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火災保険ランキング
火災保険 総合ランキング 総評
2025年の「火災保険」における「オリコン顧客満足度(R) ランキング」では、
「ソニー損害保険」が6年連続の総合1位を達成しました。得点は【71.3】点で、昨年に引き続き高評価を維持しています。
2位の「SBI損害保険」は得点【70.0】点で、前回からひとつ順位を上げました。
3位の「SOMPOダイレクト損害保険(旧:セゾン自動車火災保険)」は得点【69.5】点で前回からひとつ順位を下げています。
「ソニー損害保険」は全ての項目で1位を獲得し、その中でも特に「保険料」においての満足度が高く、補償内容に対する保険料(コストパフォーマンス)で高い評価を得ている点が特徴です。
「SBI損害保険」は「商品内容」と「保険料」で高評価を獲得しており、割引サービスの充実さを評価されている点が特徴です。
「SOMPOダイレクト損害保険(旧:セゾン自動車火災保険)」は「加入手続き」「商品内容」で高評価を獲得しており、申込み窓口の豊富さで高い評価を得ている点が特徴です。
各社ともに「加入手続き」や「商品内容」などの評価項目で高い評価を得ており、これらが総合評価に影響を与えています。(オリコンCS調査部)
オリコン顧客満足度FP評価の特徴
調査会社としての信頼と実績
オリコンランキングは、株式会社オリコンを前身企業に1967年よりスタート。2006年からは顧客満足度調査を開始。火災保険は、2024年よりランキングを発表しています。
ファイナンシャルプランナーによる評価
同ランキングは、ファイナンシャルプランナー(FP)41名のアンケートを基に、調査商品数13商品を対象に徹底比較しています。
調査概要はこちら。
総合的な満足度が高い火災保険のランキング・口コミ情報です。
71.3点
ネットだけで申し込みが完了すること。内容が分かりやすいこと。補償に対して料金が安いことです。(40代/男性)
その他の口コミ・評判
以前の損保会社より掛け金をセーブできた、内容が解りやすかった。手続きがスムースに進んだ。(60代以上/男性)
雹や水害など不要な補償をカットできる。元々保険料が安いが他社と比べてさらに安くなった。(60代以上/男性)
WEBで申し込みしましたが、必要な保険を自分自身で選ぶカスタマイズすることが出来て良い。(60代以上/男性)
加入していた保険が満期になったので、新しく加入した。補償内容が増えて、安くなった。(60代以上/女性)
70.0点
2025年 オリコン顧客満足度(R)調査の『火災保険』ランキングにおいて、SBI損害保険は総合2位という結果となりました。前年は3位でしたが、今年は1つ順位を上げました。この調査は、火災保険を提供している21社を対象に、実際にサービスを利用したユーザー9,016人へのアンケート回答をもとに発表しているものです。評価項目別では、「加入手続き」で【72.4】点(前回から0.2pt下落)、「保険料」で【71.7】点(前回から0.2pt上昇)を獲得しました。
SBI損害保険を実際に利用したユーザーからのクチコミをいくつか紹介します。50代の女性は、「震度6の地震があった時、我が家は被害がなかったけど、保険の担当さんが保険請求の必要があるかどうか、家族や家の安否確認の電話をかけてくれた。心強い、嬉しい、ありがたいと思った。」と評価しています。また、60代以上の男性からは、「補償内容を自分で組み立てられるから。また10年の長期間の契約ができたから。」というクチコミがありました。40代の女性からは、「住宅ローンと同時に加入でき、説明も丁寧でスピード感が感じられた。」といった評判の声が寄せられています。(オリコンCS調査部)
水害が考えられる地域なので水害をメインに考えた際に比較的安価でスピーディーだった。(50代/男性)
その他の口コミ・評判
住友林業の家を建てたので、グループ会社の保険ということで安心感がある。(30代/女性)
築年数が古いと扱わない保険会社があったなか価格が安くて良い。(60代以上/男性)
とりあえず保険に入っていて安心感がある。(50代/男性)
加入手続きをしてからの書類が早かった。(40代/女性)
69.5点
