Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


kmuto’s blog

はてな社でMackerel CREをやっています。料理と旅行といろんなIT技術

DRE(Documentation Reliability Engineer)

ITエンジニアリングに対する理解が深く、開発チームと(embededレベルで)密接に連携しながら、ユーザーに伝わるヘルプドキュメント・マニュアルを機能リリースと同期して出していく職種ってどうだろう、と妄想していた。

<妄想>

プロダクトをよく理解していて開発チームにガッツリ入り、プランニング時点でドキュメント準備にかかる。デイリー報告やチーム議論に加わり、開発チームの言葉・デザイナーの言葉を咀嚼しながら、プロダクトユーザーへの伝わりやすさを常に考えてドキュメントを組み立てる。スプリントレビュー時点でドキュメントの作業を完成させ、機能リリースと同時にドキュメントも公開される。ドキュメントができていなければ、オーナーと協議して機能リリースを遅らせることもある。

ライティングや文章構成、ユーザーにとってのわかりやすさについて知見があり、ドキュメント関連に専念し、ユーザー視点での機能のわかりやすさや体験、インパクトについて開発チームにフィードバックできる。効果測定はKPI上必要だと思うので業務範疇に入るが、基本的にはインサイドな業務。

</妄想>

大会社だと専門会社に下請け(フィードバックはない)、中小企業だと兼務というか片手間(やれたらやる)になりがちなところだと推測しているが、ドキュメントをユーザーとの玄関口と捉えて、重要で同期性が要されるものに格上げしてもいいのではないか。

「生成AIで調べればいいじゃん」といっても、その学習データはオンラインドキュメントに基づいたものであるはずで、古かったり間違ったりする回答でプロダクトの評価をおかしな方向に毀損してしまうよりは、正確なドキュメントに準拠して回答してくれてほしいだろう。

embedded SREっぽくembedded DRE(Documentation Reliability Engineer)という言葉が浮かびはしたが、「ドキュメントの信頼性、可用性とは?」というツッコミが入りそうである。DXE(Documentation Experience Engineer)とか。

「エンジニアなの?」という異論は大いにありそうだけど、ライターやエディターよりはエンジニアの一翼であってほしいんだよなぁ。

検索

引用をストックしました

引用するにはまずログインしてください

引用をストックできませんでした。再度お試しください

限定公開記事のため引用できません。

読者です読者をやめる読者になる読者になる

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp