酸素は原子番号が8の非金属元素で、元素記号は O である。周期表では第16族元素(カルコゲン)および第2周期元素に属し、電気陰性度が大きいため反応性に富み他のほとんどの元素と化合物(特に酸化物)を作る。標準状態では2個の酸素原子が二重結合した無味無臭無色透明の二原子分子である酸素分子 O2 として存在する。宇宙では水素、ヘリウムに次いで3番目に多くの質量を占め、ケイ素量を106とした際の比率は 2.38 × 107 である。地球地殻の元素では質量が最も多く、47%が酸素である。気体の酸素分子は大気の体積の20.95%、質量で23%を占める。
スウェーデンの薬剤師、シェーレによって1771年に発見されたが、すぐには発表されず、1774年にプリーストリーが独立に発見したあとに広く知られるようになった。
鈴木章(1930年–)は、日本の化学者、北海道大学名誉教授。北海道胆振支庁管内鵡川町(現むかわ町)出身。北海道江別市在住。1979年、芳香族化合物の合成法としてしばしば用いられる反応の一つである「鈴木・宮浦カップリング」を発表、金属のパラジウムを触媒として、炭素同士を効率よくつなげる画期的な合成法を編み出したことで2010年にノーベル化学賞を受賞した。
1963年から3年間、パデュー大学のハーバート・ブラウンのもとで有機ホウ素化合物の研究を行う。このときの経験が、当時助手だった宮浦憲夫とのカップリング反応の研究に活かされ、1979年発表の鈴木・宮浦カップリングの発見につながった。