1ヶ月くらい前、「バグをドラゴンと呼んだらどうなるか」というTweetを見ました。
確かに、バグをドラゴンと読んだ場合「Sクラスのドラゴンが出ました!」「Aクラスのドラゴンを相手にしてる最中だってのに!」って会話になるし、ドラゴンは結局人の手で生み出されたものってところが中二ファンタジーっぽくて良い
— 尾野(しっぽ) (@tail_y)March 18, 2015これは天才的発想だなと思って職場で雑談で話してみたところ、同僚のスペイン人エンジニアにバカウケしまして、それからちょいちょいバグのことをドラゴンと呼ぶようになりました。せっかくなので、どんな雰囲気になるのかまとめてみようと思います。
先に言っておくと、自分ともう1人スペイン人エンジニアが時々チャット上で使っているだけで、正直そんなに流行ってないです。
バグ修正ってマイナスをゼロにするだけで何も産まないので、そもそもそんなに楽しくないです。(知見を得ることにはなるかもしれませんが)
ですが、「バグを修正する」の代わりに「ドラゴンを狩りに行ってくる」って言うと、なんだかよくわからないですがテンションが上がります。

とりあえずなんかすごくかっこいいです。
例えばこれ。これはたしかリリース前の最後のバグ潰しで結構余裕もない時だったんですが、全然そんな感じがしません。

こちら⇩はバグ修正するの忘れてて、「今回のリリースに入れるかどうしようか」みたいな話になった時のやりとりです。

「やっぱり入れた方がいいからこれから狩りに行こうと思うぜ」
こんな頼もしい台詞聞いたことないです。
そんなところ工夫するんじゃなくて、そもそもバグ出さないようにしろよというのは正論すぎてぐうの音も出ないです。すみません。。。頑張ります。
けどバグってある程度は出てしまうのは仕方ない部分もあって、それをどういう心持ちで片付けるのかも結構重要なんじゃないかなと思ったり。どうせやるならなるべく楽しみながらやりたいと思うんですよね。
ドラゴンと呼んだところで本質的には何も変わらないんですけど、気分は結構変わります。

このテンションがずっと続くかというと正直よくわかりませんが、億劫な仕事をちょっと楽しくする工夫としては十分かなという印象です。
何が良いって、個人の気持ちの持ちようだけじゃなくて、チーム全体の空気もよくなる気がするんですよね。ポジティブな気持ちが伝播するというか。大変な時でもお互いに変なテンションでエナジャイズされます。
端から見てると意味不明かと思いますが、これは内輪ネタの盛り上がりみたいなもので、ちょっと試してみると面白いかもしれません。
現場からは以上です。
この雰囲気、なんとなく気になるなぁ、興味あるなぁと思ったらお気軽にオフィスに遊びに来てみてください。最近引っ越したばかりなので綺麗です。
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