OpenSSL には、複数の脆弱性が存在します。
CVE-2021-3449
OpenSSL Project より、OpenSSL Security Advisory [25 March 2021] が公開されました。
OpenSSLには、次の脆弱性が存在します。
深刻度 - 高 (Severity: High)
signature_algorithms
拡張が含まれず、代わりにsignature_algorithms_cert
拡張が含まれるようなパケットが送信された場合、NULL ポインタ参照が発生する可能性があるX509_V_FLAG_X509_STRICT
フラグ設定時の CA 証明書検証不備 (CWE-295) - CVE-2021-3450X509_V_FLAG_X509_STRICT
フラグが設定され、さらにpurpose
に何も設定されていないか、TLS クライアントやサーバアプリケーションにおいてデフォルトのpurpose
が上書きされている場合、CA 証明書の検証処理が正しく行われない可能性がある想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性への対策版として次のバージョンをリリースしています。
ベンダ | リンク |
OpenSSL Project | OpenSSL Security Advisory [25 March 2021] |
Vulnerabilities |
JPCERT 緊急報告 | |
JPCERT REPORT | |
CERT Advisory | |
CPNI Advisory | |
TRnotes | |
CVE | CVE-2021-3449 |
CVE-2021-3450 | |
JVN iPedia |