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Azure Blob Storage は、Microsoft のクラウド用オブジェクト ストレージ ソリューションです。 Blob Storage は、テキスト データやバイナリ データなどの大量の非構造化データを格納するために最適化されています。 非構造化データとは、特定のデータ モデルや定義に従っていないデータであり、テキスト データやバイナリ データなどがあります。
Blob Storage は、次の目的で設計されています。
ユーザーまたはクライアント アプリケーションは、世界のどこからでも、HTTP/HTTPS 経由で Blob Storage 内のオブジェクトにアクセスできます。Azure Storage REST API、Azure PowerShell、Azure CLI、または Azure Storage クライアント ライブラリを使用して、Blob Storage 内のオブジェクトにアクセスできます。 各種言語に対応したクライアント ライブラリが用意されています。その例を次に示します。
また、クライアントは、SSH ファイル転送プロトコル (SFTP) を使用して Blob Storage に安全に接続し、ネットワーク ファイル システム (NFS) 3.0 プロトコルを使用して Blob Storage コンテナーをマウントすることもできます。
Blob Storage では、Microsoft のクラウド向けのエンタープライズ ビッグ データ分析ソリューションである Azure Data Lake Storage Gen2 がサポートされています。 Azure Data Lake Storage Gen2 では、階層型のファイル システムに加え、Blob Storage の利点が提供されます。その例を次に示します。
Data Lake Storage Gen2 について詳しくは、「Azure Data Lake Storage Gen2 の概要」をご覧ください。
Blob Storage には、3 種類のリソースがあります。
次の図に、これらのリソースの関係を示します。
ストレージ アカウントは、データ用の一意の名前空間を Azure 内に用意します。 Azure Storage 内に格納されるすべてのオブジェクトには、一意のアカウント名を含むアドレスが割り当てられます。 アカウント名と Blob Storage エンドポイントの組み合わせによって、ストレージ アカウント内のオブジェクト用のベース アドレスが形成されます。
たとえば、ストレージ アカウントの名前がmystorageaccount の場合、Blob Storage の既定のエンドポイントは次のようになります。
http://mystorageaccount.blob.core.windows.net
次の表では、Blob Storage でサポートされているさまざまな種類のストレージアカウントについて説明します。
ストレージ アカウントの種類 | パフォーマンス レベル | 使用 |
---|---|---|
汎用 v2 | Standard | BLOB、ファイル共有、キュー、テーブル用の Standard タイプのストレージ アカウント。 Blob Storage または他のAzure Storage サービスの1つを使用するほとんどのシナリオで推奨されます。 |
ブロック BLOB | Premium | ブロック BLOB と追加 BLOB 用の Premium タイプのストレージ アカウント。 トランザクション レートが高く、比較的小さなオブジェクトが使用されるシナリオ、またはストレージ待ち時間が一貫して短いことが要求されるシナリオに推奨されます。Premium ブロック BLOB アカウントのワークロードの詳細については、こちらをご覧ください... |
ページ BLOB | Premium | ページ BLOB に特化した Premium Storage アカウントの種類。Premium ページ BLOB アカウントのワークロードの詳細については、こちらをご覧ください... |
ストレージ アカウントの詳細については、「Azure ストレージ アカウントの概要」を参照してください。 レガシストレージアカウントの種類の詳細については、「レガシストレージアカウントの種類」を参照してください。
ストレージ アカウントの作成方法については、「ストレージ アカウントの作成」を参照してください。
ファイル システムのディレクトリと同じように、コンテナーを使用して BLOB のセットを整理できます。 ストレージ アカウントに含めることができるコンテナーの数には制限がなく、1 つのコンテナーに格納できる BLOB の数にも制限はありません。
コンテナー名は、コンテナーまたはその BLOB をアドレス指定するために使用される一意の URI (Uniform Resource Identifier) の一部になるため、有効な DNS 名である必要があります。 コンテナーに名前を付けるときは、次の規則に従います。
コンテナーの URI は次のようになります。
https://myaccount.blob.core.windows.net/mycontainer
コンテナーの詳細については、「Naming and Referencing Containers, Blobs, and Metadata」(コンテナー、BLOB、およびメタデータの名前付けと参照) を参照してください。
Azure Storage では、3 種類の BLOB がサポートされています。
異なる種類の BLOB の詳細については、「Understanding Block Blobs, Append Blobs, and Page Blobs」(ブロック BLOB、追加 BLOB、ページ BLOB について) をご覧ください。
BLOB の URI は次のようになります。
https://myaccount.blob.core.windows.net/mycontainer/myblob
または
https://myaccount.blob.core.windows.net/mycontainer/myvirtualdirectory/myblob
BLOB に名前を付けるときは、次の規則に従います。
/
など) の間の文字列です。 次のパス セグメントの制限は、BLOB 名に適用されます:Note
ドット (.)、スラッシュ (/)、またはこの 2 つの文字のシーケンスあるいは組み合わせで終わる BLOB 名は使用しないでください。 パス セグメントはドット (.) で終わる必要はありません。
BLOB 名前付けの詳細については、「コンテナー、BLOB、およびメタデータの名前付けと参照」を参照してください。
既存のデータを Blob Storage に移行するためのソリューションは多数存在します。
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