POPなポイントを3行で
- Kizuna AIがMoe ShopとコラボEPを発表
- 表題曲は爽やかなダンスチューン
- MVは花王「ピュオーラ」とのタイアップ
表題曲「RADIO LOVE HIGHWAY」は、ダンサブルでポップなハウスミュージックのトラックに、Kizuna AIさんの軽快な歌声が重なり、爽やかなダンスチューンに仕上がっている。
同日公開されるMVは、花王のオーラルブランド「ピュオーラ」とのタイアップであり、ジャケットも担当したイラストレーター・Kaminさんの描く未来都市が舞台となっている。
Kizuna AIさんの配信DJ番組「Contact You」にて同楽曲の初プレイも予定されている。日本時間5月16日(日)10時よりYouTube、Twitch、TikTok LIVE、bilibiliにて視聴可能だ。
世界に挑戦するVTuber・Kizuna AI
Kizuna AIさん
音楽活動は2018年からスタート。これまでにオランダの著名なDJユニット・W&Wや中田ヤスタカさん、花譜さんらとのコラボ楽曲をリリースしたほか、国内外の音楽フェスへ出演している。
現在、海外のファンに向けて実施するオンラインライブ「Kizuna AI バーチャルUSツアー2021」を3月から5月にかけて開催している。
オタクカルチャーとクラブサウンドを融合するMoe Shop
Moe Shopさん
年間のYouTube再生数は2600万回、Spotifyでも3100万回を超えており、2018年には「Anime Expo」などの世界的な大型イベントにも出演。
ファッションモデル/YouTuberのねおさんのプロデュースやchelmico、アニメ『ルパン三世』のオフィシャルRemixをはじめ、活躍の幅を広げている。
VTuberシーンの深淵を覗く

VTuberインタビューまとめ にじさんじや四天王、個人勢、運営者たちの戦略と想い
2016年、Kizuna AIさんが活動を開始して以来、わずか5年で新たな文化圏をつくり出してきたVTuber。
2020年には、ホロライブ所属の桐生ココさんが世界のスーパーチャット(YouTubeの投げ銭機能)のランキングで世界1位に輝き、同じくホロライブ所属の兎田ぺこらさんが2020年に最も視聴された女性ストリーマーランキング…

2020年激動のVTuberシーンを総括 今のVTuberを語ることはなぜ難しいのか?
2018年初頭から続くバーチャルYouTuber(VTuber)ブームだが、2020年は特に激動の一年だったと言えるかもしれない。
世界的に大きな打撃を与えている新型コロナウイルス感染症による影響は言うまでもないが、大手音楽レーベルからのメジャーデビューや英語圏、アジア圏への海外進出などVTuberたちの躍進が目を引いた。
…

VTuberグループ・ホロスターズ2期生インタビュー「売れたとは言えない」3人が見据える今後
カバーが展開する「ホロライブプロダクション」傘下の男性バーチャルYouTuber(VTuber)グループ・ホロスターズ。2019年に始動後、現在9名のVTuberが所属し、ゲーム実況や歌ってみたなどの配信活動を行っている。
男性VTuberということで女性ファンが多い……かと思いきや、所属メンバーの個性の豊かさから…

花譜プロデューサー「PIEDPIPER」インタビュー バーチャルに託す音楽産業への愛憎
VTuberという領域において、そのタレントやアーティストをプロデュース/サポートする運営の存在は後景へと追いやられる。
フィクションの一形態でもある「バーチャル」を標榜するプロジェクトにあたって、「運営」という極めてリアルな──お金や数字、大人の存在を想起させてしまう組織や個人の存在は、虚構を信じよう…

この記事どう思う?

関連リンク
関連キーフレーズ
0件のコメント
執筆
編集者・ライター・ラッパー。1996年、東京都生まれ。筑波大学情報メディア創成学類卒。"HipなPop"をコンセプトに掲げる。
2021年よりKAI-YOUに参加。クリエイティブや批評的な視点に立ち、音楽・アイドルカルチャーからVTuber/YouTuber、AI含むITテクノロジーまで、ジャンルレスに取材・執筆・編集を行う。
【主な実績】連載「チャートハックと音楽」/ホロライブさくらみこインタビュー/櫻井翔のラップ解説コラム