Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


コンテンツにスキップ
Wikipedia
検索

小惑星族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FIN tblから転送)
この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。このテンプレートの使い方
出典検索?"小惑星族" – ニュース ·書籍 ·スカラー ·CiNii ·J-STAGE ·NDL ·dlib.jp ·ジャパンサーチ ·TWL
(2013年4月)

小惑星族(しょうわくせいぞく)とは、軌道長半径離心率軌道傾斜角など類似の固有軌道要素を持つ小惑星の集団である。小惑星族に分類されるものは、過去の小惑星同士の衝突によって生じた断片であることもあるが、現在その軌道に偶然入り込んだもので過去は違った軌道を取っていたもの、あるいはたまたま軌道要素が同じだけで別々に形成された場合もある。

特徴

[編集]

大きく、顕著な小惑星族は族内に数百の小惑星を含んでおり、まだ発見されていない小惑星やまだ分析されていない小さな小惑星を含んでいる可能性がある。小さな小惑星族でも族内に10程度の特定された小惑星を含んでおり、メインベルト(小惑星帯)の33%~35%の小惑星はいずれかの小惑星族に含まれる。

20~30は確かに確認された小惑星族があり、数十以下のグループがある。たいていの小惑星族は小惑星帯に見つかっており、パラス族ハンガリア族フォカエア族などのように長半径が長く、小惑星帯より軌道傾斜角が大きい傾向にある。また、太陽系外縁天体準惑星であるハウメアも小惑星族を従えていると考えられる。いくつかの研究ではトロヤ群の中に衝突でできた小惑星族の証拠を探そうとしたものの、決定的な証拠は得られていない。

発生・消滅

[編集]

小惑星族は小惑星同士の衝突によって形成されたものと考えられている。多くの場合、母天体が砕け、類似した軌道上に小惑星族となる多くの小惑星が残る。また、母天体を完全に崩壊させない程度の大型のクレーター形成の結果、小惑星族が生成されることもある。ベスタ族パラス族ヒギエア族マッサリア族など、小惑星族全体の体積に対して大きな小惑星を持つ小惑星族の多くはクレーター形成の結果できたものと考えられる。

いくつかの小惑星族では現在満足に説明できない複雑な内部構成のものもあるが、これらのものは同じ軌道範囲内で何度か衝突があったのではないかと考えられている。

衝突でできるゆえ、ほとんどの小惑星族内の小惑星の構造は良く似ている。大型の小惑星に大きな衝突が生じてできたものは部分と表層部分に違いがあるため、小惑星のスペクトル型が違う小惑星が含まれることもある。

小惑星族の寿命はさまざまな外部要因にもかかわっているものの、およそ10億年程あると考えられる。これは太陽系の年齢(46億年)に対し短いため、太陽系の初期にできたものはもう小惑星族としての軌道共有の機能を失っているだろうと考えられている。

小惑星族が崩壊していく理由は次のようなものが考えられる。

小さい小惑星のほうが軌道共鳴やヤルコフスキー効果などを被りやすいため、急速に小惑星族の軌道範囲から消えていくと考えられる。いくつかについては一億年近くから数百万年足らずまで試験的に時代が見積もられており、カリン族は数百万年程度の年齢と考えられる[1]

年齢の高い小惑星族ほど属する小惑星が拡散し、属する小惑星が少なくなると考えられ、これが一番簡単な小惑星族の年代測定の基準となっている。小惑星番号の大きい古い小惑星族である場合、隕鉄の科学的比率が分析の更なる証拠になる。小惑星が生成する際、コアが露出し削れるか、崩壊する程度の衝突があったと考えられ、これは母天体が最小でも50から100に砕ける余裕のある大きさであったことを示す。このため属する小惑星が少なければそれだけ古いものと考えられるからである。

上記のような理由で小惑星族は、中期には小型中型の小惑星の多くを失い、最終的に大型小惑星のいくつかを残すのみとなり、それも消えていく。メティスアマルテアの二つはそのような小惑星族の最終的なものではないかと考えられている。

軌道・分類

[編集]

メインベルトの軌道要素を図にすると、メインベルトに対して異なった軌道の集中が見られる。この軌道集中が小惑星族である。

厳密に言うと、族は時間をかけて規則的に変化する接触軌道要素よりも、固有軌道要素を分析することによって特定されている。固有軌道要素は関連した一定の動きで、何千万年、何億年もの間ほとんど一定のまま残っている。

日本の天文学者、平山清次は小惑星の軌道に関する見積もりを研究、有名ないくつもの小惑星族を発見し、この分野を開拓した。この名誉によって、彼が見つけた5つの小惑星族は平山族とも呼ばれる。その他、小惑星族の研究者にはイタリアのヴィンチェンツォ・ザッパラ、日本の古在由秀などがいる。

20世紀末には、機械技術の進歩によってコンピューターを利用した研究で多くの小惑星族が上がるようになった。一番特徴的な小惑星族探知方法は、軌道要素の範囲で距離が最も近くにある小さい小惑星を探し出し組分けるHierarchical Clustering Methodである。また、軌道要素域に小惑星密度の地図を作り、密度のピークから小惑星族を探すWavelet Analysis Methodもある。

小惑星族の境界は、メインベルトと交わるのであいまいになっている。そのため構成員(小惑星族を構成する小惑星)数はほとんど知られているだけであり、境界付近の小惑星の小惑星族としての資格はよくわかっていない。研究者によって特定の小惑星族に含まれるかどうか、またはどの小惑星族に含まれるか意見が分かれている小惑星も少なくない。

さらに、多様な小惑星があるであろう境界付近からは、小惑星族以外の侵入者もあると考えられる。小惑星族は衝突で構成されたと考えられるため、原則として族内の構成員の多くと合わないスペクトル特性を持つものは侵入者と考えられる。代表例がかつて最大の小惑星とされていた準惑星ケレスであり、過去はケレス族という小惑星族と考えられていたが、ケレスは侵入者とみなされたため、現在ではゲフィオン族と名を改めている。

また、逆に小惑星族外端の小惑星はスペクトル分類によって構成員か否かを調べており、ベスタ族(変わったスペクトルの小惑星が多い)はそのような方法で調査をされた。

分類

[編集]

小惑星族の中でも、衝突が母体小惑星を完全に破壊せず、断片を出す程度の衝突で生成された小惑星族をクレーター形成系小惑星族とよぶ。

他の用語は主に違いが少ないか、統計的に確かでない『名目上の家族』のグループのタイプを区別するのに使用する。

  • Clumpsは、内有する小惑星が少ないものの、他の小惑星の軌道と明確に異なっている小惑星族に使われる(ジュノー族がこれに当たる)。
  • Clansは、他の小惑星の軌道との境界がわかりづらく、外部小惑星が同族かどうかを決め難くする複雑な構成であり、同じ軌道の関係ない小惑星を含む可能性のある小惑星族に使われる(フローラ族がこう呼ばれる)。
  • Tribesは、小惑星族内の軌道数値の密度が小さかったり不確実性が高かったりという理由で、他の小惑星の軌道と比べ分けきれるほど重要であるがそれほど確かでない小惑星族に使われる。

大きな小惑星族の中にはサブグループを含むものがあるとも考えられている。ニサ族のサブグループのポラナ族などがこれにあたる。

なお、火星木星との軌道共鳴によって特定の軌道に集まった小惑星のグループもあるが、これらは小惑星族ではない。代表的なものはトロヤ群で、ヒルダ族キュベレー族、ハンガリア族もこちらの可能性がある。太陽系外縁天体には海王星と軌道共鳴している冥王星族トゥーティノ族などいくつかのグループがある。

一覧

[編集]

2015年に、当時40万個近くあった番号が付けられた小惑星をもとに、合計約10万個の小惑星が分類された122の注目すべき「族」を特定した研究が行われた[2]:23。このデータは「Small Bodies Data Ferret」で公開されていた[3]。 この表の1列目には、ファミリー識別番号(FIN, family identifier number)が記載されている。これは、識別された族が現在使われている族名から変更された際に継続して識別できるように、数値でラベル付けしたものである[2]:17

