みる【見る・視る・観る・看る・診る】

1. 【見る・視る】目（め）を使って、物（もの）の形（かたち）や色（いろ）を知（し）る。視覚によって対象をとらえる。注意して見る。注視する。観察する。
2. ある場面に遭遇する。ある現象がおこる。
   • 上司にごますりをする奴だけが、いい目を見るのだ。
   • 物事の悪い方にも気を配らなければ、失敗を見ることになる。
   • 19世紀には国家意識の高まりにより、多くの国で標準語の成立を見た。
3. 【観る】視覚にいるものを楽しむ、観賞する。
4. 【見る・観る】かんがえる。判断する。推測する。
5. 世話をする。対処する。指導・監督する。
   • 面倒を見る。
   • 勉強を見てやろう。
   • 買い物に行くから子どもたち見といてくれる？
   1. 【看る】病人の世話をする。介護する。看取る、看護する。
      • 老いた母の世話を看る。
6. 【診る】 (医療)患者の具合を調べる。診察する、診断する。
7. （補助動詞）ためしにおこなう。軽い気持ちでする。挑む気持ちでやる。
   • ちょっと聞いてみます。

フリー百科事典ウィキペディアに 「みる（海藻）」の記事があります。

フリー百科事典ウィキペディアに 「みる（色）」の記事があります。

みる【海松・水松】

1. ミル科ミル属の海藻。枝分かれが外見上の特徴で、食用になる。学名:Codium fragile。
2. (色)暗い緑色。
   • 海松色

日本祖語*miru

二拍動詞二類^(?)

• 連体形

  (平安時代)みる

  (南北朝時代)みる

  (室町時代)みる

  (江戸時代)みる

みる【見る】

1. 見る。

• 現代日本語:みる