アマゾンジャパンは2月19日、Alexa搭載スマートスピーカー「Echo Dot ドラえもんエディション」を発売した。価格は1万1293円(税込)で、出荷は3月10日に開始する。通常のEcho Dot(7480円)より約3800円高い価格設定だ。発売記念イベントで製品の詳細を披露した。
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通り抜けフープ越しに音楽を奏でるドラえもんをあしらった特別仕様のEcho Dotで、藤子プロと小学館プロダクションの協力によるオリジナルデザインを採用した。スマートスピーカーの中にドラえもんが潜んでいるようなイメージにこだわり、インテリアに馴染むデザインに仕上げている。

2023年に発売したドラえもんスタンドは外付けのアクセサリーで存在感が大きかったが、今回はEcho Dot本体にデザインを直接プリントする方式を採用し、インテリアに溶け込みやすい仕上がりとなっている。Echo Dotとしての基本機能はそのままで、44mmスピーカーによるクリアなボーカルと鮮やかなサウンドを楽しめる。
Amazonは各国でオリジナルデザインのEcho Dotを展開しており、米国ではデザイナーのJoe Ando氏によるモデル、イタリアではローマのリミテッドエディションを販売している。

日本向けの第1弾としてドラえもんを選んだ理由について、アマゾンジャパン Amazonデバイス事業本部 Echo・スマートホーム事業部長の丸山舞氏は、2023年9月に発売したEcho専用ドラえもんスタンドの実績を挙げた。同製品はカスタマー評価4.2を獲得し、追加生産が必要になるほどの反響があったという。

丸山氏は「ドラえもんは子どもから大人まで愛されていて、いつでも味方でいてくれる存在。Alexaも皆さんの生活を豊かにする、そんな存在になりたいという思いを込めた」と企画の背景を説明した。

Alexaスキル「ドラえもん時報」はドラえもんの声で現在時刻を教えてくれるスキルで、「Alexa、ドラえもん時報を開いて」と話しかけると起動する。時刻の読み上げ自体は全Alexaユーザーが利用できる。
ドラえもんエディションの購入者には、時間帯に合わせた一言メッセージを追加する特別コードが同梱カードで提供される。たとえば夕方なら「晩ご飯の時間だね!」、朝なら「今日も1日頑張ろう」といった内容で、30種類以上を収録している。メッセージの内容は2023年発売のドラえもんスタンドと同じものだ。

Alexaの定型アクションに組み込めば、日常のさまざまな場面でドラえもんの声を聞ける。同梱カードの手順に沿ってAlexaアプリから設定でき、たとえば「おやすみ」と言えば時報が流れた後にスマートホーム連携で照明を消す、「ただいま」で時報と照明の点灯、音楽再生をまとめて実行する、といった使い方ができる。発表会のデモでは、「Alexa、おはよう」と話しかけるとドラえもんの時報が流れ、その後に音楽が自動再生される様子が紹介された。
スキルの内容は事前に収録した音声パターンを再生する仕組みで、利用中にアップデートされる予定はない。質疑応答で記者から受け答えのバリエーションの追加について問われた丸山氏は「今回のスキルはアップデートでの追加の予定はない」と回答した。
価格が通常モデルより約3800円高い点について、丸山氏は「特別提供のスキルが付いていることと、オリジナルの限定デザインを加味した価格設定だ」と説明した。なお、1万1293円という価格は, ドラえもんの身長129.3cm、体重129.3kgといった「129.3」の設定にちなんだ数字だという。海外のオリジナルデザインモデルについても「国ごとに価格の戦略がある。オリジナル性をどれくらい価値に転換していくかで価格を設定している」と述べた。
ドラえもんエディションの海外展開についても質問が出た。ドラえもんはインドやヨーロッパでも人気があり、丸山氏は「世界にどう展開するかは議論している」としつつ、まずは日本のユーザーの反応を見て判断する方針を示した。

発売を記念し、2月19日から4月3日までInstagramのAmazon Alexa JP公式アカウントでキャンペーンを実施する。対象の投稿にいいねをして、好きなひみつ道具をコメントすると応募できる。出荷開始の3月10日は新生活シーズンの直前にあたり、丸山氏は「新しい生活に潤いを持たせる存在になりたい」と語った。

なお、発表会ではAmazonが米国で展開中の生成AI搭載アシスタント「Alexa+」の日本展開についても言及があった。丸山氏は提供時期は未定としつつ、「米国・カナダについで優先度が高く、かなり議論をしている」と述べ、日本での提供に向けた検討が進んでいることを明かした。
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