IndiGoの機体IndiGo(インディゴ)は、2006年に運航を開始したインドの格安航空会社である。設立数年で急成長し、2017年現在、インドの航空市場の最大シェアを有する航空会社となっている。
2006年初めに在米インド人とインド国内企業が出資して設立され、2005年6月に設立準備としてエアバスA320型機を100機を発注し、2006年7月28日に同型機の初号機を受領し、同年8月4日からニューデリー-グワハティー-インパール間で運航を開始した。2017年末時点では就航都市は国内線だけでも40都市を数え、国内の隅々にまでネットワークを構築している。
LCCであるが故に価格の安さなどを強みとして、2010年末には国営のフラッグキャリアであるエアインディアと当時のインド国内トップ3キングフィッシャー航空とジェットエアウェイズらフルサービスキャリアに続く航空会社として取って代わり、市場シェアも15%以上を有するまでに急成長した。2011年には1月にA320シリーズ(neoを含む)を180機発注し、同契約はインドの航空史上最大の契約となった。同年9月には国際線の運航を開始した。
同社はインドの航空会社としては困難な「定時制」「清潔な機内」「十分なサービス」を達成するための努力を惜しまず、それでいて格安の航空券を提供して成長を続けている。
マレーシアとインドの主要ハブ間で接続性を向上させるため、マレーシア航空と戦略的コードシェアパートナーシップを2024年10月16日に正式に締結[1]。
2024年12月16日より、デリーおよびベンガルール発着のインド国内線30路線を対象に、日本航空(JAL)とコードシュア提携を開始した[2][3]。
2019年にA320neoファミリーを300機発注し、史上最大の単独発注数記録を樹立した。さらに、2023年6月19日、パリ航空ショーの中で、エアバスへA320neoファミリー500機を確定発注したことを発表し、自社の持つ航空会社の単独発注数を塗り替え、史上最大となった。[13]
エアバスA320-200
エアバスA320neo
エアバスA321neo
ATR 72-600
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