| この記事は日本プロサッカーリーグに関して将来予定されるイベントを扱っています。 内容は最新の情報を反映していない可能性があります。 |
この項目では、2025年シーズンの日本プロサッカーリーグ (Jリーグ) について述べる。
Jリーグ発足から33年目のシーズンを迎える。Jリーグは2026年から8月開幕・翌年5月閉幕の「秋春制」に移行することが決定している[4]ことから、春開幕・秋閉幕のシーズンとしてはこの年が最後となる予定。
全カテゴリー共通のレギュレーションの変更点として、選手登録及び移籍に関するルールの変更が挙げられる。具体的には、クラブごとの選手登録数について、これまでは原則「25名」、AFCチャンピオンズリーグ (ACL) 参加クラブのみ「27名」(2024年シーズンはオリンピック開催年の代表選手派遣を考慮した特別措置として、全クラブ「27名」)としていたプロA契約枠を、原則「27名」とした上で、FIFAクラブワールドカップ2025に出場する浦和レッズは特例的に「30名」とする。また、期限付き移籍の人数に関して、貸出・借受出来る人数を「(育成型期限付き移籍を除き)最大10名まで」、特定の国内クラブとの間で貸出・借受出来る人数を「(育成型にかかわらず)最大3名まで」とするルールを新たに設定した(2024年10月29日のJリーグ理事会[5]及び2024年11月21日の日本サッカー協会理事会[6]で決定)。
加えて、公式戦でのエントリー可能選手の上限人数についても、原則「18名」(2024JリーグYBCルヴァンカップのみ「20名」)としていたものを、全ての大会で「20名」に統一することも定められた(2024年10月29日のJリーグ理事会で決定[7])。
- 2024年9月24日
- この日行われたJリーグの理事会で、2025シーズンの開幕節を2月14日・15日・16日とすることを決定[8]。AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25 (ACLE)・AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25 (ACL2) 等の日程を考慮したもので、これまでで最も早い開幕となる[9][10]。
- 2024年11月1日
- 2025年シーズンの日程発表を従来から大幅に早め、12月13日以降、毎週金曜日に年間日程を随時発表することを明らかにした[11]。リーグ戦2月・3月開催分のキックオフ日時・スタジアムは12月27日に、リーグ戦4-8月開催分のキックオフ日時・スタジアムは1月22日にそれぞれ発表予定。
- 2024年11月25日
- 2025年シーズンの各大会(J1 / J2 / J3 / ルヴァンカップ / スーパーカップ / 昇格プレーオフ / 入れ替え戦)についての概要・大会日程を発表[12]。ルヴァンカップのみ、ACLE・ACL2に加え、FIFAクラブワールドカップ2025 (CWC) を考慮したレギュレーションとなった以外は前年(2024年シーズン)の大会方式から変更無し。
- 2024年12月13日
- J1/J2/J3リーグ戦の年間対戦カード[13]及びフライデーナイトJリーグの開催日・開催カード[14]を発表。オープニングマッチは2025年2月14日にガンバ大阪vsセレッソ大阪の大阪ダービーとなり、翌日以降残りの開幕節を実施。ただし、J3のヴァンラーレ八戸vsツエーゲン金沢とギラヴァンツ北九州vs松本山雅FCの2試合のみ、リーグ全体での会場調整の都合から第1節が4月26日または27日(第10節の翌週)に行われるため、4クラブについては2月22日から24日に行われる第2節が実質的な開幕節となる。
- 2024年12月17日
- この日行われたJリーグの理事会で、以下の事項を決定。
- 2025シーズンの年間順位決定方法について、勝ち点が並んだ場合に「得失点差」「総得点数」「当該チーム間の対戦成績」「抽選」で順位を決定(反則ポイントを順位決定指標から除外)することを決定[15]。
- 2026/27シーズンからの秋春制移行のために2026年上期に行われる「特別大会」の開催方式を決定[16]。
- J1は20クラブを10クラブずつ2グループに分けて2回戦総当たり(完全決着方式)の「地域リーグ」を行い(全180試合)、地域リーグの同順位同士でホーム・アンド・アウェー2試合を行い最終順位を決定する。優勝クラブ(地域リーグ1位同士の勝者)にAFCチャンピオンズリーグエリート2026/27 (ACLE) の出場権を与える。
- J2及びJ3は40クラブを10クラブずつ4グループ分けて2回戦総当たり(完全決着方式)の「地域リーグ」を行い(全360試合)、地域リーグの同順位4クラブずつでシングルイリミネーショントーナメントを行って順位を決定する。
