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B.B.クィーンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避BBガールズ」とは異なります。
B.B.クィーンズ
出身地日本の旗日本
ジャンル
活動期間
  • 1990年 - 1993年
  • 2011年 -
レーベル
事務所Ading
共同作業者
公式サイトB.B.クィーンズ公式サイト
メンバー
旧メンバー
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B.B.クィーンズ(ビービークィーンズ、英語:B.B.QUEENS)は、ビーイングが企画した音楽グループ[3]

コーラス隊(B.B.クィーンズシスターズ)以外、同じレーベルのミュージシャンを集め結成。グループ名の由来は、所属事務所であるビーイングと当時の所属レコード会社であったBMGルームスの頭文字(後述の通り、ネガティブなイメージ回避のための後付け)で「B.B.」となるため、アメリカ合衆国ブルース歌手、B.B.キングをもじって「B.B.クィーンズ」とした。

また、仮歌歌手やスタジオミュージシャンなど通常陽の目を見ることのない裏方の寄せ集め、「ビーイングのB級メンバー」という自虐的な意味も込められている。当初は『おどるポンポコリン』1曲のためだけに結成された暫定的なバンドであり恒久的活動意思が全くなかったため、ビーイング幹部からも「適当なバンド名でよい」と言われており、実質リーダーの近藤が自虐的な意味で命名しても一切異論は出ず、すんなり決定された。実質マネージャーすらおらず、メンバー個別のマネージャーも当時は不在。特に坪倉は一緒に仕事をした経験のあるビーイング社員数人以外とは全く面識がなく、自らスケジュール管理をしていた。

当初はメンバーもビーイング社員も誰一人として『おどるポンポコリン』が売れるとは思っておらず、特に坪倉は普段の仮歌とほぼ同等の仕事と割り切っており、報酬は買い取り契約とした。これに対し近藤は印税契約を結んでおり、収入に大きな差が生まれた。しかし余りもの爆発的ヒットに「坪倉が『およげ!たいやきくん』大ヒット時の子門真人の二の舞になるのは気の毒」と、リリース数ヵ月後の再版分からBMGルームスの温情により改めて印税契約を結んでいる。

なお、B.B.クィーンズシスターズは後にMi-Keとして単独活動も行っていた。

概要

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1990年、アニメ『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマ『おどるポンポコリン』でデビュー(当初は覆面ユニットであったためメンバーのプロフィール等は伏せられた)。同年のオリコン年間シングルチャート1位のヒットとなり、同年の第32回日本レコード大賞ポップス・ロック部門を受賞。『第41回NHK紅白歌合戦』にも出場している。

当初、メンバーはB.B.クィーンズとしてのテレビ出演を考えてはいなかった[4]。『おどるポンポコリン』の爆発的ヒットにより出演要望が殺到した後も、しばらくはメンバーのスケジュール調整が取れないこと、早回し音源を使った曲のため生歌唱での再現が難しいことを理由に辞退し続けていた[4]。1990年8月29日放送のフジテレビ夜のヒットスタジオSUPER』がテレビ初出演となった[4]。なお、同年10月3日に終了した『夜ヒット』にとって最後の初登場アーティストとなった。

1991年2月、コーラス隊の3人(B.B.クィーンズシスターズ)が派生ユニット「Mi-Ke」として単独CDデビュー。

1993年2月26日放送の『ミュージックステーション』で披露された『クレヨンしんちゃん』のオープニングテーマ『夢のENDはいつも目覚まし!』の出演を最後に活動休止した。

ぼくらの七日間戦争〜Seven Days Dream〜」は、A面シングルの専属作曲家であった織田哲郎がすべての楽器を使用している。

2011年2月、近藤より復活が宣言され、近藤・坪倉・宇徳・増崎の4人で19年ぶりの復活(残る4人は音楽家活動専念や活動休止・引退などで不参加)。結成20周年をきっかけに活動再開し、5月には『おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん 誕生 25th Version〜』がリリースされた。同年には荒吐ロックフェスティバルの出演が決まり、同グループでは初のライブとなった。

2012年3月28日に神聖かまってちゃんとのシングル『夢のENDはいつも目覚まし!』をリリースした。

2013年以降は近藤・坪倉の2人で活動している。

2016年8月27日、『Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-』に出演。

構成メンバー

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名前プロフィール担当在籍時期
1990年 - 1993年2011年 - 2013年2013年 -
坪倉唯子
(つぼくら ゆいこ)
(1963-03-04)1963年3月4日(62歳)
日本の旗日本大阪府枚方市
ボーカル
作詞作曲
近藤房之助
(こんどう ふさのすけ)
(1951-05-04)1951年5月4日(74歳)
日本の旗日本愛知県刈谷市
ボーカル・ギター
作詞作曲
増崎孝司
(ますざき たかし)
(1962-12-08)1962年12月8日(62歳)
日本の旗日本長崎県
ギター
作曲編曲
栗林誠一郎
(くりばやし せいいちろう)
(1965-02-11)1965年2月11日(60歳)
日本の旗日本東京都
ベース
作曲
望月衛介
(もちづき えいすけ)
(1970-10-27)1970年10月27日(54歳)
日本の旗日本 東京都
キーボード
作曲
B.B.クィーンズシスターズ(Mi-Ke
宇徳敬子
(うとく けいこ)
(1967-04-07)1967年4月7日(58歳)
日本の旗日本鹿児島県
コーラス・ボーカル
村上遙
(むらかみ はるか)
(1969-12-03)1969年12月3日(55歳)
日本の旗日本神奈川県
コーラス
渡辺真美
(わたなべ まみ)
(1969-09-22)1969年9月22日(56歳)
日本の旗日本 東京都
コーラス

