NTTドコモは、3月上旬を目処にニューヨーク証券取引所およびロンドン証券取引所に上場申請することを決定した。同社はその目的を「株式の流動性を高める」ことと「資金調達の選択肢を拡大すること」としており、上場により世界的な認知度を得ることを目指す。
以前よりドコモでは、第3世代携帯電話とiモードサービスで海外へ進出していく戦略を採っていた。中でもオランダでは、同社が出資するKPNモバイルが昨年12月から実証実験を開始。2002年4月にオランダ/ベルギーを中心とするエリアで本サービスが提供される。同社ではこのほか、米AT&T Wireless、英国ハチソン・ワンポアなどと提携し、海外進出への足がかりを築いてきた。一方で、同社が出資する台湾・KGテレコムは、3Gライセンスの取得が過当競争になると判断して断念したほか、韓国・SKテレコムとの資本提携が難航し、交渉が打ち切られるなど苦しい状況にも直面している。
なお、25日にドコモは株式分割についても発表。5月15日に1株を5株に分割する。これにより、発行済み株式総数は1003万6000株から5018万株へと増加する。ドコモでは、今回の分割による配当金への影響はないとしている。 ・ ニュースリリース(海外上場について) http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0125a.html ・ ニュースリリース(株式分割について) http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0125c.html
(伊藤 大地) 2002/01/25 16:58 |