- J1特別大会、J2/J3特別大会とも、大会結果に基づく昇降格は行わない。
- 2024年12月20日
- 国立競技場で開催される試合「THE国立DAY」の日程と対戦カードを発表[17]。FC東京の主催試合3試合を始め、東京ヴェルディ・FC町田ゼルビア・ヴィッセル神戸・鹿島アントラーズ・清水エスパルス主催となるJ1の9試合と、J2のジェフユナイテッド千葉vsRB大宮アルディージャの計10試合を開催。
- 1月28日
- この日行われた理事会で以下の事項を決定。
- 「審判領域の質向上に向けた取り組み」の一環として、Jリーグ担当審判員の試合ごとの手当(報酬)額を引き上げ[18]。
- Jリーグ規律委員会による懲罰の運用を見直し、主審が命じた退場(2枚目のイエローカード提示によるものを除く)に明らかな誤りがあるかどうかをJリーグ規律委員会が判断する際、元選手・元審判・弁護士各1名で構成される「検討部会」が事前に検討を行った結果を規律委員会に諮問する形に改め、元選手の見解が反映される枠組みとする[19]。
- Jリーグの理事・役員選任に当たって、社外理事・特任理事の任期上限をこれまでの「2期4年」から「4期8年」に改めると共に、役員(理事、監事および特任理事)の年齢制限をこれまでの「就任時65歳未満」から「就任時70歳未満」に引き上げる[20]。
- 2月10日
- このシーズンより、Jリーグ公式の「シーズン応援ソング」を制作し、第一弾として、2025年シーズンの応援ソングをLittle Glee Monsterの歌う『For Decades』(アルバム「Ambitious」収録)に決定したことを発表[21]。
- 2月13日
- 2025年シーズンの月間表彰について発表。前年の「月間MVP」「月間ベストゴール」「月間優秀監督賞」「月間ヤングプレーヤー賞」に加え、新たに“最も優れたセーブ”を称える「月間ベストセーブ賞」を表彰[22]。
- 2月27日
- 栃木シティのホームタウンを「栃木市、壬生町、足利市」に変更(足利市を追加)することを承認[23]。
- 3月1日
- この日行われたJ1第4節・鹿島アントラーズvsFC東京(県立カシマサッカースタジアム)にて、FC東京の2種登録選手・北原槙が83分(後半38分)から出場。北原は15歳7ヶ月22日でのJ1初出場で、森本貴幸(当時東京ヴェルディ1969)が持っていた15歳10ヶ月6日のJ1最年少出場記録を21年ぶりに更新[24]。
- 3月13日
- アルビレックス新潟のサッカースクールコーチが、2月24日に飲酒を伴う会食に出席し、自家用車で仮眠後の25日未明に運転をして駐車場の敷地の外に出たところで警察官に呼び止められ、呼気検査の結果血中アルコール濃度が酒気帯び運転の基準値を超えていたことからその場で検挙された(スクールコーチとは同日付で委託契約解除)。このことがJリーグ規約に定める法令遵守規定に違反するとして、クラブに対して譴責処分を課すことを決定[25]。
- 4月7日
- 「ポストユース」世代と呼ばれる19歳から21歳の選手育成・強化を目的に、Jリーグと日本サッカー協会の協働事業として、「U-22 Jリーグ選抜」「U-18 Jリーグ選抜」の活動を行うことを発表。
- U-22 Jリーグ選抜は2期に分けて、それぞれ関東大学選抜、関西学生選抜とのテストマッチを実施し、U-18 Jリーグ選抜は秋に欧州遠征を実施する予定[26]。
- 4月24日
- 京都サンガF.C.のホームタウンを「京都市、宇治市、城陽市、向日市、長岡京市、京田辺市、木津川市、亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、舞鶴市、綾部市、八幡市、宮津市、大山崎町、久御山町、京丹後市、精華町、井手町、宇治田原町、和束町、与謝野町、笠置町、南山城村、伊根町」に変更(笠置町、南山城村、伊根町を追加)することを承認[27]。これにより京都は府内全市町村がホームタウンとなった。
- 5月20日
- ゴールデンウィーク中の5月3日に行われたJリーグ28試合の合計入場者数が422,001人となり、前年5月3日の合計入場者数381,296人を上回って、1日あたりの最多入場者数記録を更新[28]。
- 7月30日
- この日行われた明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団・横浜F・マリノスvsリヴァプール(日産スタジアム)の入場者数が67,032人となり、2023年7月26日に行われた Audi Football Summit powered by docomo・FCバイエルン・ミュンヘンvsマンチェスター・シティ(国立競技場)の65,049人を上回り、Jリーグ主催試合における最多入場者数記録を更新[29]。
