幾原監督による1997年からTVアニメとして始まった『少女革命ウテナ』は、王子様になることを願う少女・ウテナが「薔薇の花嫁」をかけて戦う決闘ゲームに巻き込まれていくストーリー。非常に難解な展開を繰り広げる物語として知られ、今なお熱狂的なファンが存在する作品です。
『輪るピングドラム』は、『少女革命ウテナ』の劇場版以来、アニメ業界と一定の距離を置いていた幾原邦彦さんが12年ぶりに監督を務めたテレビアニメ。双子の兄弟の高倉冠葉と昌馬が、妹の陽毬を助けるためにピングドラムと呼ばれるモノを手に入れようと奮闘する物語です。こちらもウテナ同様、難解な演出で視聴者を惑わせました。どちらも独特な魅力を持ち味としている作品で、非常に人気の高いテレビアニメです。
その『少女革命ウテナ原画展』は、既に3月に東京、4月に福岡で開催され、どちらもファンが詰めかけ満員御礼となりました。そして、今回の大阪での開催が最後となるため、東京での開催を超える、大規模な展示となることが告知されています。
ファイナルにふさわしいイベントや、新グッズの販売も予定されているとのことです。
今回がファイナル、かつ大規模開催となる本原画展。東京・福岡で参加された方も、足を運ぶ価値はあるのではないでしょうか!

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執筆 / 編集者/ライター
KAI-YOU編集者。1991年大阪生まれ。 企画、編集、取材、文章を書いたり、時々ニコニコ生放送でゲーム実況主として配信を行い、現在では放送の度にたまに10,000来場者数を越えるなど、インターネット上に少なくない数のファンを持つ。KREVAの新譜「嘘と煩悩」が楽しみ。