開発元 | Apacheソフトウェア財団 |
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最新版 | 6.1.2 /2023年8月4日 (19か月前) (2023-08-04) |
リポジトリ | ![]() |
プラットフォーム | クロスプラットフォーム |
種別 | ブログサーバソフトウェア |
ライセンス | Apacheライセンス |
公式サイト | rollerweblogger.org roller.apache.org |
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Apache Roller(アパッチ・ローラ)は、Javaベースでマルチブログ・マルチユーザ機能を兼ね備えたオープンソースブログサーバソフト。Apacheプロダクトのひとつ。
Dave Johnsonが2002年に雑誌記事のために書いたツールであるが、FreeRoller.net(現JRoller.com)におけるポピュラーなものとなり、後にサン・マイクロシステムズの従業員ブログやIBMdeveloperWorks blogsに採用された。2005年にはApacheIncubatorとして採択された。3.1以降Incubatorを卒業、Apache Software Foundationの公式プロジェクトとなっている。
なお、Daveは2019年現在CloudBeesに所属している。
インストールガイドの前提環境はJava SE 5 +Apache Tomcat 5.5以降またはSun Web Server 7.0またはProjectGlassFish 2.0 +MySQLまたはApache Derbyであるのだが、Java Servletソフトウェアの性格上、動作環境は懐が深い側面を持つ。
4.0より、Project GlassFishを用いる場合、同ソフトのアップデートツールを用いる事でインストールがきわめて容易に可能となった(基本的にGlassFishのインストール>updatetoolからのRoller本体インストール>JavaDBを立ちあげるだけ[1])。
動的にページを生成するのでサイト再構築の必要がない。テンプレートがあらかじめいくつか用意されているが、カスタマイズやオリジナルのテンプレートを用意することもできる。テンプレートはHTMLと独自マクロで構成されている。エディタは添付のものもあるが、JSPを知っていれば独自に作成できる。内部的にUTF-8を採用しているため国際化対応もしており、ローカライズも容易にできる。現バージョンで一部機能にかかる部分を除いてほぼ日本語表示がなされるようになった。
代表的なブログソフトウェアの中でもRoller独特の機能として、
がある。さらに3.1では以下の機能が追加された。
また、現行版ではLDAPサポートも入っている(設定を若干いじる必要あり)。
2009年10月にリリースされた5.0では以下の機能が追加された。
基本的に英語サイトであるが、公式を含めいくつかのサイトでは日本語のドキュメントもある。