★☆★☆ 投資セミナー開催!
ラジオNikkeiや日経新聞など各メディアでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!!
馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html
内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :3月29日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:5000円
事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。
詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/11068d3e48da8e4c3f787f7e3b9ca3ac/
当然私も参加します(^_^)/
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金曜の日経平均は大幅反落。前日のNYはカナダとメキシコへの関税の大部分が翌月まで延期となったものの3指数揃って下落。S&Pは昨年大統領選挙の日の安値を割り込む場面がありました。NASDAQは終値ベースで昨年最高値から10%超の下落に。売買高は活況。マグニフィセント7は総じて下落。ただ引け後に決算を発表したブロードコムが予想を上回る内容で時間外で急伸。
それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ドル円が147円台まで円高が進んだことで大型株中心に大きく売られました。長期金利も1.53%と09年以来の水準に。ただ日経平均は先週末や4日の安値水準に接近したところで下げ渋り。他のアジア株が落ち着いた推移となっていることが支援材料になりました。
後場はドル円がまた147円半ばまで円高進捗となったことで売りが優勢に。前場安値を割り込む場面がありました。その後はアメリカ雇用統計に向けた様子見姿勢が拡がり、4日の安値を割り込む場面も。結局前場安値水準辺りで引けました。売買代金は4.9兆円台で活況。REIT指数は反落で2月安値を割り込みました。
投資判断は「やや買い」。金曜のNYは雇用統計の結果が予想よりも悪く売られる流れになったものの、ロシアが条件付き停戦に合意の用意と伝わったことや、パウエル議長が「景気は良い状態にある」といった発言から安心感が拡がり、引けにかけて3指数揃って切り返して小反発。売買高は活況。それらを受けた日経平均先物は37260円となっています。
トランプ大統領はやはり関税政策は本音では極力使いたく無い(実経済のインパクトもありますが、交渉のための切り札をなるべく使いたく無い)という感じがします。就任から一ヶ月半の間ですら、アメリカの景気(特に消費者マインド)がトーンダウンしています。それは勿論景気の過熱を抑えるFRBの金利政策が一つ背景にありますし、またマスク氏による効率化省(DOGE)の人員整理も雇用に影響を与えるとみられています。
それにしても日本株の下げはまた他国に比べて大きくなっています。その理由の一つはやはり遂に38000円を割り込んで、下値の支持を失ったことが大きいのだろうと思います。それによって特にプットオプションの売り方が先物売りでヘッジしないといけなくなった点が大きく、それ故「過剰」感が出ていると思います。この38000円割れ水準は昨年来で見ても価格帯出来高が薄いゾーンなので、振れやすいです。
それが足元で信用界隈の取り組みの弱さ、すなわち買い残が4.7兆円に貯まっていたり、空売り比率がイマイチ高くなかったり、信用評価損率が低かったり、というところと相まって勢いを付けてきたのだろうと思います。本来はそれぞれそこまで極端な数字にはなっていないのですが、こういう地合になってくると売り材料に変わってしまいます。これはあまり関係無いかもしれませんか、いつの間にやら日経平均EPSも少し下がってもいました。
https://nikkei225jp.com/data/per.php
また売出株が増えてきている点は注意が必要です。元々期末にかけて持ち合い解消が出やすい時期ではありました。ただ今年は3月末を基準とする次のTOPIXふるい落としに向けて、流動株数を増やすための売出という目的もあります。単に自社株買いやTOB、増配や優待設定などがある一方で、裏面の方も出てきた感じ。個別ではこの需給要因も気になります。
REITは日本の長期金利上昇が逆風。最近は株の配当利回りで5%といったところも珍しくなくなってきましたし、割安な物件購入もし辛くなってPOでの成長も難しくなっています。あくまで「割安である」という部分しか買い材料が無いのも事実です。
新興市場も「やや買い」。金曜のグロース指数は反落。引けにかけて売られ安値引けとなりました。売買代金は1413億円とそこそこ。カバー(5253)が所属人気Vチューバー「紫咲シオン」の卒業が伝わり売られ、GNIG(2160)などもまた反落となり特にCore指数が10月以来の安値に。決算シーズン終了後の値崩れが凄いですね。
ただグロース市場の方はあまり売出が出ない(あまり株価が高くなかったり、そもそも金融機関や親会社などの資本関係がない)という部分は強みかもしれません。こちらももっと月末にかけて還元やTOBなんかの話が出てくれば面白いのですが。
【注目銘柄】
キオクシアHD(285A)は大幅高。SBIHD(8473)が「宮城県の半導体工場の建設計画をめぐり韓国のSKハイニックスなどと協業に向けた交渉」との報道を否定。それを受けてキオクシアも協業を検討しているのではないかとみた思惑買いが入ったということでした。昨年末の有料メルマガでも取り上げましたが、ここは海外同業と比べて圧倒的に割安なので、評価されてもむべなるかなという感じです。
任天堂(7974)は大幅安。朝方から大きく売られましたが、金曜はIP関連株、ゲーム株が一斉安。海外投資家による売りが指摘されました。となると、オイルマネーの投資家ということになるのかもしれませんが、真相はまだハッキリしませんね。いずれにせよドル建て資産の多い銘柄なので、足元の円高は逆風です。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
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