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Xbox

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避この項目では、Microsoftのコンピュータゲームのブランドについて説明しています。2001年11月発売の家庭用ゲーム機(初代Xbox)については「Xbox (ゲーム機)」を、その他の用法については「Xbox (曖昧さ回避)」をご覧ください。
この項目「Xbox」は途中まで翻訳されたものです。(原文:英語版 "Xbox" 2019年12月30日 (月) 22:49(UTC)
翻訳作業に協力して下さる方を求めています。ノートページ履歴翻訳のガイドラインも参照してください。要約欄への翻訳情報の記入をお忘れなく。2019年12月
Xbox
ロゴ
種類コンピュータゲーム
所持会社Microsoft
使用開始国アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国ワシントン州レドモンド
使用開始2001年11月15日
登録商標 世界
ウェブサイトwww.xbox.comウィキデータを編集
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Xbox(エックスボックス)は、マイクロソフトコンピュータゲームブランドである。マイクロソフトが開発した家庭用ゲーム機シリーズ(据置ゲーム機の第6世代から第9世代まで)がこのブランドの代表である。このブランドは、000000002001-11-01-00002001年11月アメリカ合衆国で最初に導入され、同時にオリジナル(初代)のXboxが発売された。この初代Xboxは000000001996-01-01-00001996年Atari Jaguarの販売が終了して以降ではアメリカの企業が発売した最初の家庭用ゲーム機であった。この他、ゲームソフトストリーミングサービス、オンラインサービス(Xbox ネットワーク)、開発部門(Xbox Game Studios)などの名称にも使用されている。

現在のXbox部門の代表はフィル・スペンサーであり、000000002014-03-01-00002014年3月下旬に前代表であるマーク・ホイッテンの後任として就任した[1][2]

製品・サービス

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シリーズ

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発売の年表
2001Xbox
2002
2003Xbox Live
2004
2005Xbox 360
2006
2007Xbox 360 HDMI搭載モデル(Elite)
2008
2009
2010Xbox 360 S
Xbox 360 Kinect
2011
2012
2013Xbox 360 E
Xbox One
Xbox One Kinect
2014
2015
2016Xbox One S
2017Xbox Game Pass
Xbox One X
2018
2019Xbox One S All Digital Edition
2020Xbox Series X/S
2021
2022
2023
2024改良型Series X/S
Series X 1TB Digital Edition
機種概要(改良型等はそれぞれの項目を参照)
世代機種名日本発売日CPUGPU売上台数
第一世代Xbox2002年2月22日インテルMobile Celeron 733MHzNVIDIA NV2A 233MHz2400万台[3]
第二世代Xbox 3602005年12月10日PowerPC カスタム 3.2GHzATI カスタム 500MHz8400万台[4]
第三世代Xbox One2014年9月4日AMD 8コアAPUAMD Radeon Variant5790万台[5]
第四世代Xbox Series X/S2020年11月10日AMD 8コアZen 2 カスタムAMD RDNA22830万台[5]
  • Xbox(「Duke」バージョン)
    Xbox(「Duke」バージョン)
  • Xbox(「S」バージョン)
    Xbox(「S」バージョン)
  • Xbox 360
    Xbox 360
  • Xbox 360 エリート
    Xbox 360 エリート
  • Xbox 360 S
    Xbox 360 S
  • Xbox 360 E
    Xbox 360 E
  • Xbox One
    Xbox One
  • Xbox One S
    Xbox One S
  • Xbox One X
    Xbox One X
  • Xbox Series S
    Xbox Series S
  • Xbox Series X
    Xbox Series X

Xbox ネットワーク

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→詳細は「Xbox ネットワーク」を参照

Xbox ネットワーク(旧 Xbox Live)というオンラインサービスを2002年11月に米国、2003年1月に日本、同3月に欧州各国で、それぞれ開始した。標準本体のみでオンラインサービスに接続できるのが最大のセールスポイントであった(その後発売されたPS2の新型機種でもLAN端子を標準装備し本体のみで接続できるようになった)。さらに、Xbox Live対応ゲーム全てで共通のコミュニケーション手段としてプレイヤー同士の音声での会話、ボイスチャットを採用した。スターターキットにセガの人気タイトル『ファンタシースターオンライン』(Phantasy Star Online)を標準添付するなど、戦略的な施策も盛り込まれた。

次世代機Xbox 360以降にも共通して提供されているXbox Liveにおいてはクレジットカード決済の他、プリペイドカード郵便局ATMコンビニエンスストアの決済、PayPalなどを用意している。さらにXbox One以降はディスクリージョンが完全に削除され、ゲーム内のストア閲覧も地域制限がなくなり、Microsoftアカウントを切り替えずに複数のリージョンのゲーム作品を自由にインストールできるようになった。