FIN個数分類アルベド母体 ・備考CatLoMP
001ヒルダ族HIL409C0.04(153)ヒルダ ・複数の小惑星族と共にヒルダ群を構成するcatlist
002シューバルト族SHU352C0.03(1911)シューバルト ・複数の小惑星族と共にヒルダ群を構成するcatlist
003ハンガリア族H2965E0.35(434)ハンガリア ・複数の小惑星族と共にハンガリア群を構成するcatlist
004ヘクトル族HEK12(624)ヘクトルL4catlist
005エウリュバテス族ERY218CP0.06(3548)エウリュバテス ・L4catlist
006(名称未定)[注釈 1]00670.06(9799)Thronium ・L4list
007ジェームズ・ボンド族[注釈 2]0071ASP(9007)ジェームズ・ボンドlist
008Arkesilaos族ARK37(20961)Arkesilaos ・L4catlist
009Ennomos族ENM300.06(4709)Ennomos ・L4catlist
010(名称未定)010130.09(247341)2001 UV209L5list
401ベスタ族V15252V0.35(4)ベスタcatlist
402フローラ族
(アリアドネ族)
FLO13786S0.30(8)フローラ ・ 典型的な小惑星族。CarrubaとMilaniによると、正当な小惑星族ではなく、代わりにフローラ族領域はそれぞれベルギカ族デュポンタ族に分類されている[4][5]catlist
403バティスティーナ族BAP2500X0.16(298)バティスティーナcatlist
404マッサリア族MAS6424S0.22(20)マッサリアcatlist
405ニサ族
(ポラナ族、ヘルタ族、オイラリア族)
NYS19073SFC0.28
0.06
(44)ニサ/(142)ポラナヘルタ族オイラリア族も含むcatlist
406エリゴネ族ERI1776CX0.06(163)エリゴネマルテス族と同一の衝突族とされる場合もある (Src)。catlist
407クラリッサ族CLA179X0.05(302)クラリッサcatlist
408スラミティス族SUL303C0.04(752)スラミティスcatlist
409Lucienne族LCI142S0.22(1892)Luciennecatlist
410エウテルペ族EUT474S0.26(27)エウテルペcatlist
411Datura族DAT6S0.21(1270)Datura ・他に(60151)(90265)(203370)(215619)(338309)が所属catlist
412Lucascavin族LCA3S(21509)Lucascavin ・他に(180255)(209570)が所属catlist
413クリオ族KLI330C0.07(84)クリオcatlist
414キマエラ族CIM108CX0.06(623)キマエラcatlist
415カルダエア族
(Salli族)
CHL132C0.07(313)カルダエア ・Masieroにより(1715)Salli族と分類されている。catlist
416スヴェア族SVE48CX0.06(329)スヴェアcatlist
417(名称未定)4179(108138)2001 GB11list
701フォカエア族PHO1989S0.22(25)フォカエアcatlist
501ジュノー族JUN1684S0.25(3)ジュノーcatlist
502エウノミア族EUN5670S0.19(15)エウノミアcatlist
504ネメシス族
(リベラトリックス族もしくはZdeněkhorský族)
NEM1302C0.05(128)ネメシスcatlist
505アデオナ族ADE2236C0.07(145)アデオナcatlist
506マリア族
(ローマ族)
MAR2940S0.25(170)マリア ・(472)ローマ族とも[6]catlist
507パドゥア族
(リディア族)
PAD1087X0.10(363)パドゥアリディア族ともcatlist
508アエオリア族AEO296X0.17(396)アエオリアcatlist
509クロリス族CLO424C0.06(410)クロリスcatlist
510ミサ族MIS702C0.03(569)ミサcatlist
511ブランゲーネ族BRG195S0.10(606)ブランゲーネcatlist
512ドーラ族DOR1259C0.05(668)ドーラcatlist
513メルクシア族MRX1215S0.23(808)メルクシアcatlist
514アグニア族AGN2125S0.18(847)アグニアcatlist
515アストリッド族AST489C0.08(1128)アストリッドcatlist
516ゲフィオン族
(ケレス族、ミネルヴァ族)
GEF2547S0.20(1272)ゲフィオンケレス族ミネルヴァ族ともいわれていた。catlist
517Konig族KON354CX0.04(3815)Königcatlist
518ラフィタ族RAF1295S0.25(1644)ラフィタ ・ラフィタ自身が侵入者の可能性ありcatlist
519ホフマイスター族HOF1819CF0.04(1726)ホフマイスターcatlist
520Iannini族IAN150S0.32(4652)Ianninicatlist
521Kazuya族KAZ44S0.21(7353)Kazuyacatlist
522イノ族INO463S0.24(173)イノcatlist
523Emilkowalski族EMI4S0.20(14627)Emilkowalski ・他に(126761)(224559)(256124)が所属catlist
524Brugmansia族5243S(16598)Brugmansia ・他に(190603)(218697)が所属catlist
525Schulhof族SHF5S0.27(2384)Schulhof ・他に(81337)(140600)(271044)(286239)が所属catlist
526(名称未定)52658C0.06(53546)2000 BY6list
527Lorre族LOR2C0.05(5438)'Lorre ・他に(208099)が所属catlist
528レオニダス族LEO135CX0.07(2782)レオニダスビビリア族に含まれるcatlist
529ビビリア族VIB180C0.06(144)ビビリアcatlist
