できないことにも挑戦してみる

ミシンを再開するにあたり、作ったものをネットショップで販売することにした。販売という目標を設定すれば、自然とミシンに触れる頻度が増え、技術も少しずつ向上するだろうと思ったからだ。 最初に出品する商品として、あずま袋を作ることにした。しかし、…

安心して失敗できる時代に

失敗してもいい。 そう思えるようになったのは、SNSを通して自分よりもできる人や賢そうな人の情報が簡単に目に入ったり、AIのように正確に素早く物事をこなす存在がすぐそばにある世の中になったからだ。完璧さは他者に任せ、自分はただ手を動かし、体験す…

初心者の視点を思い出す

久しぶりにミシンを始めた。 最初は初心者でも作れそうなものがいいと思い、あずま袋を作ってみることにした。あずま袋とは、江戸時代に生まれた簡易な布袋で、風呂敷や手ぬぐいを二か所直線縫いするだけでできる。今でいうエコバッグのようなものだ。 作り…

正解を探さずに、言葉を書き残す

言葉を書き残すのが怖かった。 理由は、言葉を書き残したら、その言葉に縛られると思っていたからだ。書いた言葉が、自分の考えや行動を決めてしまう。そこから逸れてしまえば、書いた言葉は嘘になる。だから私は、言葉に合わせて考えなければ、行動しなけれ…