2025年 オリコン顧客満足度(R)調査の『火災保険』ランキングにおいて、SOMPOダイレクト損害保険(旧:セゾン自動車火災保険)は総合3位という結果となりました。前年は2位でしたが、今年は1つ順位を下げました。この調査は、火災保険を提供している21社を対象に、実際にサービスを利用したユーザー9,016人へのアンケート回答をもとに発表しているものです。評価項目別では、「加入手続き」で【73.6】点(前回から0.7pt下落)、「商品内容」で【71.0】点(前回から0.8pt下落)を獲得しました。
SOMPOダイレクト損害保険(旧:セゾン自動車火災保険)を実際に利用したユーザーからのクチコミをいくつか紹介します。60代以上の女性は、「初めて加入するのでわからない事がたくさんあったが、項目ごとに詳細な説明がでており保険金額を比べて選択できた。」と評価しています。また50代の女性は、「電話で書類の記入を確認した際、すぐつながって丁寧に対応して下さって大変助かりました。」というクチコミがありました。さらに、50代の男性からは、「きちんとこちらの話を聞いてくれたこと。」といった評判の声が寄せられています。(オリコンCS調査部)
初めて加入するのでわからない事がたくさんあったが、項目ごとに詳細な説明がでており保険金額を比べて選択できた。(60代以上/女性)
その他の口コミ・評判
自分にあった条件を選択でき、保険料も安くできる。(50代/男性)
車の保険と同じ会社を利用。管理が楽。(50代/男性)
保険金が請求した時に早く降りた。(60代以上/男性)
保険料が安い。加入が簡単。(60代以上/男性)
69.2点
楽天損害保険は有名で他のサービスと併用ができる点が良かったと感じる。(40代/男性)
その他の口コミ・評判
会社組織が変更する前からの継続で、担当者の対応もよい。(60代以上/男性)
前の火災保険より内容は一緒なのに安くなったこと。(30代/女性)
保険料が安くて補償が充実してるところです。(50代/男性)
保険金の申請から支払いまでが早かったこと。(50代/男性)
69.0点
台風で家が壊れた時に保険金を請求しましたが、思ったよりスムーズに申請から支払いまで進みました。(50代/女性)
その他の口コミ・評判
加入して間もないが、こちらからの要望や問い合わせに迅速かつ適切に対応してくれている。(60代以上/男性)
Webで簡単に申し込みが出来て、更新時もそのまま自動更新なので、手間がかからないこと。(60代以上/男性)
住宅の立地条件や家族構成などを考慮した補償内容になっている。(60代以上/男性)
営業がすぐ来てくれた。必要のない補償は外すことが出来た。(60代以上/男性)
68.7点
火災保険に遅れて防犯セキュリティサービスにも加入したが、割引額がきちんと返還されたこと。自然災害(風雨)が適応された際、保険金がすみやかに振り込まれたこと。(50代/男性)
その他の口コミ・評判
雷が落ちてエコキュートが壊れたのですぐ電話して業者に証拠の写真を撮ってもらいすぐに手続きをしました。すぐに振り込まれたので良かったです。(60代以上/女性)
保険料が手頃、加入手続きが容易。実家もセコム損保に入っているので。(60代以上/女性)
オール電化の割引き、家財の対象が、希望に沿っていた。(60代以上/男性)
5年契約をしたが、保険料は1年払いずつでできるところ。(40代/女性)
68.6点
台風被害があった際に連絡を取ってから、工事業者待ちで修繕終了・請求まで一年以上掛かりましたが、その間に2度確認電話を頂き安心出来ました。(60代以上/男性)
その他の口コミ・評判
契約内容の申告事項に変更があり担当者に相談した際に、迅速かつ的確に応対頂き、手続きに関して円滑に対応頂けた点。(40代/男性)
今年、他社から変更して申し込んだが、長期契約できた点と、今までの保険会社と比べ契約条件が良かった。(60代以上/男性)
住宅メーカーが代理店だったので、説明が詳しくきけたり、加入もスムーズだった。(40代/女性)
強風で屋根が飛んだ時に迅速な対応をしていただいてありがたかったです。(60代以上/女性)
68.6点
不動産会社の推奨保険会社なので団体割引が適用されたことと代理店の担当者が付くので相談し易い事。(60代以上/男性)
その他の口コミ・評判
聞いたことに、分かりやすく説明してくれたから、実際まだ受け取りはしてないけど、信用してます。(60代以上/女性)