530ファエオ族PAE146X0.06(322)ファエオcatlist
531Mitidika族MIT653C0.06(2262)Mitidika ・Mitidika自身は含まれていない。(99)(404)などは含まれるcatlist
532河南族HEN1872L0.20(2085)河南catlist
533Hanna族HNA280CX0.05(1668)Hannacatlist
534Karma族KRM124CX0.05(3811)Karmacatlist
535Witt族WIT1618S0.26(2732)Wittcatlist
536Xizang族XIZ2750.12(2344)Xizangcatlist
537ワトソニア族WAT99L0.13(729)ワトソニアcatlist
538Jones族JNS22T0.05(3152)Jonescatlist
539アエリア族AER272X0.17(369)アエリアcatlist
540ジュリア族JUL33S0.19(89)ジュリアcatlist
541Postrema族POS108CX0.05(1484)Postremacatlist
801パラス族PAL128B0.16(2)パラスcatlist
802ガリア族GAL182S0.17(148)ガリアcatlist
803ハンザ族HNS1094S0.26(480)ハンザcatlist
804ゲルスイント族GER415S0.15(686)ゲルスイントcatlist
805バルセロナ族BAR306S0.25(945)バルセロナcatlist
806Tina族TIN96X0.34(1222)Tinacatlist
807Brucato族BRU342CX0.06(4203)Brucatocatlist
601ヒギエア族HYG4854CB0.06(10)ヒギエアcatlist
602テミス族THM4782C0.07(24)テミスcatlist
603シルヴィア族SYL255X0.05(87)シルヴィアキュベレー族に含まれるcatlist
604メリボエア族MEL444C0.05(137)メリボエアcatlist
605コロニス族
(ラクリモサ族)
KOR5949S0.15(158)コロニスラクリモサ族ともcatlist
606エオス族EOS9789K0.13(221)エオスcatlist
607エンマ族EMA76C0.05(283)エンマcatlist
608ブラジリア族BRA579X0.18(293)ブラジリア ・ブラジリア自身が侵入者の可能性があり、リストには載っていないcatlist
609ヴェリタス族VER1294CPD0.07(490)ヴェリタスcatlist
610カリン族KAR541S0.21(832)カリンコロニス族に含まれる[2]:8,18catlist
611ナエマ族NAE301C0.08(845)ナエマcatlist
612Tirela族
(クルンプケア族)
TIR1395S0.07(1400)Tirelaクルンプケア族ともcatlist
613Lixiaohua族
(Gantrisch族)
LIX756CX0.04(3556)LixiaohuaGantrischも同程度の大きさで小惑星番号も近い(src)catlist
614Telramund族
(クリュタイムネストラ族)
TEL468S0.22(9506)Telramundクリュタイムネストラ族ともcatlist
615(名称未定)615104CX0.17(18405)1993 FY12list
616カリス族CHA808C0.08(627)カリスcatlist
617テオバルダ族THB376CX0.06(778)テオバルダcatlist
618Terentia族TRE79C0.07(1189)Terentiacatlist
619Lau族LAU56S0.27(10811)Laucatlist
620ビーグル族BGL148C0.09(656))ビーグルテミス族に内包されている。(7968)エルスト・ピサロ彗星も含む[2]:7,8,18catlist
621コロニス族 (II)K-2246S0.14(158)コロニス ・"サブグループ"catlist
622テルプシコレ族TRP138C0.05(81)テルプシコレcatlist
623フリンギラ族FIR134X0.05(709)フリンギラcatlist
624Durisen族DUR27X0.04(5567)Durisencatlist
625Yakovlev族YAK67C0.05(5614)Yakovlevcatlist
626San Marcello族SAN144X0.19(7481)San Marcellocatlist
627(名称未定)62738CX0.05(15454)1998 YB3list
628(名称未定)628248S0.10(15477)1999 CG1list
629(名称未定)62958S0.21(36256)1999 XT17list
630アエグレ族AEG99CX0.07(96)アエグレcatlist
631ウルスラ族URS1466CX0.06(375)ウルスラcatlist
632エルフリーデ族ELF63C0.05(618)エルフリーデcatlist
633イタ族ITH54S0.23(918)イタcatlist
634イナラダス族INA38CX0.07(3438)イナラダスcatlist
635Anfimov族ANF58S0.16(7468)Anfimovcatlist
636マルコーニア族MRC34CX0.05(1332)マルコーニアcatlist
637(名称未定)63764CX0.05(106302)2000 UJ87list
638クロアチア族CRO93X0.07(589)クロアチアcatlist
639イムヒルデ族IMH43CX0.05(926)イムヒルデcatlist
640Gibbs族GBS8331P/ギッブス彗星 "P/2012 F5 (Gibbs)"
641ユリアナ族JLI76CX0.05(816)ユリアナcatlist
901エウフロシネ族EUP2035C0.06(31)エウフロシネcatlist
902アラウダ族ALA1294B0.07(702)アラウダcatlist
903ウラ族ULA26X0.05(909)ウラキュベレー族に含まれるcatlist
904ルーテラ族
(カルトヴェリア族)
LUT163X0.04(1303)ルーテラカルトヴェリア族ともcatlist
905アルメニア族ARM40C0.05(780)アルメニアcatlist

脚注

[編集]
[脚注の使い方]

注釈

[編集]
  1. ^中心となる9799番小惑星には2021年に命名されたが、2015年の研究時には族名は決定されていない。
  2. ^この族が007に分類されたのはD. Nesvornýのジョークである。

出典

[編集]
  1. ^Nesvorný, David; Bottke Jr, William F.; Dones, Luke; Levison, Harold F. (2002-06). “The recent breakup of an asteroid in the main-belt region” (英語). Nature 417 (6890): 720–721. doi:10.1038/nature00789. ISSN 1476-4687. https://www.nature.com/articles/nature00789. 
  2. ^abcdD. Nesvorný; M. Broz; V. Carruba (December 2014). Identification and Dynamical Properties of Asteroid Families. 297–321. arXiv:1502.01628. Bibcode2015aste.book..297N. doi:10.2458/azu_uapress_9780816532131-ch016. ISBN 9780816532131 
  3. ^Small Bodies Data Ferret”. Nesvorny HCM Asteroid Families V3.0. 2017年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月22日閲覧。
  4. ^Milani, Andrea; Cellino, Alberto; Knezevic, Zoran; Novakovic, Bojan; Spoto, Federica; Paolicchi, Paolo (September 2014). “Asteroid families classification: Exploiting very large datasets”. Icarus 239: 46–73. arXiv:1312.7702. Bibcode2014Icar..239...46M. doi:10.1016/j.icarus.2014.05.039. 
  5. ^Carruba, V.; Domingos, R. C.; Nesvorný, D.; Roig, F.; Huaman, M. E.; Souami, D. (August 2013). “A multidomain approach to asteroid families' identification”. Monthly Notices of the Royal Astronomical Society 433 (3): 2075–2096. arXiv:1305.4847. Bibcode2013MNRAS.433.2075C. doi:10.1093/mnras/stt884. 
  6. ^Masiero, Joseph R.; Mainzer, A. K.; Bauer, J. M.; Grav, T.; Nugent, C. R.; Stevenson, R. (June 2013). “Asteroid Family Identification Using the Hierarchical Clustering Method and WISE/NEOWISE Physical Properties”. The Astrophysical Journal 770 (1): 22. arXiv:1305.1607. Bibcode2013ApJ...770....7M. doi:10.1088/0004-637X/770/1/7. 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=小惑星族&oldid=105546030#一覧」から取得
カテゴリ:
隠しカテゴリ:

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp