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現役塾講師の教育さまざまブログ

現役塾講師が日々思っていることを様々綴ります。

文法 形容動詞と連体詞の見分け

いきなりですが問題です。

問. 次の文の──部分の品詞は何でしょう?

 ① 健康な生活習慣。
 ② 大きなのっぽの古時計。

 

答えは、形容動詞、②連体詞です。

どう見分けるのか。

 

どちらも「~」で終わっているのが見分けにくい原因を作っています。「~」に変えて読み替えてみましょう。

すると①の「健康な」は「健康」に読み替えられますが、②の「大きな」は「大き」とはなりません。

ここで、②の「大きな」は活用しない自立語であることがわかるわけです。活用しない自立語で体言を修飾する働きをもつ品詞はといえば、はい、せーの、連体詞!

 

あと「健康だ」が、ひょっとして「健康」と「」に分けられて名詞と助動詞なんじゃないの? と思う方もいるかもしれませんが残念、違います。

健康だ」の1語で状態・性質を表していますので、形容動詞です。

名詞と助動詞に分けられる場合はこういうときです。

(例)これは鉛筆だ

この場合は、鉛筆状態ってないわけです。形容動詞ではありません。形容動詞かを確かめるのはやはり状態・性質をその1語で表しているのか確かめると良いですね。

このときは、「鉛筆」が名詞、「だ」が断定の助動詞となります。

 

これ、中1だとそろそろ定期テストで出るんじゃないでしょうかね?

あともちろん、入試でもたまに選択問題として出るやつです。

判別の仕方を熟知しておきましょう。

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