対応して頂いた窓口の方が我が家に対しての火災保険を解りやすく納得の行く説明をしてもらった。(60代以上/女性)
地震保険料の料率設定が都道府県単位ではなく市区町村単位のため、他の保険会社より安価だった。(60代以上/男性)
契約時金額も含めて、つけた方が良いものや、要らないものを分かりやすく説明があった。(50代/男性)
68.6点
台風の影響で瓦が損傷して雨漏りしたため、先に業者を呼んで修理してしまったが、後から保険請求の手続きをしても受け付けてくれた。(50代/男性)
その他の口コミ・評判
昨年雷でエコキュートが故障したが、電話で問い合わせたら直ぐに対応してくれ、保険金の支払いも早かった。(60代以上/男性)
天候等の悪化が予想される時には事前にメールで知らせてくれ、対策を講じるキッカケを作ってくれること。(50代/男性)
火災だけではなく水漏れ等も含め補償範囲が広く、保険料も想定していたよりも安く満足している。(60代以上/男性)
4社の相見積もりと面談で一番プレゼンテーションが上手く分かりやすかった。(60代以上/男性)
68.5点
長期契約をし、火災保険の値上げ料金改定の影響を受けない。(60代以上/男性)
その他の口コミ・評判
風害で保険料の請求ができ、早い支給があったこと。(60代以上/女性)
契約者の切り替えの相談にも対応していただけた。(30代/女性)
保険金の支払い手続きが容易で支払いも早かった。(50代/男性)
電話のやりとりだけで、簡単に契約できたこと。(60代以上/男性)
67.8点
補償が必要になったたときの電話担当の方が親切だったので、不安な気持ちが和らぎました。補償内容もしっかりしていて、助かりました。(50代/女性)
その他の口コミ・評判
家の性能(オール電化、新築、耐震耐火性能)が良ければよいほど割引制度が充実している。(50代/男性)
紹介していただいた保険会社ですが営業の方がとてもいい方なので良かったです。(60代以上/女性)
担当の人が決まっていて、すくに対応してくれるから。(50代/女性)
担当者が親切で質問に丁寧に答えてくれる。(50代/女性)
67.6点
東日本大震災時の壁や天井のひび割れなどの被害に対する補償が切れかけていた時期に念のため現地調査をしてもらい補償金が出ることがわかり対応してもらった事。(60代以上/男性)
その他の口コミ・評判
対応した社員が親切。書類だけのやり取りだったが、こまめにTELで話してもらい安心感があった。(60代以上/女性)
ネット上でおよその見積もりを簡単に算出できたこと。担当者の説明がわかりやすかったこと。(40代/女性)
わからないことは電話で説明を受けることができ、最終的に対面でなく契約できてよかった。(60代以上/女性)
想定しうる災害の型をわかりやすく提示し、万一の時の補償が安心できる内容。(50代/男性)
アンケートを集計した結果、ランキングに有効な回答者数が規定値に満たなかった企業のうち、総合得点が60.0点以上、他人に薦めたくないと回答した人の割合が基準値以下の企業です。
補償内容の選択肢と費用のバランスが納得できる点。(30代/女性)
オリコンランキングは、株式会社オリコンを前身企業に1967年よりスタート。2006年からは顧客満足度調査を開始。火災保険は、2020年よりランキングを発表しています。
オリコン顧客満足度調査では、実際にサービスを利用した9,016人にアンケート調査を実施。
満足度に関する回答を基に、調査企業21社を対象にした「火災保険」ランキングを発表しています。
総合満足度だけでなく、加入手続きや商品内容、賃貸向けなど様々な切り口から「火災保険」を評価。さらに回答者の口コミや評判といった、実際のユーザーの声も掲載しています。
保険料だけでなく、“ユーザー満足度”からもサービスを比較し、「火災保険」選びにお役立てください。
火災保険の顧客満足度を項目別に並び替えて比較することが出来ます。
TOP | 総合ランキング |
---|---|
評価項目別 ランキング | 加入手続き商品内容保険料サービス体制 |
住居別 ランキング | 戸建てマンション |
加入形態別 ランキング | ネット火災保険 |
居住形態別 ランキング | 賃貸向け火災保険 |
※文字がグレーの部門は当社規定の条件を満たした企業が2社未満のため発表しておりません。
火災保険料はどうやって決まる?