- 8月26日
- この日行われた理事会で、J3リーグに参加するクラブの監督指導者ライセンスについて、それまでの「JFA Proライセンスを保有する者」から、2026/27シーズン以降は「JFA Aジェネラルライセンス以上を保有する者」に基準を引き下げることを決定[30]。
- 9月10日
- 都市再生機構(UR都市機構)との間で地域活性化に関する包括連携協定を締結[31]。
- 9月24日
- 国際サッカー連盟 (FIFA) は、ヴァンフォーレ甲府に対して、今後3回(25-26年冬、26年夏、26-27年冬)の移籍期間における新規選手登録の禁止処分(移籍禁止制裁措置)を決定し、24日付けで FIFA Registration Ban List(FIFA登録禁止リスト)に掲載[32][33]。
- FIFAは理由を公表しなかったが、甲府によると、2022年8月から2023年シーズン終了まで期限付き加入していたFWジェトゥリオの移籍金の支払いをめぐって所属元のトンベンセFCとの間で齟齬が生じ、合意に至らなかったことが理由であるとしており、解決に向けてトンベンセと調整中である事を明らかにした[34]。FIFA登録禁止リストにJリーグクラブが掲載されるのは2022年にジュビロ磐田が処分を受けて以来。
- なお、この移籍禁止制裁措置についてはトンベンセFC側が制裁の解除に同意したことにより、9月30日付けでFIFAが制裁を解除し、FIFA Registration Ban List(FIFA登録禁止リスト)から除外している[35]。
- また、ジェフユナイテッド千葉も、同年9月30日付けでFIFA Registration Ban List(FIFA登録禁止リスト)に掲載された(期間は「解除されるまで」、理由は明らかにされていない)[36]が、翌々日までに解除されている。
- 9月25日
- 2026年2月から6月まで開催する「特別大会」の名称を「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」とすることを発表[37]。
- 9月30日
- 栃木シティのホームタウンを「栃木市、壬生町、足利市、佐野市」に変更(佐野市を追加)することを承認[38]。
- 10月1日
- Jリーグによる海外指導者招聘プロジェクトの第1弾として、ドイツのサッカー指導者であるロジャー・シュミットとグローバルフットボールアドバイザーとして契約することに合意[39]。
- 10月7日
- 高知ユナイテッドSCにおいて、2025年2月から6月にかけて、当時監督の秋田豊による選手及びスタッフに対する「パワーハラスメントに該当する行為」があったとして、クラブに対して管理監督義務違反として罰金100万円と譴責の処分を課し、秋田前監督に対しては譴責処分相当である旨を通知[注釈 1]することをそれぞれ決定[40]。
- 7月5日に行われたJ1第23節・横浜FCvs横浜F・マリノス(ニッパツ三ツ沢球技場)及びセレッソ大阪vsガンバ大阪(ヨドコウ桜スタジアム)の試合前、アウェイの横浜FMおよびG大阪のサポーターが相手サポーター等に威嚇・暴力行為を働いたことに対し、両クラブが前日までにサポーター団体と協議していたこと、当該サポーターに対して無期限入場禁止処分等を課していることなどを鑑みて、Jリーグは横浜FM・G大阪の両クラブに対して厳重注意処分を課すと共に、横浜FMに対しては当事者に対して法的手段による責任追及を強く求める処分を決定した[41]上で、「今後の再発防止に向けて」と題したステートメントを発表[42]。
- 10月15日
- この年のJ1昇格プレーオフにおいて、準決勝を含む全試合でビデオ・アシスタント・レフェリー (VAR) を導入することを決定(前年までは決勝にのみ導入)[43]。
- 10月21日
- 10月18日に行われたJ1第34節・横浜F・マリノスvs浦和レッズ(日産スタジアム)の90+1分、浦和MF金子拓郎が副審の淺田武士の胸を突き、退場処分となった件について、Jリーグ規律委員会は金子に4試合の出場停止と罰金40万円の処分を課したことを発表[44]。なお、金子に対しては所属クラブの浦和が10月19日付けで独自にチーム活動からの離脱処分を科したことを発表している[45](規律委員会の処分発表を受けてチーム活動に復帰させた上で独自の制裁金を課している[46])。
特記なき限り代替試合は当初予定されていた会場で開催。
最終更新は2025年10月26日の試合終了時. 出典:
J.LEAGUE Data Site順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7)抽選
(R) 降格.
