| かが たけし 鹿賀 丈史 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 本名 | 勝田 薫且(かつた しげかつ) | ||||||||||
| 生年月日 | (1950-10-12)1950年10月12日(75歳) | ||||||||||
| 出身地 | |||||||||||
| 身長 | 180cm[1] | ||||||||||
| 血液型 | O型[1] | ||||||||||
| 職業 | 俳優・声優・歌手 | ||||||||||
| ジャンル | ミュージカル・舞台・映画・テレビドラマ・テレビ番組 | ||||||||||
| 活動期間 | 1972年 - | ||||||||||
| 活動内容 | 1972年:劇団四季入団 1980年:劇団四季退団 | ||||||||||
| 配偶者 | 独身(結婚歴あり) | ||||||||||
| 事務所 | ホリプロ | ||||||||||
| 公式サイト | 鹿賀丈史 オフィシャルサイト | ||||||||||
| 主な作品 | |||||||||||
| 舞台 『ジーザス・クライスト・スーパースター』 『ウエスト・サイド物語』 『ヴェニスの商人』 『レ・ミゼラブル』 『ジキル&ハイド』 『ラ・カージュ・オ・フォール』 『シラノ』 『ラブ・ネバー・ダイ』 『生きる』 映画 『野獣死すべし』 『疑惑』 『麻雀放浪記』 『キャバレー』 『木村家の人びと』 『さすらいのトラブルバスター』 『西遊記』 『相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』 『七つの会議』 テレビドラマ 『黄金の日日』 『Gメン'75』 『徳川家康』 『私鉄沿線97分署』 『ジャングル / NEWジャングル』 『翔ぶが如く』 『振り返れば奴がいる』 『静かなるドン』 『恋愛中毒』 『怪物くん』 『ジョーカー 許されざる捜査官』 テレビ番組 『料理の鉄人』 『ポンキッキーズ』 『タイムショック21』 | |||||||||||
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鹿賀 丈史(かが たけし、1950年〈昭和25年〉10月12日[1] - )は、日本の俳優、ミュージカル俳優、声優、歌手。本名:中野 薫且(なかの しげかつ)[注 1]→勝田 薫且(かつた しげかつ)[2]。石川県金沢市出身[1]。ホリプロ所属。身長180cm、体重70kg。
父は洋服の仕立て屋、母は北陸一のゴム風船屋の裕福な家庭で育ち、9歳から中学2年まで少年合唱団に所属していた[2]。小学3年生から4年生の間は父の都合で金沢から東京の麻布十番に転居していたが、その後は再び金沢に戻る[2]。石川県立金沢二水高等学校に入学[2]後は合唱部でテノール、指揮者として活躍をしていた[2]。
クラシックの声楽家を志して東京音楽大学などの浪人中に友人に勧められて一緒にオーディションを受けたのがきっかけで1972年に劇団四季へ入団。芸名の「鹿賀丈史」は同劇団代表の浅利慶太が名づけたもので、金沢出身ということで加賀に因み、「鹿のように俊敏になり、そして澄んだ目をしているように」という意味で“鹿”賀となった[3]。「丈史」は語呂が良いことと、劇団四季の創設者の一人の日下武史にあやかったことによる[4]。在籍中は児童向けミュージカルなどに出演した後に、『ジーザス・クライスト・スーパースター』のジーザス役で主演デビューし、注目を集める。同劇団の顔である日下のシャイロックで話題を集めた『ヴェニスの商人』のバッサーニオなど、軽妙な役柄もこなした。
1980年に退団。退団時に浅利慶太から「3年間は舞台に出るな」と言われたこともあり映画・テレビドラマに出演、後に舞台にも復帰した[5]。映画では角川春樹から着目され、松田優作主演の『野獣死すべし』の重要な助演を経て、篠田正浩監督の『悪霊島』では金田一耕助役に抜擢された。そのほか野村芳太郎監督の『疑惑』、和田誠監督の『麻雀放浪記』、角川監督の『キャバレー』などの助演(以上3作の演技でそれぞれ日本アカデミー賞助演男優賞を受賞)、滝田洋二郎監督の『木村家の人びと』、井筒和幸監督の『さすらいのトラブルバスター』などの主演で注目を浴びた。
テレビドラマでは、1978年のNHK大河ドラマ『黄金の日日』が初出演作となった。それ以後は大河ドラマの『翔ぶが如く』で主役の大久保利通を演じた。他にも『天皇の料理番』『Gメン'75』『警部補 古畑任三郎』『静かなるドン』など各年代を代表する作品に数多く登場している。
四季退団後の舞台では、1987年の日本初演から『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役とジャベール役を滝田栄とのダブルキャストでこなし、舞台役者としての地位を確立。1990年1月21日、『レ・ミゼラブル』終演後、マロリー・ワイス症候群のため楽屋で吐血し緊急入院したが、治療を受けて同年1月29日に退院した。1998年には『レ・ミゼラブル』の初演以来舞台の中核として活躍してきた功績に対して、菊田一夫演劇賞特別賞を、2005年には『ジキル&ハイド』『レ・ミゼラブル』の演技に対し菊田一夫演劇賞演劇大賞を受賞している。
2002年、劇団四季の同期で盟友でもある市村正親と23年ぶりに共演する予定だった舞台「You Are The Top 今宵の君」を、急性虫垂炎で初日三日前に降板した。その後市村とは2005年の舞台『デモクラシー』などで共演を果たしている。
1993年から1999年まで放送されたテレビ番組『料理の鉄人』で美食アカデミー主宰として出演し、バラエティの才能も見せた。同番組内での決まり文句である「私の記憶が確かならば」の言い回しが有名となり、鹿賀の認知度を老若男女問わず広めたが、強烈な印象を残すキャラクターだっただけに、プライベートでも役柄そのものの人物と誤解される事に本人は少々悩まされていたと、後に『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』出演時(1997年放送)に語っている。
テレビ番組では『料理の鉄人』のほかにクイズ番組『タイムショック21』で4代目司会を務めた。子供番組『ポンキッキーズ』では謎の部屋を守る番人「カガマル」や先生に扮した「ドクター・カガドル」として出演し、楽曲「Ja-nay」を歌唱している。番組では同曲に合わせて体操をする全国キャラバンも行われ、主な『料理の鉄人』出演者(鹿賀、岸朝子、服部幸應、景山民夫、坂井宏行)がこの曲を踊っているシーンが放送されている。
| 出演年 | 作品名 | 役名 | 劇場 |
|---|---|---|---|
| 1973年 | ジーザス・クライスト・スーパースター | ジーザス・クライスト | 中野サンプラザホール |
| 王様の耳はロバの耳 | NHKホール | ||
| 間奏曲 | 西武劇場 | ||
| エレクトル | 日生劇場 | ||
| 1974年 | ウエスト・サイド物語 | トニー | 日生劇場 |
| ジョン万次郎海を渡る | 福沢諭吉 | 日生劇場 神戸文化ホール 大阪厚生年金会館 | |
| ウエスト・サイド物語 | トニー | 23都市 | |
| ウエスト・サイド物語 | トニー | 39都市 | |
| 1975年 | ヴェローナの恋人たち | 日生劇場 | |
| 雪ん子 | 日生劇場 名古屋市民劇場 神戸文化ホール 福岡市民会館 大阪厚生年金会館 NHKホール | ||
| ヴェローナの恋人たち | 12都市 | ||
| ヴェローナの恋人たち | 37都市 | ||
| 1976年 | ジーザス・クライスト・スーパースター | ジーザス・クライスト | 日生劇場 他 |
| ブレーメンの音楽隊 | ロバ | 39都市 | |
| ブレーメンの音楽隊 | ロバ | NHKホール | |
| ブレーメンの音楽隊 | ロバ | 23都市 | |
| ジーザス・クライスト・スーパースター | ジーザス・クライスト | 29都市 | |
| 青い鳥 | 日生劇場 | ||
| 1977年 | ジーザス・クライスト・スーパースター | ジーザス・クライスト | 西武劇場 |
| 汚れた手 | シャルル | 西武劇場 | |
| ヴェニスの商人 | パッサーニオ | 日生劇場 | |
| ヴェニスの商人 | パッサーニオ | 36都市 | |
| ウエスト・サイド物語 | トニー | 日生劇場 | |
| ウエスト・サイド物語 | トニー | 30都市 | |
| 1978年 | カッコーの巣をこえて | パトリック・マクマーフィー | 西武劇場 |
| ヴェニスの商人 | パッサーニオ | 27都市 | |
| カッコーの巣をこえて | パトリック・マクマーフィー | 10都市 | |
| ひばり | 日生劇場 | ||
| ウエスト・サイド物語 | トニー | 34都市 | |
| 1979年 | ジーザス・クライスト・スーパースター | ジーザス・クライスト | サンシャイン劇場 |
| ひばり | 28都市 | ||
| ウエスト・サイド物語 | トニー | 日生劇場 | |
| リトル・ナイト・ミュージック | 日生劇場 | ||
| ジーザス・クライスト・スーパースター | ジーザス・クライスト | 日生劇場 | |
| ジーザス・クライスト・スーパースター | ジーザス・クライスト | 48都市 |
| 出演年 | 作品名 | 役名 | 劇場 |
|---|---|---|---|
| 1986年 | トーチソング・トリロジー | アーノルド | パルコ劇場 |
| 1987年 - 2001年 | レ・ミゼラブル | ジャン・バルジャン / ジャベール | 帝国劇場他 |
| 1995年 | レ・ミゼラブル 10周年記念コンサート | ジャン・バルジャン | ロイヤル・アルバート・ホール |
| 2000年 | マクベス | マクベス | 新国立劇場 |
| 2001年 | 三文オペラ | マック・ヒース | シアターコクーン他 |
| ジキル&ハイド | ヘンリー・ジキル | 日生劇場他 | |
| 2003年 | ジキル&ハイド | ヘンリー・ジキル | 日生劇場 |
| 2004年 | レ・ミゼラブル コンサート | ジャベール | 東京芸術劇場 /梅田コマ劇場 |
| 2005年 | デモクラシー | ブラント首相 | 青山劇場他 |
| レ・ミゼラブル プレミアム公演 | ジャベール | 帝国劇場 | |
| ジキル&ハイド | ヘンリー・ジキル | 日生劇場 | |
| 2006年 | ペテン師と詐欺師 | ローレンス | 天王洲 銀河劇場他 |
| 2007年 | ジキル&ハイド | ヘンリー・ジキル | 日生劇場他 |
| レ・ミゼラブル 日本初演20周年記念公演 | ジャベール | 帝国劇場他 | |
| 錦繍 | 有馬靖明 | 天王洲銀河劇場 | |
| 2008年 | ペテン師と詐欺師 | ローレンス | 日生劇場 |
| かもめ | トリゴーリン | 赤坂ACTシアター・シアターBRAVA!他 | |
| ラ・カージュ・オ・フォール | ジョルジュ | 日生劇場他 | |
| 2009年 | ラ・カージュ・オ・フォール | ジョルジュ | 地方公演 |
| シラノ | シラノ・ド・ベルジュラック | 日生劇場他 | |
| 錦繍 | 有馬靖明 | 天王洲銀河劇場他 | |
| 2010年 | 鹿賀丈史・市村正親 それぞれのコンサート | 東京国際フォーラム他 | |
| ファンタスティックス(英語版) | エル・ガヨ | シアターコクーン | |
| 2011年 | レ・ミゼラブル 帝劇開場100周年記念公演 | ジャベール | 帝国劇場 |
| 太陽に灼かれて | コトフ大佐 | 天王洲銀河劇場他 | |
| 2012年 | ラ・カージュ・オ・フォール | ジョルジュ | 日生劇場他 |
| 2013年 | シラノ | シラノ・ド・ベルジュラック | 日生劇場 /新歌舞伎座 |
| ワイルドホーン・メロディーズ | オーチャードホール | ||
| エニシング・ゴーズ | ムーンフェイス | 帝国劇場 | |
| 2014年 | ラブ・ネバー・ダイ | ファントム | 日生劇場 |
| 2015年 | ラ・カージュ・オ・フォール | ジョルジュ | 日生劇場 / 梅田芸術劇場 |
| デスノート The Musical | 夜神総一郎 | 日生劇場 | |
| 2018年 | ラ・カージュ・オ・フォール | ジョルジュ | 日生劇場 |
| 生きる | 渡辺勘治 | TBS赤坂ACTシアター | |
| 2020年 | 生きる | 渡辺勘治 | 日生劇場/地方公演 |
| 2022年 | ラ・カージュ・オ・フォール | ジョルジュ | 日生劇場/地方公演 |
| 2023年 | 生きる | 渡辺勘治 | 新国立劇場/梅田芸術劇場 |
| 2025年 | ある男[10] | 小見浦憲男 / 小菅[11] | 東京建物 Brillia HALL/地方公演 |
| 発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ビクター音楽産業 | |||||
| 1st | 1981年 | ハーバーライト | TLP-3029 | 全2曲 A面
B面
| |
| 日本コロムビア | |||||
| 2nd | 1985年11月21日 | 酔いどれ | AH-668 | 全2曲 A面
B面
| |
| ポニーキャニオン | |||||
| 3rd | 1992年10月21日 | 微笑みのせいさ | PCDA-00376 | 全3曲
| |
| 東芝EMI/イーストワールド | |||||
| 4th | 1994年2月2日 | 男と女でいたい夜 | TODT-3186 | 全3曲
| |
| メディア・レモラス | |||||
| 5th | 1995年11月17日 | BON! BA la BON | MRDA-00058 | 全3曲
| |