火災保険料は、建物の所在地、構造、契約期間など、さまざまな条件によって決まります。条件について解説する前に、保険料が「純保険料」と「付加保険料」の2つから成り立っていることをお話しします。「純保険料」とは、火災などが起きたときに受取人に支払う保険金の原資になる部分です。「付加保険料」とは、保険会社が事業運営に用いる必要経費や利益、保険代理店に支払う手数料などに充てる部分です。
保険料に影響する条件は主に下記のものになります。
建物の種類(共同住宅/戸建て)
共同住宅(マンション)の場合、保険の対象は専有部分のみになります。それに対して、戸建ては建物全体が対象となりますので、戸建ての方が保険料は高額になります。
建物の構造(マンション構造/耐火構造/その他の構造)
燃えにくい構造の建物の方が、火災保険料は安くなります。構造は下記の3種類に分けられます。保険料は、マンション構造(M構造)の建物がもっとも安く、その他の構造(H構造)の建物がもっとも高くなります。
・マンション構造(M構造) コンクリート造や耐火建築物などのマンション
・耐火構造(T構造) コンクリート造、鉄骨造、耐火建築物などの戸建て
・その他の構造(H構造) 木造の戸建てなど
建物の所在地
災害にあうリスクは場所によって異なるため、建物の所在地が保険料に影響します。建物の密集エリアは、他の建物で起きた火災が延焼するリスクが高いため、保険料が高くなります。海や川の近くにあって水害のリスクが高い場所では保険料が高くなります。
築年数
建ってから年数が経過している建物の方が保険料は高くなります。年数が経つほど、電気設備の老朽化による火災のリスク、台風による損壊リスク、水漏れリスクなどが高まるためです。
専有面積、延べ床面積
マンションの場合は専有面積、戸建ての場合は各階の床面積を足し合わせた延べ床面積によって、保険料が変わります。広ければ、それだけ補償される範囲が広がるので、保険料が高くなります。
補償内容
火災保険ですので火災を対象とするのは必須ですが、風災、水災、盗難、地震などを補償対象とするかどうかで、保険料が変わってきます。幅広いリスクに備えようとすれば、それだけ保険料も高額になります。
保険の期間・支払い方法
毎年契約を更新して1年ごとに支払うよりも、長期契約を結んで保険料を一括で支払う方が、割引が適用されて安くなります。以前は35年の長期契約が可能でしたが、現在では最長で5年までとなっています。
火災保険料の相場をみていきます。(保険期間を5年間として見積もりを取り、1年あたりの保険料を表示しています。ここに掲載した保険料はあくまで目安です。保険料は条件によって異なるため、実際に加入を検討されるときは、ご自身に合った条件で見積もりを取るようにしてください)
[条件別]に火災保険料の相場をチェック
まず、火災保険料に大きな影響があるのは「地震保険」の有無です。地震保険は、地震や噴火、津波、それらを原因とする火災などによって生じた建物と家財の損害を補償するものです。意外と知られていないのですが、地震を原因とする火災は、火災保険だけでは補償されません。契約時に地震保険のオプションを付ける必要があります。地震保険の補償金額は、火災保険の保険金額の30〜50%の範囲内で設定できます(建物は5000万円、家財は1000万円が上限)。地震保険は単体では加入できず、常に火災保険に付帯する形で加入することになっています。
(2023年9月現在)
地震保険を付けると、保険料はぐっと高額になります。たとえば、A社で[戸建て]、[最低限の補償]、[地震保険なし]なら、年間の保険料は1万1000円です。ところが、[地震保険あり]にすると10万8000円と、10倍に跳ね上がります。10倍というのは極端なケースですが、他の保険会社でも、[地震保険あり]と[地震保険なし]の間には、それなりに大きな額の差が生じています。
実は、地震保険の保険料はどの保険会社でも同じです。見積もりの表で[地震保険あり]の保険料から[地震保険なし]の保険料を引き算すると、[戸建て]で9万6000円か9万7000円、[マンション]で4万8000円か4万9000円と、3社ともおよそ同額になっています。なぜなら、地震保険は、国が政策的に設けた保険制度で、加入条件が同じならどの保険会社でも同じ保険料になるように決まっているからです。
地震保険の保険料は、建物の所在地、構造、免震・耐震性能などによって異なります。また、地震保険料は税控除の対象です(火災保険料は税控除の対象ではありません)。確定申告や年末調整のときに、その年に支払った地震保険料を、所得税は5万円、住民税は2万5000円を上限に控除できます。
【監修者:ファイナンシャルプランナー/経済ジャーナリスト 酒井富士子】
火災保険(FP評価) 総合ランキング 総評
火災保険を(1)商品内容【基本補償(補償内容、補償範囲、わかりやすさ)、特約(補償の手厚さ、充実さ、独自性、わかりやすさ)】、(2)付帯サービス【付帯サービス】、(3)保険料【補償内容に対する保険料(特約、割引サービス、ポイント付与含め)】の3つの項目により評価し、それらの総合評価で1位となったのは、ソニー損害保険です。
1位となった「ソニー損保の新ネット火災保険」(ソニー損害保険)は、項目別でみると、商品内容3位、付帯サービス4位、保険料2位とバランスよく評価を得ました。商品内容では、必要な補償内容にカスタマイズできる自由設計型が特徴。「地震危険等上乗せ補償特約」を付加することで、建物が全半損となった場合、地震保険の保険金と同額が上乗せで支払われる点も評価が高かったです。また、建物や家財の価値評価を時価ではなく、新価で評価した保険金支払いの仕組みなので、年限の経過した建物でも「新築できる額」が支払われる点も特徴です。ダイレクト販売ならではの割安な保険料も魅力なうえ、ソニー損保の自動車保険や医療保険に加入していると、マイページからの申し込みで6%割引になる特典も。
2位となった「THE すまいの保険」(損保ジャパン)は、項目別でみると、商品内容1位、付帯サービス3位、保険料7位と商品内容で高い評価を得ています。商品内容では、建物・家財の損害額を補償するだけでなく、損害時の復旧付随費用も手暑く補償。損害範囲確定費用、仮修理費用、残存物取片づけ費用など幅広い費用が対象となり高い評価につながっています。「地震危険等上乗せ特約」や「地震火災特約」もセットでき、地震保険ではカバーできない被害を補償する点も注目です。
3位となった「トータルアシスト住まいの保険(火災保険)」(東京海上日動火災保険)は、項目別でみると、商品内容2位、付帯サービス2位、保険料7位と商品内容、付帯サービスで高い評価を得ています。商品内容では、建物・家財の損害額を補償するだけでなく、水災初期費用保険金、修理付帯費用保険金、損害拡大防止費用保険金など、独自の補償を受けられる点が注目です。付帯サービスも、「メディカルアシスト」「介護アシスト」、「事故防止アシスト」を自動セット、カギや水回りの「緊急時助かるアシスト」「住まいのサイバーアシスト」などが特約で選べ、幅広いサービス展開が評価されました。(経済ジャーナリスト 株式会社回遊舎 代表取締役 酒井富士子)
73.9点
72.8点
72.5点
71.7点
71.3点
70.5点
70.4点
69.3点
68.6点
68.6点
68.4点
67.8点
65.8点
※調査対象商品に対し、全てのファイナンシャルプランナーが回答しているとは限りません。
オリコン顧客満足度調査では、ファイナンシャルプランナー41人にアンケート調査を実施。
13商品を対象にした「火災保険(FP評価)」ランキングを発表しています。
サービス検討の際、ファイナンシャルプランナーからの評価をお役立てください。
火災保険(FP評価)のFP評価ランキングを項目別に並び替えて比較することが出来ます。
TOP | 総合ランキング |
---|---|
評価項目別 ランキング | 商品内容付帯サービス保険料 |
※文字がグレーの部門は当社規定の条件を満たした企業が2社未満のため発表しておりません。
火災保険料はどうやって決まる?