ディスコグラフィ

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シングル

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発売日タイトル楽曲制作最高位備考
1st1990年4月4日おどるポンポコリン作詞:さくらももこ
作曲:織田哲郎
編曲:織田哲郎
1位
2nd1990年12月19日ギンギラパラダイス作詞:長戸大幸
作曲:織田哲郎
編曲:織田哲郎
2位
3rd1991年6月5日ぼくらの七日間戦争〜Seven Days Dream〜作詞:長戸大幸
作曲:織田哲郎
編曲:織田哲郎
10位
4th1991年10月9日キスの途中作詞:秋元康
作曲:織田哲郎
編曲:織田哲郎
64位
5th1991年12月16日ドレミファだいじょーぶ作詞:長戸大幸
作曲:織田哲郎
編曲:織田哲郎
圏外
6th1992年11月26日夢のENDはいつも目覚まし!作詞:長戸大幸
作曲:織田哲郎
編曲:葉山たけし
64位
7th2011年5月1日おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん 誕生 25th Version〜作詞:さくらももこ
作曲:織田哲郎
編曲:葉山たけし
93位
8th2012年3月28日夢のENDはいつも目覚まし!作詞:長戸大幸
作曲:織田哲郎
編曲:増崎孝司
28位B.B.かまってちゃん名義
9th2012年5月2日How to be happy Girl!?作詞:さぁさ
作曲:福井元気
編曲:MIO
195位HbG×B.B.クィーンズ名義

アルバム

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オリジナルアルバム

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発売日タイトル最高位
1st1990年7月4日WE ARE B.B.クィーンズ32位
2nd1990年12月19日Party23位
3rd1991年7月3日真夏のB.B.クィーンズ49位
4th1992年8月12日SING!! 〜SEGA GAME MUSIC presented by B.B.Queens圏外
5th2012年9月19日B.B.QUEENS LEGEND 〜See you someday〜228位

セルフカバーアルバム

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発売日タイトル最高位
1st2011年7月20日ROYAL STRAIGHT B.B.QUEENS115位

ベストアルバム

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発売日タイトル最高位
1st2002年11月25日complete of B.B.QUEENS at the BEING studio圏外
2nd2007年12月12日BEST OF BEST 1000 B.B.クィーンズ

DVD

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  1. BEING LEGEND Live Tour 2012 (2013年4月10日、T-BOLANFIELD OF VIEWDEENと共演)

タイアップ

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楽曲タイアップ
おどるポンポコリンフジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」初代EDテーマ
ギンギラパラダイスVictoria」CMソング
君にコケコッコー!日本テレビ系「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」EDテーマ
ぼくらの七日間戦争〜Seven Days Dream〜映画「ぼくらの七日間戦争2」主題歌
キスの途中NHK総合週刊・ヤング情報」EDテーマ
Dream Island「TOKYO SLIM'91」キャンペーン イメージソング
ドレミファだいじょーぶ日本テレビ系「はじめてのおつかい」主題歌
しょげないでよBaby日本テレビ系「はじめてのおつかい」挿入歌
夢のENDはいつも目覚まし!テレビ朝日系アニメ「クレヨンしんちゃん」2代目OPテーマ
おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん 誕生 25th Version〜フジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」OPテーマ
一番先に、君が好き日本テレビ系「はじめてのおつかい 夏の大冒険スペシャル」挿入歌
未来のmemoriesTBS系「噂の!東京マガジン」EDテーマ
小さな旅日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」EDテーマ
木枯らしが友達

テレビ

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NHK紅白歌合戦出場歴

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年度放送回曲目出演順対戦相手
1990年第41回おどるポンポコリン12/29植木等
注意点
  • 出演順は「出演順/出場者数」で表す。

CM

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  • NTT西日本 フレッツ光ネクスト隼「みんなのフレッツ光篇」CMソング担当

出典

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  1. ^abB.B.クィーンズ(ビー・ビー・クィーンズ)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク. 2020年12月17日閲覧。
  2. ^“B.B.QUEENS「おどるポンポコリン」制作秘話”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2008年1月16日). https://barks.jp/news/603725/ 2020年12月17日閲覧。 
  3. ^B.B.クイーンズが19年ぶり再始動 結成20周年で初ライブ決定、ORICON STYLE、2011年2月24日。
  4. ^abc『読売新聞』1990年11月11日付東京朝刊2部、4頁。

外部リンク

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坪倉唯子 -近藤房之助 -宇徳敬子 -村上遙 -渡辺真美 -増崎孝司 -栗林誠一郎 -望月衛介
シングル
スタジオ・アルバム
コンピレーション・アルバム
セルフカバー・アルバム
関連人物・項目
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
第32回から第34回までは演歌・歌謡曲とポップス・ロックの2部門に分けて発表された。括弧内の数字は第○回を示す。
カテゴリCategory:日本レコード大賞受賞者Category:日本レコード大賞受賞曲
1991年からはショータイム形式に変更
全般
芸術家
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