UNIT(ユニット)は、金(40%)とBRICS各国の通貨(60%)で裏付けられた、新しい国際通貨に基づく決済通貨[1]。
2022年にロシアのウクライナ侵攻が勃発し、2014年のクリミア併合以降に課された西側諸国の制裁が大幅に強化され、ロシアの銀行がSWIFTへの参加を排除されたことを受けて、ロシア財務大臣のアントン・シルアノフがUNITの計画を呼びかけた[2]。
2024年3月、ロシア大統領補佐官のユーリ・ウシャコフは、BRICS+ビジネス評議会の作業部会が具体的な計画を策定していると発表した。UNITは暗号通貨ではなく、ベンチマークトークン(もしくはインデックストークン)であり、実物資産で裏付けられる。金は名目価値ではなく重量で40%、BRICS各国の通貨で60%である。米国の投資銀行JPモルガンは、UNITを「BRICS向けの国境を越える取引分野において、最も徹底的に策定された脱ドル化提案の一つである」と評した[3][4]。