| 作者 | L. Peter Deutsch |
|---|---|
| 開発元 | Artifex Software |
| 初版 | 1988年8月11日 (1988-08-11)[1] |
| 最新版 | 10.05.0 /2025年3月12日 (11か月前) (2025-03-12) |
| リポジトリ | |
| 対応OS | クロスプラットフォーム |
| サポート状況 | 開発中 |
| 種別 | PostScript/PDFインタプリタ |
| ライセンス | GNU Affero General Public License,Aladdin Free Public License,Artifex Commercial License |
| 公式サイト | https://www.ghostscript.com/ |
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Ghostscript(ゴーストスクリプト)は、PostScriptやPortable Document Format (PDF) などアドビのページ記述言語用のインタプリタおよび、それを基にしたソフトウェアパッケージのことである。デュアルライセンスで配布されている。
Ghostscriptはラスターイメージプロセッサ (RIP) として、PostScriptファイルをビットマップ画像に変換してプリンターに送る。たとえば、UNIXにおけるline printer daemon (lpd) の入力フィルタとして使われたり、PostScriptやPDFビューアなどに表示するラスター画像を裏で生成するRIPエンジンとしても使われる。
GhostscriptはPostScript → PDF変換ソフトなどのファイルコンバータとしても使われる。これはよく仮想プリンタなどのPDF作成ソフト中のPostScriptプリンタドライバと組み合わされる。
TeXにおけるEPS → PDF変換用の画像処理エンジンとしても活用されている。
言語インタプリタの形式を採っているため、Ghostscriptは一般用途向けプログラミング環境としても使われる。
GhostscriptはUNIX、Linux、Mac OS、OpenVMS、Microsoft Windows、OS/2そしてAmigaOSなど数多くのオペレーティングシステム (OS) に移植された。Unix系OSではgsというコマンド名で起動するが、利用者が直接このコマンドを起動するよりも、後述のフロントエンドを介して利用される方が一般的である。
Ghostscriptを使用するための複数のグラフィカルユーザインタフェース (GUI) が存在する。これらを使うことで文章の印刷はもちろんのこと、PostScriptやPDFファイルを画面上で見たり、スクロールしたり、前後のページへ移動したり、文章を拡大したりすることができる。
Ghostscriptは元は1986年にGNUプロジェクトのためにL. Peter Deutschによって書かれ、GPLの下でリリースされた。その後DeutschはGhostscriptをプロプライエタリソフトウェアとしてライセンスするためにAladdin Enterprisesを設立した。現在GhostscriptはArtifex Softwareが所有しており、Artifex Softwareの従業員と世界中のユーザーコミュニティが保守・管理している。Ghostscriptの現行バージョンはGPLの下で再び利用可能になったが、金銭的利益を得るためのプロプライエタリなプロジェクトでの使用向けライセンスも存在する。
GPL Ghostscriptは、Display PostScriptを完全にサポートするのに必要な機能を持つDisplay Ghostscriptのバックエンドとしても使われている。