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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音楽や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

一銭洋食じゅん @岐阜県岐阜市 (※移転)

柳ヶ瀬商店街のアーケード下、小柳町にある「一銭洋食・じゅん」へ。この日は他で呑んだ帰り道。少しだけお腹が空いたので寄ってみた。”一銭洋食”とはお好み焼きの元祖とも言われている薄焼きのこと(※諸説あります)。自分の幼い頃の記憶では、地元の持ち帰りのお好み焼が薄焼きで半分折りのものだった(いわゆる一銭洋食と酷似)。ただしうちの家系は半分大阪なので、自宅でのお好み焼といえば混ぜ焼きタイプ。なので古くからの東海地方のお好み焼の系譜(←誰か調べてくれていないかな)とは外れているはず。県外を含む他の地域のお好み焼事情はよく知らないので、どうしてこのタイプのお好み焼が東海地方の古い店に残っているのか知らないが、すぐ近くの70年近い歴史のある「八千代」も薄焼き半分折りタイプだった。(←思い違い。あちらは三つ折り)

店先が少々雑多な感じの店内へ。中はカウンター席が5つほどあるだけ。場所が場所だけにスナックなどへの出前が多いようだ(実際に主人は出前に出ていた)。お母さんに「ウス焼」〔ママ〕をお願いする。といっても「ウス焼」以外は「ミックス焼」のみ。酒も書いてないのでビールがあるかどうかも分からない(多分あるだろうが)。

鉄板でお母さんの調理が始まる。(すでに酔っているので)詳しい調理法は覚えていないが、ヘラでギュッギュッと押して、上からパンッ、パンッと叩くのが印象的。出前から帰って来た主人もパンッ、パンッ、パンッ!(笑)。見るからに硬めに焼き上げた皮にコーミのこいくちソースを薄く塗ってヘラで半分に折り、またソースを塗る。そして4つ程にカットされた「ウス焼」が完成。平皿にのって渡された。綺麗な焼きめのついた「ウス焼」は特徴的な硬めの皮がいい感じ。濃い口ソースとはいえウスターソースなので味もあっさりめ。刻みネギと紅生姜が入っていてねぎ焼きのような軽い食感と味で、旨い。やっぱりビールを訊いてみるべきだったか(←多分もう入らない)。次は「ミックス焼」で。(勘定は¥500)

※令和2年6月、岐阜市福光に移転されました

移転後の記事はこちら

 

一銭洋食 じゅん

岐阜県岐阜市柳町4

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 柳ヶ瀬商店街 やながせ じゅん 一銭洋食 いっせんようしょく おこのみやき お好み焼き 薄焼き うすやき 出前 テイクアウト )

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