いきなりですが問題です。
答えは、①が形容動詞、②が連体詞です。
どう見分けるのか。
どちらも「~な」で終わっているのが見分けにくい原因を作っています。「~だ」に変えて読み替えてみましょう。
すると①の「健康な」は「健康だ」に読み替えられますが、②の「大きな」は「大きだ」とはなりません。
ここで、②の「大きな」は活用しない自立語であることがわかるわけです。活用しない自立語で体言を修飾する働きをもつ品詞はといえば、はい、せーの、連体詞!
あと「健康だ」が、ひょっとして「健康」と「だ」に分けられて名詞と助動詞なんじゃないの? と思う方もいるかもしれませんが残念、違います。
「健康だ」の1語で状態・性質を表していますので、形容動詞です。
名詞と助動詞に分けられる場合はこういうときです。
この場合は、鉛筆状態ってないわけです。形容動詞ではありません。形容動詞かを確かめるのはやはり状態・性質をその1語で表しているのか確かめると良いですね。
このときは、「鉛筆」が名詞、「だ」が断定の助動詞となります。
これ、中1だとそろそろ定期テストで出るんじゃないでしょうかね?
あともちろん、入試でもたまに選択問題として出るやつです。
判別の仕方を熟知しておきましょう。
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