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自分のコアビジネスとブログとサイドプロジェクトの関係について、今朝読んだMediumの記事が非常にわかりやすく、頭の中が整理できたので、ちょっとシェアしてみたい。
Mediumの記事はこちら。英語OKなら、そちらを読んでいただく方が早い。
タイトルは「サイドプロジェクト・マーケティングが新しいキングである」というもので、「◯◯◯ is the King.」といえば、「コンテンツ is the King.」などという言葉がすぐに思い浮かぶ。
この記事では、コンテンツではなく、サイドプロジェクトこそがマーケティングの(売上をあげるための)もっとも効果的な方法であるということが書かれている。
例としていくつか挙げられているが、たとえば、Crewというデザイナー・プログラマーと発注主をマッチングするサービスを提供している会社は、いくつかのサイドプロジェクトをおこなっている。
その中でもっとも有名なのがUnsplashというフリーの写真素材提供サイトで、僕もたびたびお世話になっている。わずか3時間で作られたというこのサイドプレジェクトは、彼らのコアビジネスの顧客に、高品質の写真素材を無料で提供しているのだが、このサイトはとても人気となり、このサイトから多くの顧客がそのサイトに流入するようになっているという。
何かの製品をネットで販売しようとすれば、対象顧客が必要としている情報を無料で提供しよう。そうすれば、お客さは自社で買ってくれる可能性が高くなる、ということは、みんな知っているし、語り尽くされたことである。
そのために、情報提供のページを自社サイトに併設したり、ブログを書いたりすることが推奨される。
「サイドプロジェクト・マーケティング」というのは、その考え方を一歩進めて、「自社の顧客が必要とする情報なり利便性を、動的なWebをつくって提供しよう」ということかと思う。
ブログの場合はずっと自分で書き続けなければならないが、そのサイトそのものが参加者にとって魅力的であり、利用者が自発的に参加してくれるようなサイトであれば、やがて、そのサイトは大きく成長して、その利用者から自社の顧客になってくれる人が出てくる。
なるほど、と思った。僕の中では、コアビジネスとサイドプロジェクトとブログの関係が綺麗に整理された。
元記事のなかで、たくさんの成功例が挙げられているので、興味をもたれたら、ぜひ読んでみられるとよいと思う。
うん、そうだ、僕も、ICHIROYA Labをつくろう!
「30日以内に1000ユニークユーザーの獲得が必要だ」というような利己的な目標の代わりに、「1000人の人のためになるにはどうしたらよいだろうか?私たちのコアビジネスに関係したことで、なにを無償提供することができるだろうか」と考えるべきだ。
Instead of setting a selfish goal like, “We need 1000 unique visitors in 30 days,” we should ask ourselves, “How can we help 1000 people? What can we give away that is related to our core business?”
photo by Curious Bino
id:yumejitsugen1京大卒の古着屋★ハフィントン・ポスト転載いただいていましたが、現在はブログはほとんど休止中。会社の告知や週一回短編小説を公開中★コメントは読ませていただきますが返信はしておりません。ご連絡は info@ichiroya.com まで

僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語 (自分のビジネスを始めたい人に贈る二〇のエピソード)
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