Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


こまりち。医師・研究者による乳幼児教育とその周辺

1歳4ヶ月の息子と母と父の三人家族。30代医師・脳科学研究者が独自の視点から、子育て・乳幼児教育に大切なことを紹介しています。

この広告は、90日以上更新していないブログに表示しています。

最終更新日

きらきらおほしさまに我が子も釘付け!あかちゃんごきげん! よーい、どん!!ぐるぐるーぐるぐるー!

新井洋行さんの絵本の紹介です!

「きらきら」新井洋行くもん出版 概要

著者の新井 洋行(あらいひろゆき)さんは、日本の絵本作家、玩具作家、デザイナーです。東京造形大学非常勤講師も兼任されているようです。

個展とかも開かれているみたいなので、ぜひ、Xもフォローをお勧めします

新刊『チョコちゃん』の見本を頂きました♪チョコレートのお菓子を作って行く絵本です♡僕はチョコレートが好物で、コーヒーを飲みながらチョコレートをかじるのが至福の一時です。チョコちゃんは可愛いお話が書けたと思いますので是非読んでくださいm(_ _)mpic.twitter.com/0O1O2oW7Vn

— 新井洋行 (@araihiroyuki)January 30, 2025
 

きらきらは、大きさは16x16で20ページの絵本です。
あつい台紙でできているので、0歳の赤ちゃんにも安心です。
背景黒にコントラストの映える白。赤ちゃんのすきな金色の星と動線でできています
リズム感も非常によく、読んでいても楽しい絵本です!

「きらきら」と視覚の発達について

中央大学の赤ちゃんラボ、山口真美先生の研究により、生後7~8ヶ月の赤ちゃんは光沢感のあるキラキラした金色を好むことがわかったのことですね。

 
山口真美先生の業績はこちら。

赤ちゃんが金色を好むという文献は、探しきれませんでしたが(全ての文献を見ていないので見逃しだと思います。文献がわかる方教えてくださると幸いです)
赤ちゃんの視覚認知の発達について研究をされています。

この論文が面白かったので、簡単に紹介します。
https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rspb.2023.2134

視覚システムは生後6ヶ月前後に劇的に変化するそうです
この時期は、前向きおよびフィードバックループを含む高次視覚処理は未熟( 解剖学的および行動学的な研究より)
乳児の死後脳を解剖した古典的な研究では、一次視覚野と二次視覚野内の接続は生後4ヶ月までに確立されますが、フィードバックおよび長距離の水平接続はこの時期には完全には発達していません。
そのため、生後半年以内の乳児(フィードバック機構が発達していない)は、錯覚を起こすことなく見たままの情報を知覚しているのでは?ということになります。

これはつまり、生後半年以内の乳児は、提示された刺激を正しく知覚していると示唆される

大人では、視覚的錯覚を感じる。
二種類の視覚情報が誤って統合され、その結果、物理的に提示された刺激とは異なる認識が生じるというものです。
この機能が、生後7-8ヶ月から生まれてくるということですね。

だから、金色の輝きをそのまま赤ちゃんは受け取るから、楽しいって解釈でいいんですかね?

我が子の意見

さて、「きらきら」について我が子の意見を聞きたいです
我が子はこの本が大好きです。1歳3か月ごろからずっとはまっています。
多い時は20くらい繰り返し、飽きもせず読みます
本当に大好きなんでしょう。
きら(星)のことも完全に呼べるようになりました。

「きらきら」大好きです!もう全部覚えています。
よーい、どん!で立ち上がるのが楽しいです。 ぐるぐるーぐるぐるーもできるようになって、よくぐるぐる回ります

確かに赤ちゃんはきらきらに釘付けになります
7-8ヶ月以降の赤ちゃんには絶対おすすめの一冊です!
絵本がより好きになる一冊間違いなしです!

きらきら (あかちゃんごきげん)

さいごに

本日もお読みくださり、誠にありがとうございました。
よかったら、「きらきら」、ご購入して読んでみてください!
新井さんの本はどれも面白いので、他の本も読んでみてください!

よかったら、ポチッとしていってください。励みになります!

人気記事
検索
応援をお願いします!

引用をストックしました

引用するにはまずログインしてください

引用をストックできませんでした。再度お試しください

限定公開記事のため引用できません。

読者です読者をやめる読者になる読者になる

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp