してもらうに際し何を示せるか?何もない人が比較的提示しやすいのが熱意というだけ。

2025/06/05 06:48
b.hatena.ne.jp

このあたりの考え方は組織によって違うと思うんですが、大前提を外しているわけではなく弊社の前提だとこうなるって話ですね。

誰かに金を出してもらうに際し何を示せるか?何もない人が比較的提示しやすいのが熱意というだけ。

実績は絶対に必須だと思ってて、それがないと論外というのはその通りであり、プラスαで熱意が必要になるという話しをしたつもりです。
なにもないひとは熱意があろうとなかろうと不採択になるので、そこは多分違うんじゃないかなと。

所属する組織においてカンファレンススポンサーがどういう建付けになっているか?という話かなぁとは思いますが、採用広報としての側面と社内従業員に対する福利厚生の側面があるんじゃないかと思います。
弊社の場合、社内勉強会を定期的に開催しているや会社ブログに投稿をしている、カンファレンスに登壇しているなどさまざまなコントリビューションと会社が考える投資効果のバランスを考慮して決定しています。
んで、スポンサーしてほしい技術が弊社の場合多いので、その中から選ぼうとすると熱意だったり、狂気だったりそういうものが差別化要因になるって感じですね。

これが正解!みたいなものは多分なくて各組織ごとの判断軸があるってことかなーと。そういう意味では未経験エンジニアの人がいう「やる気はあります!」とはちょっと意味が違うと思ってます。
ただ仰るとおり、誰かにお金を出してもらう際に何を示せるか?はハイパー大事なので、その点はおそらくどこの組織であっても共通すると思います。

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