FHL1(four and a half LIM domains 1)は、ヒトではFHL1遺伝子にコードされるタンパク質である[5][6][7]。
FHL1はfour-and-a-half-LIM-onlyファミリーに属する。LIMドメイン(英語版)は、タンデムに並んだ、2つの高度に保存されたジンクフィンガーから構成され、各フィンガーは高度に保存された4つのシステイン残基によって1つの亜鉛原子を結合している。FHL1はこのLIMドメイン4個半から構成されている[7][8]。
FHL1は骨格筋や心筋において高度に発現している[9]。2008年には、後述するいくつかの筋ジストロフィー様疾患において、FHL1遺伝子の欠陥が原因となっていることが発見された。少なくとも25種類の疾患原因変異がこの遺伝子に発見されている[10]。現時点では、FHL1遺伝子変異が原因となる筋疾患の臨床病型は次のように分類されているが、十分な検討がなされているわけではない[10][11]。