最終更新は2025年10月26日の試合終了時. 出典:
J.LEAGUE Data Site順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 抽選
(R) 降格.
最終更新は2025年10月26日の試合終了時. 出典:
J.LEAGUE Data Site順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 抽選
- J1からJ2への降格
- J2からJ3への降格
- J2第34節第2日(10月26日)の結果により、愛媛FCの18位以下が確定[61]。
- ^処分決定時点で既にクラブを離れてJリーグクラブの関係者でなくなったことから、Jリーグの懲罰権がなくなったため。
- ^10月2日にサンプロ アルウィンの鉄骨部材の一部が観客席に落下する事故が発生し、管理する長野県が原因が究明され利用者の安全が確認されるまでの間スタジアムの使用停止を決定し[56]、試合日までに解除される見通しが立たないため。
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| リーグ戦 | |
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| カップ戦 | |
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世代別の リーグ戦 / カップ戦 | 1種 (一般) | |
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2種 (高校生年代) | |
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3種 (中学生年代) | |
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4種 (小学生年代) | |
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| 女子 | |
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| フットサル | - インター・カレッジ
- U-18選手権
- U-15選手権
- 女子U-15選手権
- U-12選手権
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代表 (ナショナルチーム) | |
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| 国際大会 | |
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各クラブのシーズン – 男子 (試合日程と結果、 移籍 (加入と脱退)、記録と統計 など) | | J1リーグ | - アルビレックス新潟
- 鹿島アントラーズ
- 浦和レッズ
- 柏レイソル
- FC東京
- 東京ヴェルディ
- FC町田ゼルビア
- 川崎フロンターレ
- 横浜F・マリノス
- 横浜FC
- 湘南ベルマーレ
- 清水エスパルス
- 名古屋グランパス
- 京都サンガ
- ガンバ大阪
- セレッソ大阪
- ヴィッセル神戸
- ファジアーノ岡山
- サンフレッチェ広島
- アビスパ福岡
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| J2リーグ | - 北海道コンサドーレ札幌
- ベガルタ仙台
- ブラウブリッツ秋田
- モンテディオ山形
- いわきFC
- RB大宮アルディージャ
- ジェフユナイテッド千葉
- ヴァンフォーレ甲府
- カターレ富山
- ジュビロ磐田
- 藤枝MYFC
- レノファ山口
- 徳島ヴォルティス
- 愛媛FC
- FC今治
- サガン鳥栖
- V・ファーレン長崎
- 水戸ホーリーホック
- 大分トリニータ
- ロアッソ熊本
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| J3リーグ | - ヴァンラーレ八戸
- 福島ユナイテッド
- 栃木SC
- 栃木シティFC
- ザスパクサツ群馬
- SC相模原
- 松本山雅FC
- AC長野パルセイロ
- ツエーゲン金沢
- アスルクラロ沼津
- FC岐阜
- FC大阪
- 奈良クラブ
- ガイナーレ鳥取
- カマタマーレ讃岐
- 高知ユナイテッドSC
- ギラヴァンツ北九州
- テゲバジャーロ宮崎
- 鹿児島ユナイテッド
- FC琉球
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各クラブのシーズン – 女子 (試合日程と結果、 移籍 (加入と脱退)、記録と統計 など) | | WEリーグ | |
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