セントラル(中環)駅から地上(香港で一番モダンな場所？)に出て、カミさんがぼつりと一言｢要するにパチンコ屋というかラブホというか、そういう世界よね」ん～、言い得て妙なのである。確かにその世界だ。大きいか小さいかの違いはあるけどね。


旺角辺り。これが想像の香港でしょう。とにかく人人…色彩、音…あらゆるものがヤカマシイ。歌舞伎町や渋谷の妙にフラットな明るさ(節電以降はそうでもなくなったが)と違って陰影がはっきりしているだけに余計にそれが際立つのかな。


九龍公園の辺りから香港島を望む。が、なにせ天気がイマイチで霞んでいる。しかし、この高層ビル群も、かつてのような感興はない。それはビクトリアピークからの夜景も同じ。でもね、なんだかとても馴染みよさそうな街だ、ぼくにとっての香港は。