Xbox Game Pass

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→詳細は「Xbox Game Pass」を参照

2017年3月1日に同年の春の終わり頃に月額9.99ドルで100タイトル以上のゲームがプレイできるXbox Game Passを開始すると発表。ダウンロード数に制限はなく、毎月9.99ドルを払うことでバンダイナムコカプコンコードマスターズセガ2K Gamesなど合計100種類を超えるXbox Oneと互換性のあるXbox 360のゲームをプレイできる[6]。Game Pass対応作品のうち、Microsoft Game Studiosに属する一部の作品は事実上永久に配信され、それ以外の作品は基本的に一定期間の間配信される。UltimateプランではXbox Cloud Gamingにも対応する。

日本では2020年4月14日よりサービスが開始された。game passの遊べるソフトに関しても、地域設定を変更すればリージョン制限がなくなる。

Xbox Game Pass Core (旧Xbox Live Gold)

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→詳細は「Xbox ネットワーク」を参照

2005年11月20日のXbox 360の発売以降、Xbox 360以降のXboxシリーズで共通してオンラインマルチプレイ(Xbox One以降の無料マルチプレイゲームは無料で遊べる)が使用できるようになるサブスクリプション。日本では2023年時点で842円/月の料金となっていた。Xbox 360、Xbox One向けのゲームを毎月無料配布する「Games With Gold」、一部ソフトを割引する「Deals With Gold」もこれに課金することにより解禁された。しかし、2023年9月14日(日本時間)以降はLive Goldの名称が「Xbox Game Pass Core」に変更され、「Games With Gold」の新作配布が廃止される代わりに20作程度の「カタログ」から好きな作品をダウンロードしてプレイすることができる仕様に変更された。ただし、一部作品はリース期間が過ぎるとプレイできなくなるものも存在。Live Goldに一つのMicrosoftアカウントで初代Xbox時代からも含めてずっと加入し続けていた人は、Coreの移行時にXboxゲーマータグのプロフィール欄に1~20の継続年数が表記されたバッジが自動的に配布された。[7]

Xbox Design Lab

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Xboxワイヤレスコントローラーを自分でデザイン・購入できるサービス。米国では2016年にスタートし、米国より5年遅れで日本では2022年6月9日よりサービス開始された[8]。現在は通常版のコントローラーのカスタマイズをすることができるが、2022年10月18日にはXbox Elite ワイヤレスコントローラシーズン2もカスタマイズができるようになった。[9][10][11]

Xbox Wire

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Xbox のあらゆる情報や発表をお届けする公式ニュースサイト。日本ではXbox発売20周年を記念し、2022年3月1日よりXbox Wireの日本版である「Xbox Wire Japan」を開設した[12][13]

互換対応表

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このリストは2024年4月時点での全機種に対する互換表である。音源に関してはLPCM2ch~7.1ch、ドルビーデジタルDTSドルビーアトモスDTS:Xのいずれかに対応している場合があるが、Xboxは「Dolby Access」アプリケーションのインストールにより既存音源をドルビーアトモスにアップコンバートしてHDMIまたはヘッドホン(有料キーの購入必須)から出力できる。

オートHDRはXbox Series本体をHDRに対応したディスプレイに接続し、後付けでDolby VisionまたはHDR10の効果を上乗せできる作品である。オートHDR対応作品がOne X Enhanced対応作品の場合はHDR10出力をDolby Vision出力にアップコンバートできる。Auto HDRの適用自体は作品ごとに個別に選択可能である。FPS Boostも同様で、既存の60Hzまでしか駆動しないゲームを120Hzまで可変でアップコンバートする機能であるが、Auto HDRよりも対応作品は少ない。この機能は初代Xbox,Xbox360の互換ソフト、Xbox Oneのソフトの一部で販売メーカーが許可を出した場合に対応する[14]

ハード初代Xbox用ソフトXbox 360用ソフトXbox One用ソフトXbox One X対応One用ソフトXbox Series X/S用ソフトリージョンロック
初代XboxOK----一部作品のXbox向けディスク、DVD
Xbox 360461本対応 ※1OK---一部作品のXbox向けディスクおよびダウンロード作品、一部作品のXbox 360向けディスクおよびダウンロード作品、DVD

マーケットプレイスもMicrosoftアカウントによるリージョン規制あり

Xbox One/One S/One S All Digital Edition63本対応(実質61本、 ※4)

一部作品はディスクでしか起動不可

633本対応 ※2

一部作品はディスクでしか起動不可 ※8

OK通常起動-DVD、Blu-ray DiscBlu-ray 3DUltra HD Blu-ray

(One S All Digitalはディスク非対応)

One S以降は電源装置が国際仕様に変更(100~240V)

Xbox One X63本対応(実質61本、 ※4)

一部作品はディスクでしか起動不可

633本対応 ※2

さらに一部作品はOne X EnhancedおよびHDR10対応

一部作品はディスクでしか起動不可

OKEnhanced起動※9-DVD、Blu-ray DiscBlu-ray 3DUltra HD Blu-ray
Xbox Series S63本対応(実質61本、 ※4)