| ポニーキャニオン | |||||
| 6th | 1996年10月18日 | Ja-nay | PCDA-00928 | 全3曲
| |
| 発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ビクター音楽産業 | |||||
| 1st | 1980年 | ひとりぼっちのシアター | SJX-20193 | 全10曲 A面
B面
| |
| 2nd | 1981年 | After Dark | SJX-30098 | 全10曲 A面
B面
| |
| ポニーキャニオン | |||||
| 3rd | 1992年11月6日 | A New Day | PCCA-00404 | 全10曲
| |
| 使用年 | 曲名 | タイアップ |
|---|---|---|
| 1994年 | 男と女でいたい夜 | 関西テレビ・フジテレビ系『新伍&紳助のあぶない話』エンディングテーマ |
| 1996年 | Ja-nay | フジテレビ系『ポンキッキーズ』ポンキッキーズメロディー(挿入歌)[39] |
{{cite web2}}: CS1メンテナンス: 数字を含む名前/author (カテゴリ) CS1メンテナンス: 複数の名前/author (カテゴリ)| グループ会長:堀義貴、代表取締役社長:菅井敦 | ||||||||||||||||||||||
| HORIPRO |
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| プロダクション パオ |
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| ホリプロ・ ブッキング・ エージェンシー |
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| ホリプロコム |
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| Depeche (男性モデル) |
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| Booze (女性モデル) | ||||||||||||||||||||||
| ホリプロ インターナショナル | ||||||||||||||||||||||
| ホリプロ デジタル エンターテインメント | ||||||||||||||||||||||
| 関連項目 | ||||||||||||||||||||||
| 関連人物 |
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| 公式サイト:ホリプロ、ホリプロコム | ||||||||||||||||||||||
エランドール賞 新人賞 | |
|---|---|
| 1950年代 | |
| 1960年代 | |
| 1970年代 |
|
| 1980年代 | |
| 1990年代 | |
| 2000年代 | |
| 2010年代 | |
| 2020年代 | |
| 1 - 10作 | |
|---|---|
| 11 - 20作 | |
| 21 - 30作 | |
| 31 - 40作 | |
| 41 - 50作 | |
| 51 - 60作 | |
| 61 - 70作 | |
| その他(NHK新大型時代劇) | |
| シリーズ | |||||||||||||
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| キャラクター | |||||||||||||
| ドラマ |
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| 関連楽曲 |
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| 関連人物 |
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| ステージ | |||||||||||||
| 関連番組 | |||||||||||||
| コンサート | |||||||||||||
| 特別番組 | |||||||||||||
| 関連項目 | |||||||||||||
| 10代 | |
|---|---|
| 20代 | |
| 30代 | |
| 40代 | |
| 50代 | |
| 60代 以上 | |
| 男性 | |
| 特別 賞 | |
| *は複数回の受賞。男性は1992年から、60代以上は97年から、10代は99年から対象 | |