福島瑞穂氏が国家功労勲章を受章[fr]
参議院議員で社会民主党党首の福島瑞穂氏が6月23日、フィリップ・セトン駐日フランス大使により、国家功労勲章シュヴァリエに叙されました。
福島氏は弁護士時代から従軍慰安婦問題に取り組み、問題の周知に貢献しました。1998年に参議院議員選挙で社民党から初当選し、2003年から2013年まで同党党首を務めました。2009年に社民党が連立政権に加わり、福島氏は内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全担当)として初入閣し、少子化対策や男女共同参画も担当しました。2020年に社民党党首に復帰し、現在に至ります。
福島氏は政治キャリアを人権擁護に捧げてきました。その代表的な取り組みの一つが、日本における死刑廃止に向けた闘いです。
福島氏はパリテやジェンダー平等の問題、死刑廃止、社会・家族政策について、フランスの事例を参考にしたり、これまで複数回訪問した経験があるフランスとの対話を重ねる中でヒントを見いだしたりしてきました。日本の市民社会を代表する多くの著名人の側に立った福島氏の積極的な取り組みは、日本とフランスの社会モデルの距離を縮めるとともに、両国を結ぶパートナーシップの基礎となる共通の価値観を強化することに寄与しています。
最終更新日 14/01/2022
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