さらに一部作品はAuto HDR・120Hz対応

一部作品はディスクが必要なため起動不可

633本対応 ※2

さらに一部作品はAuto HDR・120Hz対応

一部作品はディスクが必要なため起動不可

OK ※3

さらに一部作品はAuto HDR・120Hz対応

通常起動

さらに一部作品はAuto HDR・120Hz対応

OK

最大画質1440p/120Hz

一部作品のみHDR搭載(HDR10/Dolby Vision)

なし
Xbox Series X63本対応(実質61本、 ※4)

さらに一部作品はAuto HDR・120Hz対応

一部作品はディスクでしか起動不可

633本対応 ※2

さらに一部作品はOne X EnhancedおよびHDR10対応

さらに一部作品はAuto HDR・120Hz対応

一部作品はディスクでしか起動不可

OK ※3

さらに一部作品はAuto HDR・120Hz対応

Enhanced起動※9

さらに一部作品はAuto HDR・120Hz対応

OK

最大画質2160p/120Hz

一部作品のみHDR搭載

(HDR10/Dolby Vision)

DVD、Blu-ray DiscUltra HD Blu-ray
Xbox Series X

(Robot White)

なし(ディスクドライブ非対応)

※1:北米のみの29本を含む。対応本数が今後増えることはないが、減少する可能性がある。[15]

※2:本数は国により異なる。この本数は全世界のソフトのうち、マルチリージョン作品の差異を除いた合計数。日本国内のみで購入可能なゲーム作品のみをカウントする場合は482作。対応本数が今後増えることはないが、Microsoft Storeからの下位互換対応作品の販売停止が起こるリスクはないわけではない。[15]

※3:ゲームではないアプリ(3本)とKinect専用ソフト(46本)のみを除く。[15]

※4:グランド・セフト・オート・サンアンドレアス(360版は日本未発売)とバトルフィールド2は初代Xbox版のディスクの挿入時にXbox 360版がプレイできる[16]

脚注

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  1. ^Ben Gilbert (2014年4月10日). “Getting to know Microsoft's new Xbox lead, Phil Spencer”. Engadget. 2019年12月31日閲覧。
  2. ^Satya Nadella email to employees on tuning our organization”. Microsoft (2014年3月14日). 2014年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月31日閲覧。
  3. ^Gamers Catch Their Breath as Xbox 360 and Xbox Live Reinvent Next-Generation Gaming” (英語). Microsoft (2006年5月9日). 2024年10月6日閲覧。
  4. ^Xbox Delivers Winning Lineup of Exclusive Games for this Holiday Season” (英語). Microsoft (2014年6月9日). 2024年10月20日閲覧。
  5. ^abPlayStation and Xbox: A Report Highlights the Lifetime Global Hardware Sales Data for Both Gaming Consoles” (英語). IGN India (2024年9月18日). 2024年10月20日閲覧。
  6. ^Xboxゲームパスは月10ドル未満でゲーム遊び放題』 2017年3月1日Onebox News
  7. ^Microsoft、「Xbox Live Gold」を9月に終了 「Game Pass Core」に移行(価格は同じ)”. 2023年9月20日閲覧。
  8. ^株式会社インプレス (2022年6月9日). “自分だけのXboxコントローラーが作れる「Xbox Design Lab」、いよいよ日本上陸!”. GAME Watch. 2022年6月9日閲覧。
  9. ^XboxエリートコントローラSeries 2に新モデルCore。デザインラボで自分だけのカラバリも”. TechnoEdge テクノエッジ. 2022年9月22日閲覧。
  10. ^Inc, Aetas. “Xbox Design Labのラインナップに「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2」が加わる。自分好みのカラーカスタマイズが可能に”. 4Gamer.net. 2022年11月4日閲覧。
  11. ^株式会社インプレス (2022年10月18日). ““自分だけ”のコントローラーを作れる「Xbox Design Lab」に「Elite ワイヤレスコントローラーシリーズ2」が追加! 上位モデルがいよいよカスタム可能に”. GAME Watch. 2022年11月4日閲覧。
  12. ^Xbox 発売 20 周年を記念して、Xbox Wire Japan を公開”. Xbox Wire Japan (2022年3月1日). 2022年12月30日閲覧。
  13. ^Seals (2022年3月1日). “Xboxの公式情報サイト「Xbox Wire」日本版登場、日本での発売20周年記念”. EAA!! - FPS News. 2022年12月30日閲覧。
  14. ^コンソールをFPSブーストと自動HDR用に設定する”. 2025年1月19日閲覧。
  15. ^abc使用している Xbox 本体に対応しているゲームは? | Xbox Support”. support.xbox.com. 2022年10月27日閲覧。
  16. ^サンアンドレアス、ミッドナイトクラブ: LA、卓球が Xbox One 下位互換機能に登場”. 2025年1月19日閲覧。

外部リンク

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