火災保険料は、建物の所在地、構造、契約期間など、さまざまな条件によって決まります。条件について解説する前に、保険料が「純保険料」と「付加保険料」の2つから成り立っていることをお話しします。「純保険料」とは、火災などが起きたときに受取人に支払う保険金の原資になる部分です。「付加保険料」とは、保険会社が事業運営に用いる必要経費や利益、保険代理店に支払う手数料などに充てる部分です。
保険料に影響する条件は主に下記のものになります。
建物の種類(共同住宅/戸建て)
共同住宅(マンション)の場合、保険の対象は専有部分のみになります。それに対して、戸建ては建物全体が対象となりますので、戸建ての方が保険料は高額になります。
建物の構造(マンション構造/耐火構造/その他の構造)
燃えにくい構造の建物の方が、火災保険料は安くなります。構造は下記の3種類に分けられます。保険料は、マンション構造(M構造)の建物がもっとも安く、その他の構造(H構造)の建物がもっとも高くなります。
・マンション構造(M構造) コンクリート造や耐火建築物などのマンション
・耐火構造(T構造) コンクリート造、鉄骨造、耐火建築物などの戸建て
・その他の構造(H構造) 木造の戸建てなど
建物の所在地
災害にあうリスクは場所によって異なるため、建物の所在地が保険料に影響します。建物の密集エリアは、他の建物で起きた火災が延焼するリスクが高いため、保険料が高くなります。海や川の近くにあって水害のリスクが高い場所では保険料が高くなります。
築年数
建ってから年数が経過している建物の方が保険料は高くなります。年数が経つほど、電気設備の老朽化による火災のリスク、台風による損壊リスク、水漏れリスクなどが高まるためです。
専有面積、延べ床面積
マンションの場合は専有面積、戸建ての場合は各階の床面積を足し合わせた延べ床面積によって、保険料が変わります。広ければ、それだけ補償される範囲が広がるので、保険料が高くなります。
補償内容
火災保険ですので火災を対象とするのは必須ですが、風災、水災、盗難、地震などを補償対象とするかどうかで、保険料が変わってきます。幅広いリスクに備えようとすれば、それだけ保険料も高額になります。
保険の期間・支払い方法
毎年契約を更新して1年ごとに支払うよりも、長期契約を結んで保険料を一括で支払う方が、割引が適用されて安くなります。以前は35年の長期契約が可能でしたが、現在では最長で5年までとなっています。
火災保険料の相場をみていきます。(保険期間を5年間として見積もりを取り、1年あたりの保険料を表示しています。ここに掲載した保険料はあくまで目安です。保険料は条件によって異なるため、実際に加入を検討されるときは、ご自身に合った条件で見積もりを取るようにしてください)
[条件別]に火災保険料の相場をチェック
まず、火災保険料に大きな影響があるのは「地震保険」の有無です。地震保険は、地震や噴火、津波、それらを原因とする火災などによって生じた建物と家財の損害を補償するものです。意外と知られていないのですが、地震を原因とする火災は、火災保険だけでは補償されません。契約時に地震保険のオプションを付ける必要があります。地震保険の補償金額は、火災保険の保険金額の30〜50%の範囲内で設定できます(建物は5000万円、家財は1000万円が上限)。地震保険は単体では加入できず、常に火災保険に付帯する形で加入することになっています。
(2023年9月現在)
地震保険を付けると、保険料はぐっと高額になります。たとえば、A社で[戸建て]、[最低限の補償]、[地震保険なし]なら、年間の保険料は1万1000円です。ところが、[地震保険あり]にすると10万8000円と、10倍に跳ね上がります。10倍というのは極端なケースですが、他の保険会社でも、[地震保険あり]と[地震保険なし]の間には、それなりに大きな額の差が生じています。
実は、地震保険の保険料はどの保険会社でも同じです。見積もりの表で[地震保険あり]の保険料から[地震保険なし]の保険料を引き算すると、[戸建て]で9万6000円か9万7000円、[マンション]で4万8000円か4万9000円と、3社ともおよそ同額になっています。なぜなら、地震保険は、国が政策的に設けた保険制度で、加入条件が同じならどの保険会社でも同じ保険料になるように決まっているからです。
地震保険の保険料は、建物の所在地、構造、免震・耐震性能などによって異なります。また、地震保険料は税控除の対象です(火災保険料は税控除の対象ではありません)。確定申告や年末調整のときに、その年に支払った地震保険料を、所得税は5万円、住民税は2万5000円を上限に控除できます。
【監修者:ファイナンシャルプランナー/経済ジャーナリスト 酒井富士子】
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サンプル数
9,016人
この火災保険ランキングは、
オリコンの以下の調査に基づいています。
※オリコン顧客満足度ランキングは、データクリーニング(回収したデータから不正回答や異常値を排除)
および調査対象者条件から外れた回答を除外した上で作成しています。
※「総合ランキング」、「評価項目別」、部門の「業態別」においては有効回答者数が規定人数を満たした企業のみランクイン対象となります。その他の部門においては有効回答者数が規定人数の半数以上の企業がランクイン対象となります。
※総合得点が60.0点以上で、他人に薦めたくないと回答した人の割合が基準値以下の企業がランクイン対象となります。
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・総合満足度
・評価項目(小項目)
・利用した感想(良かった点・悪かった点)
・他者推奨意向
・他者推奨意向理由
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サンプル数
41人
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オリコンの以下の調査に基づいています。