| JR四国7000系電車 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 運用者 | 四国旅客鉄道 |
| 製造所 | 近畿車輛 |
| 製造年 | 1990年 - 1992年 |
| 製造数 | 36両 |
| 運用開始 | 1990年11月21日 |
| 主要諸元 | |
| 編成 | 両運転台付単行車(7000形) 片運転台制御車(7100形) |
| 軌間 | 1,067 mm |
| 電気方式 | 直流 1,500 V |
| 最高運転速度 | 110 km/h[2] |
| 設計最高速度 | 110 km/h[2] |
| 起動加速度 | 1.8 km/h/s(1M2T)[2] |
| 編成定員 | 85(立)+64(席)=149名(1M) 170(立)+133(席)=303名(1M1T) |
| 編成重量 | 38.0 t(1M) 64.0 t(1M1T) |
| 全長 | 20,800 mm |
| 全幅 | 2,800 mm |
| 全高 | 3,570 mm |
| 車体 | ステンレス |
| 台車 | 空気ばね式ボルスタレス台車[2] |
| 主電動機出力 | 120 kW / 基 |
| 駆動方式 | TD継手式平行カルダン駆動 |
| 歯車比 | 14:99 = 1:7.07 |
| 制御方式 | VVVFインバータ制御 |
| 制動装置 | 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ |
| 保安装置 | ATS-SS |
| テンプレートを表示 | |
7000系電車(7000けいでんしゃ)は、四国旅客鉄道(JR四国)の直流近郊形電車。
1990年(平成2年)の予讃線伊予北条駅 -伊予市駅間の電化開業により、両運転台構造で制御電動車の7000形(cMc)が8両、片運転台構造(伊予市・琴平向き)の制御車7100形(Tc)が4両の計12両が新造され、日中の同区間を走行する気動車列車のほとんどを置き換えた。その後、1993年(平成5年)の予讃線観音寺駅 -松山駅完全電化開業に備え、1992年(平成4年)の観音寺駅 -新居浜駅間・今治駅 - 伊予北条駅間の電化開業時に7000形が17両、7100形が7両の計24両が新造された。36両全てが近畿車輛製である。
JRの近郊形車両では初めてVVVFインバータ制御を採用した。


軽量ステンレス車体で、乗降用ドアは片側3箇所で両端は片開き、中央は両開きである。また、ワンマン運転時は中央の扉が締め切り扱いとなる[3]。車内の座席はクロスシートとロングシートを点対称に配置。これらは先に登場した1000形気動車の構造を踏襲している。側窓は1000形の二段窓に対し、一段下降式となっている。
箕浦駅以西の狭小建築限界トンネルに対応するため、車体全体を低屋根構造とし、新たに開発された S-PS58形パンタグラフを搭載することでパンタ折りたたみ高さを3,900 mmに抑えた。
ワンマン運転に対応するため整理券発行器が、運転台がある側には運賃箱・運賃表示器も搭載されている。VVVFインバータ装置の制御素子はGTOサイリスタ(4500 V/2000 A)が採用されたが、7000形の高松運転所に所属する7016号はIGBT素子に換装された。これは試験車として長期試験を行うことが目的であり、運用は他の車両と共通となっていた。2018年(平成30年)に他の7000系と同一のものに取り替えられたが、その後の機器更新によって日立製のものに交換されている。
予讃線高松駅 -伊予市駅間・土讃線多度津駅 -琴平駅間で運用されている[6]。トイレが設置されていないため本四備讃線(瀬戸大橋線)での運用はない。通勤通学時間帯以外を中心にワンマン運転を実施している。
7000形単独で運転のほか、7000形または7100形を増結して運用されることもあり、確認されている中で回送や臨時列車等を含み、最大で5両編成を組む[7][8]。また、6000系や7200系との併結運用も可能である[9][10]。
2017年(平成29年)頃から、VVVFインバータ装置が更新されている。2025年(令和7年)4月1日現在、7001・7002・7004・7006・7007・7008・7009・7013・7014・7016・7019・7024の12両が更新済み[4][5]。
また、2022年(令和4年)9月頃から車両のドアシグナル設置(後付け・チャイム付)が施工されている。全車両に導入済み。[要出典]
加えて、2023年(令和5年)3月頃より、行先表示幕が更新されている(駅ナンバリング・英語表記・快速種別名追加)[11][12]。これにより、2023年(令和5年)3月17日限りで快速「サンポート」でのヘッドマークは使用されなくなった[1]。
2024年(令和6年)3月31日付で7003が廃車され、本系列の廃車第1号となった[13]。
| 車両形式 | 車両番号 | 所属 | 落成日 | 機器更新 | 廃車 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 7000形 | 7001 | 松山 | 1990/10/30 | 2013/10/25 | ||
| 7002 | 2013/12/16 | |||||
| 7003 | 1990/11/11 | 2024/03/31[13] | ||||
| 7004 | 2012/06/28 | |||||
| 7005 | ||||||
| 7006 | 2013/06/27 | |||||
| 7007 | 2012/11/27 | |||||
| 7008 | 2014/03/07 | |||||
| 7009 | 1992/06/27 | 2019年上期 | ||||
| 7010 | ||||||
| 7011 | ||||||
| 7012 | ||||||
| 7013 | 2019年上期 | |||||
| 7014 | 2014/10/21 | |||||
| 7015 | ||||||
| 7016 | 2019年上期 | |||||
| 7017 | ||||||
| 7018 | 高松 | |||||
| 7019 | 2012/08/29 | |||||
| 7020 | ||||||
| 7021 | 2015/01/07 | |||||
| 7022 | ||||||
| 7023 | 松山 | |||||
| 7024 | 高松 | |||||
| 7025 | 松山 | |||||
| 7100形 | 7101 | 松山 | 1990/10/30 | |||
| 7102 | 1990/11/11 | |||||
| 7103 | ||||||
| 7104 | ||||||
| 7105 | 1992/06/27 | |||||
| 7106 | ||||||
| 7107 | ||||||
| 7108 | ||||||
| 7109 | 高松 | |||||
| 7110 | ||||||
| 7111 |
この項目は、鉄道に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:鉄道/PJ鉄道)。 |