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紙屋研究所

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語」というサブタイトルの通りで、性暴力のすさまじい実態が告発されている。書名は「この世界で私のような体験をする女性は、私が最後であってほしい」という意味である。著者は昨年ノーベル平和賞を受賞した。 TH…

はてなブックマーク - ナディア・ムラド『THE LAST GIRL』

前にも書いたかもしれないが、まもなく傘寿を迎える父の生い立ちの聞き取りをしている。これが滅法面白い。 あまりにたくさんのエピソードがあってどれも興味深い話ばかりなのだ。 戦後の食糧事情から、自分がどのように農家をやめ商人になっていったかとい…

はてなブックマーク - ちばてつや『ひねもすのたり日記』

昨年ぼくは「ご飯論法」の命名者の一人として流行語大賞をいただいた。「朝ごはんを食べましたか?」という問いに、米飯は食べていないがパンは食べたという事実を隠して「ご飯は食べておりません」と答弁する……このタイプのごまかしを安倍政権がやっている…

はてなブックマーク - 上西充子『呪いの言葉の解きかた』

必死に出世街道を走っていたサラリーマンであると同時に、不登校になりかけた高校生の娘をもつシングルファーザーでもある主人公・市川晃介が、喫茶店でバイトをしていた娘の友達・如月古都と知り合い、二人きりのカラオケで抱きしめられたり、職場放棄して…

はてなブックマーク - 萩原あさ美『娘の友達』1巻

あいちトリエンナーレで「表現の不自由展、その後」の展示が中止になった事件について、いろいろ対立や分断もあるようなので、整理するために、いまぼくが理解している範囲で以下書いてみる。 構図1:脅迫者―作家 この事件のもとになっている構造は、図1で…

はてなブックマーク - あいちトリエンナーレの話はどこが問題なのか

大木毅『独ソ戦』には独ソ開戦時のスターリンの様子については何も書かれていない。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com 独ソ開戦時に“スターリンが意気消沈していた”説について、不破哲三は『スターリン秘史』で批判をしようと企てていた。 スターリン秘史?巨悪…

はてなブックマーク - スターリンは意気消沈していたのか問題
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紙屋高雪の著作
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