日本人メンバーの卒業をポジティブに乗り越え、初となる日本での主催ライブを開催。さらに8月6日には、世界最大のアイドルの祭典「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」(TIF2022)に、海外のアイドルとしては快挙となる2度目の出場を果たしました。
今回は「TIF2022」出演を直前に控えたメンバー ──Fanny(ファンニー)さん、Misaka(ミサカ)さん、Ice(アイス)さん、Music(ミュージック)さん、Matilda(マーティルダー)さん、Mihoさん──にインタビューを実施。
3年ぶり2度目の来日に興奮した様子の中で、日本の印象や大舞台への意気込み、さらにはその際にある夢・目標を聞きました。
目次
新体制となった南国タイ発アイドル・Siam☆Dream
以前にも日本人を親族に持つアイドルはいましたが、出身もアイドルの経験も文化も日本にルーツを持つアイドルと、現地タイ人混合でのグループが結成されることは珍しいものでした。
現地ポップカルチャー界隈では、アイドルだけではなく、ヲタ芸やミックスなど日本のアイドルファンの応援法も受け入れられていたこともあり、タイと日本のハイブリッドアイドル・Siam☆Dreamは瞬く間にその名を知られることとなりました。

日タイ融合グループ「Siam☆Dream」インタビュー アイドル文化の違いとは?
日本から遠く離れた南の国タイでは、今空前のアイドルブームとなっています。
王室が絶対的存在である現地で、王女がAKB48の『恋するフォーチュンクッキー』を踊るほどの社会現象となったことは、日本でも報じられました。
BNK48ブームをはじまりとした日本式アイドルブームはさらなる盛り上がりを見せ、タイ北部の…

日タイ融合アイドル「Siam☆Dream」インタビュー 面食らった生活の違い
日本とタイの懸け橋になりたい、そう願ってきた少女たちがついに”日本の舞台に立つ”という夢を叶えました。
アイドルの登竜門ともいえる池袋サンシャインシティの噴水広場にて、3月に日本初ライブを行った「Siam☆Dream」(サイアム☆ドリーム、通称サイドリ)。
Siam☆Dreamは2018年に4人組でデビューし、…
2020年に4期メンバーとしてMusicさん、Misakaさん、Mihoさんの3人が加わり、6人の新体制となり日本へと帰ってきました。
進化していくSiam☆Dreamのアイドル像
デビュー時は可愛くて明るくポップな日本のアイドル風のいわゆるKawaiiテイストな衣装や楽曲が多かったSiam☆Dream。当時は日本人とタイ人の混合ユニットでしたが、現在は全員タイ人メンバーで構成され、楽曲や衣装のテイストもデビュー時と比べ変化しています。
Fanny ダンスは力強くかっこよく、楽曲はタイ人にうけるロックなスタイルに変わりましたね。でもSiam☆Dreamの根本は変わらないです。
日本の邦ロックがジャンルとして流行を問わず人気であるのと同様に、タイでも国産のロックミュージックが、世代を問わず一般的なポップミュージックとして広く人気を博しています。
私が3期生として加入した時は、まだ日本人メンバーも在籍していたので、いなくなってしまった時は不安でしたね。Siam☆Dreamは日本人とタイ人メンバーがいるアイドルグループというのが大きな特徴だったし、入ったばかりだったのにいろいろ変わっていくし……。
でも「タイと日本の架け橋になる」という、両国を盛り上げていこう!っていうコンセプトは残っていますし、日本アイドル式のライブの盛り上がり方も受け継がれています。

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カレー当番
アジアと日本をつなぐポップカルチャーが大好きです。
タイの女子アイドルが好きすぎて金なしコネなし学なしでバンコク移住し全国紙に単独インタビューが掲載されてしまったり、韓国の女子アイドルが好きすぎて現地バラエティ番組のスタジオに呼ばれたりと、かわいい女の子を見つめ続けています。
タイランドスペシャリスト検定合格。
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