Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


Continue to ZDNET Japan

「東京ミッドタウン八重洲」、NTT Comのスマートビル基盤を活用

NO BUDGET

2023-03-13 15:17

    • 印刷する
    • メールで送る
    • テキスト
    • HTML
    • 電子書籍
    • PDF
    • ダウンロード
    • テキスト
    • 電子書籍
    • PDF
    • クリップした記事をMyページから読むことができます
  • Here's my content

 3月に新規開業した「東京ミッドタウン八重洲」に、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)が提供するスマートビルディングプラットフォーム「Smart Data Platform for City」(SDPF for City)が導入され、運用が開始された。NTT Comが発表した。

 東京ミッドタウン八重洲は、三井不動産が東京都中央区の「八重洲二丁目北地区市街地再開発組合」の一員として事業を推進している大規模複合施設になる。NTT ComのSDPF for Cityは、ビル内を自律走行するロボットの制御や、顔認証データと連携したビル設備の制御といった機能を提供する。

 ロボットの制御では、計19台の清掃・運搬などの異なる役割を持った複数メーカー製のロボットを制御し、ロボットの稼働状況や位置情報を把握する。さらに、ビル設備と連動させることで、ロボット単独でのエレベーター乗降やセキュリティドアの通過など、人を介さないロボットの自律走行を実現する。また、非常時にはロボットが利用者の避難を妨げることのないよう、非常警報と連携することで動作を停止するほか、邪魔にならないスペースへ移動するなどの制御も行う。

 さらに東京ミッドタウン八重洲では、オフィスビルとしては初めて、オフィスワーカー向けに、ロボットによるデリバリーサービスが導入される。デリバリーロボットがロビーで配達員から商品を受け取り、自律的にセキュリティドアを通りエレベーターに乗ってオフィス内の注文者に直接配達する。この機能は、SDPF for Cityと複数のロボットを制御できるプラットフォーム「RoboticBase」の相互接続・連携により実現した。

 顔認証データとの連携では、セキュリティゲートやエレベーター設備、自動ドアが顔認証と連動することにより、入退館の完全なタッチレス化を実現する。オフィスワーカーが顔認証機能の搭載されたセキュリティゲートを通過すると、勤務フロア情報がエレベーター設備に連携され、オフィスワーカーはエレベーターのボタンに触れることなく勤務フロアに着床できる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

関連記事

特集

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

  2. セキュリティ

    「脱VPN」で実現するゼロトラストセキュリティ!VPNの課題を解消し、安全なリモートアクセスを確立

  3. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  4. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  5. セキュリティ

    ソフトバンクロボティクスが、グローバル規模で安全かつ効率的にiPhoneのBYODを実現できた理由

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

個人レベルで活用している
37%
一部のチームや部門で活用している
39.7%
部門を横断して活用している
9.6%
全社的に活用している
13.7%

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp