Devuan の公式ロゴマーク。 | |
| 開発者 | Veteran Unix Admins |
|---|---|
| OSの系統 | Linux(Unix系) |
| 開発状況 | 開発中 |
| ソースモデル | オープンソース |
| 初版 | 2016年5月3日 (9年前) (2016-05-03)[1] |
| 最終版 | 6.1[2] |
| リポジトリ | |
| 使用できる言語 | 複数言語 |
言語の一覧 英語・日本語など | |
| パッケージ管理 | APT (dpkg) |
| プラットフォーム | i386,amd64,ARM,ppc64el |
| カーネル種別 | モノリシック (Linux) |
| ユーザランド | GNU |
| 既定のUI | Xfce |
| ライセンス | 複数のオープンソースライセンス[note 1] |
| 先行品 | Debian |
| ウェブサイト | devuan |
| サポート状況 | |
| サポート中 | |
| テンプレートを表示 | |
Devuanは、他のinitシステムとの互換性を維持し、systemdによるベンダーロックインを回避することを目的としたDebianベースのLinuxディストリビューションである。Devuanは、systemdの代替としてsysvinit、runit、OpenRCを提供している[3][4][5][6]。
DebianからSystemdを取り除いたディストリビューションを配布することが目的である[7] 。これはDebian 8 Jessieにおいてデフォルトのinitの代替としてsystemdを採用したことが、Debianの開発者及び利用者の間で対立を引き起こしたことが影響したことによるものである[8][9]。
Devuanは上流のDebian開発リポジトリーをミラーして、systemdへの依存の除去あるいは「initの自由」を保つために必要な修正がなされたパッケージリポジトリーを保持している[10] 。修正されたパッケージにはpolicykitやudisksが含まれる。 Devuanは対応するDebianのリリースと類似した動作をサポートする。 Devuanはsystemdをリポジトリーには提供しないが、すべての依存が除かれるまではlibsystemd0を保持している。
Debianが常にトイ・ストーリーのキャラクターをリリースのコードネームに使用しているのに代わり[11] 、Devuanは星の名前から別名をつけている。 Debian 8のコードネームにはJessieが使われているが、Devuanのリリースでは小惑星10464(Jessie)より名付けられたという。 Devuanの不安定ブランチの別名はCeresであり、これは準惑星ケレスより名付けられている[12]。
Devuanの最初の安定版リリースは2017年5月25日に公開された[13][14][15]。
Devuan 2.0.0(ASCII)は2018年6月9日にリリースされ、2.1は2019年11月21日にリリースされた。ASCIIはインストール時に5種類の異なるデスクトップ環境(XFCE、Cinnamon、KDE、LXQt、MATE)から選択可能であり、多くの他のウィンドウマネージャもリポジトリから利用可能である。また、initにはsysvinitとOpenRCの選択肢を提供し、ブートローダにはGRUBとLILOを提供する。DevuanはDebianのエキスパートテキストインストーラーの修正版を維持しており、ユーザーが選択すれば自由ソフトウェアのみをインストール可能である。一方でライブデスクトップイメージは、Devuanの派生であるRefractaのカスタムグラフィカルインストーラーを使用する[16]。
Devuan 3.0 Beowulfは2020年6月3日にリリースされ、Debian 10.4をベースとしている。Ppc64elがサポートアーキテクチャに追加され、Runitが代替initとして利用可能となった。Eudevおよびelogindは、Systemdの一部機能を置き換えるために使用される[17]。
Devuan 4.0 Chimaeraは2021年10月14日にリリースされた。Debian Bullseye (11.1)をベースとし、Linuxカーネル5.10を搭載している。
Devuan 5.0 Daedalusは2023年8月15日にリリースされた。Debian Bookworm (12.1)をベースとし、Linuxカーネル6.1を搭載している。
Devuan 6.0 Excaliburは2025年11月2日にリリースされた。Debian Trixie (13)をベースとし、Linuxカーネル6.12を搭載している。
Devuanは独自のパッケージレポジトリを有する。これは上流であるDebianをミラーしている[10]。systemd以外のinitシステムを許可するために必要な場合のみ、ローカルで修正が行われる。Devuanはリポジトリ内でsystemdを提供していないが、すべての依存関係が削除されるまでlibsystemd0を保持している。
AmprollaはDebianのパッケージとDevuanのパッケージを統合するために使用されるプログラムである。これはDebianからパッケージをダウンロードし、Devuanが上書きするパッケージに対応する変更を統合する[18]。Repologyによれば[19]、Devuan 4.0のパッケージ数はDebian Stable(13)よりも少ないが近い水準にあり、Devuanのunstableはパッケージ数の点でDebian unstableとほぼ同一である。
2022年8月、PeppermintはDebianベースのISOに加えて、DevuanベースのISOのリリースを発表した[20]。
Exe GNU/Linuxは2017年以降のDevuan派生ディストリビューションであり、デスクトップ環境としてTrinityともう一つのLXDEバージョンを搭載している[21]。
Starはもう一つのDevuanベースのLinuxディストリビューションであり、Openbox、Fluxbox、JWM、i3などの軽量ウィンドウマネージャを搭載している[22]。
| バージョン | コードネーム | コードベース | リリース日 | サポート終了日 |
|---|---|---|---|---|
| サポート終了:1 | Jessie | Debian 8 "Jessie" | 2017年5月25日 | 2020年6月30日 |
| サポート終了:2 | ASCII | Debian 9 "Stretch" | 2018年6月9日 | 2022年7月1日 |
| サポート終了:3 | Beowulf | Debian 10 "Buster" | 2020年6月3日 | 2024年6月30日 |
| サポート中:4 | Chimaera | Debian 11 "Bullseye" | 2021年10月14日 | 2026年8月31日 |
| サポート中:5 | Daedalus | Debian 12 "Bookworm" | 2023年8月14日 | 2028年6月30日 |
| 現行バージョン:6 | Excalibur | Debian 13 "Trixie" | 2025年11月2日 | 2030年6月30日 |
| 将来のリリース:7 | Freia | Debian 14 "Forky" | ||
| 将来のリリース:8 | Gryphon | Debian 15 "Duke" | ||
| unstable | Ceres | Debian "Sid" | ローリングリリース | |
出典:[23]
| Android系 |
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| Arch系 | |||||||||||||||||
| Debian系 |
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| Fedora系 |
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| Gentoo系 | |||||||||||||||||
| Mandriva系 | |||||||||||||||||
| Slackware系 | |||||||||||||||||
| SUSE Linux系 | |||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||
| 特殊用途 (ニッチ指向) |
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| 関連項目 | |||||||||||||||||
| 開発終了 ・休止 ・中断 |
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