一迅社、スクウェア・エニックス、集英社の漫画作品が対象です。この記事では各社のオススメ作品をご紹介。購入の参考にどうぞ!
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目次
未幡『私の百合はお仕事です!』
「尊い!」と叫びたくなるキャラ同士の関係性に悶えます。心に闇を抱えるキャラも多く、一筋縄ではいかない恋模様も。それもまた良い。
ねことうふ『お兄ちゃんはおしまい!』
異性への性転換を題材にしたTS漫画ということで人を選ぶかもしれませんが、ヘタレな主人公が周囲のおもちゃにされるコメディチックな展開は、ドタバタの日常系漫画の系譜に当てはまります。キャラクターの絵が気に入ったら買いです。
日向夏/ねこクラゲ/七緒一綺/しのとうこ『薬屋のひとりごと』
中世の宮中で働く元薬師の下女・猫猫(マオマオ)が見識の深さゆえに後宮の重鎮たちに重宝されるうちに、権力者たちの策謀に巻き込まれていく物語です。
しだいに後宮の重要人物になっていく猫猫ですが、本人は出世意欲は欠片もなく、まさに飄々とした猫のよう。花街出身で恋愛に対する幻想がなく、肝が座っており、薬と毒に目がない彼女のキャラクターが本作最大の魅力です。
椿いづみ『月刊少女野崎くん』
現在15巻まで刊行されており、この間ずっと安定して面白いのはさすが。増えていく登場人物も皆もれなく良いキャラクターをしています。ちなみにラブ2割、コメディ8割ほどの塩梅。たま〜にラブが炸裂するので昇天する。
谷川ニコ『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』
笑えるけれどいたたまれなすぎて、特に序盤は読んでいて辛くなります。マジで。これが真のぼっち。そんな孤高の主人公がぼっちをキメている序盤を経て、中盤からは交友関係も広がり、ちょっと泣けてきます。卒業式とか泣きそうだな。
栗井茶『メメメメメメメメメメンヘラぁ…』
メンヘラちゃんの突飛な行動・言動に振り回されるオタクくんに段々と耐性がついて強くなっていくところが最高におかしいです。ツッコミのキレもどんどん上がっていく。負けるな、オタクくん。
阿賀沢紅茶『氷の城壁 単行本版』
メインキャラクターは別種の悩みを抱える男女の高校生4人。個々の懊悩が4人の関係に混線を生んでおり、それを丁寧に紐解いていく物語。作者・阿賀沢紅茶さんによるポップな青春漫画『正反対な君と僕』とはまた別の傑作です。
中村力斗/野澤ゆき子『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』
そして高校入学後、空前絶後のモテ期に突入した主人公が、運命の人をみんな幸せにするべく粉骨砕身。果たして100人のハーレムが実現するのか? 完結まで見届けたい。
眉月じゅん『九龍ジェネリックロマンス』
甘いだけじゃない恋愛模様と、その合間にふいに差し込まれるミステリアスな要素が調和しています。とにかくネタバレなしで1巻まで読んでほしいところ。あの結末にビビッときたら全巻カートにぶち込みましょう。
住吉九『ハイパーインフレーション』
奴隷狩りに遭い姉を連れ去られた主人公が、雁札を生み出す力に目覚める展開がユニーク。それだけに終わらず、雁札を利用したい商人と悪用を防ぎたい体制側、複数の勢力が入り乱れる情報戦が熱い。6巻で物語を畳み切った作者に拍手。
岩代俊明『PSYREN―サイレン―』
主人公の少年が失踪した少女を追って、謎の世界に放り込まれる怒涛の1話ですぐにのめり込める本作。1巻のラスト、7話の衝撃は今も鮮明に覚えています。序盤から完成度が高く、完結から十数年経った今も色褪せない名作です。

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執筆
ライター/編集者。1993年生まれ、福岡県出身。大学卒業後、フリーランスのライターとして活動開始。並行して私立大学の広報担当としてPR業務に従事。その後、サッカー専門誌の編集者として、小学生年代のチームからプロチームまで幅広く取材。現在はKAI-YOU、KAI-YOU Premium、NEUT Magazine、SHUKYU Magazineなど、Web・紙と媒体を問わず様々なメディアで取材・執筆・編集を担当している。
愛機はiPhone SE(第1世代)。年に数百冊の漫画を読む。ポップな漫画を追い求めて、今日も寝落ちするまでページを捲っている。