高岡市(たかおかし)は、富山県北西部にある市[2][3]。県庁所在地の富山市に次ぐ県内第2の都市で、県西部(呉西)の中心都市である。
加賀前田家2代当主前田利長が築いた高岡城の城下町として発展し、高岡城の廃城後は商工業都市として発展した[2][3]。伝統工芸の高岡銅器に代表される鋳物の生産が盛んである。
「高岡」の地名は『詩経』の一節「鳳凰鳴矣于彼高岡(鳳凰鳴けり彼の高き岡に)」に由来し[1][4]、前田利長が築城と開町に際して名づけた瑞祥地名である。
高岡市中心部の空中写真。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成。2021年8月2日撮影の14枚を合成。市域面積は209.59km2で、富山県全体の面積の約5%を占めている。うち宅地が38.36km2、農地が56.96km2、山林が22.42km2、原野が2.18km2、雑種地が6.05km2、公有地が81.57km2、その他が0.03km2である[5]。
富山県の4市(氷見市、小矢部市、砺波市、射水市)、石川県の2町(津幡町、宝達志水町)、計6市町と隣接している。
市の北中部から西部にかけては山間地で、二上丘陵や西山丘陵の山々が連なる。北東部で富山湾(日本海)に面し、北東部から南部にかけての庄川と小矢部川により形成された扇状地に市街地が広がる。
日本の渚百選に選ばれる雨晴海岸は、男岩や女岩といった島々を抱く富山湾越しに立山連峰を望む景勝地である。海岸沿いは海水浴場があり、夏季は海水浴客でにぎわう。
中心市街地や北東部(伏木地区)は射水平野、南部(戸出地区、中田地区)や南西部(福岡地区)は砺波平野に含まれる。隣の砺波市にまたがる砺波平野のおよそ220km2の平野部は、屋敷林に囲まれた7,000軒を越す屋敷が点在し、散居村の風景として知られる[6]。
- 二上丘陵
- 海老坂峠 - 標高51m。国道160号。
- 西山丘陵
- 大釜山 - 標高501.6m。高岡市最高峰[7]。
- 三千坊山 - 標高264.1m。
- 向山 - 標高203m。
- 奥山 - 標高202m。
- 元取山 - 標高195.7m。
- 清水山 - 標高174m。
- 城ヶ平山 - 標高172m。
- 金山 - 標高152m。
- 三方峰 - 標高144m。
- 平尻山 - 標高119.0m。
- 男岩 - 面積1,100m2。無人島。
- 女岩 - 面積400m2。無人島。
気候は日本海側気候で、豪雪地帯に指定されている。風上に能登半島があるため風が弱まり雪雲が停滞しやすく、沿岸部にある伏木観測所でも雪が多い。平年の最深積雪は50cm程度であるが、昭和38年1月豪雪(三八豪雪、1963年)で最深積雪225cm、平成18年豪雪(2006年)で最深積雪104cm、平成23年豪雪(2011年)で最深積雪127cmを記録している。
2020年(令和2年)の平均気温は15.1°C、平均相対湿度は79%、最深積雪は10cm、降水量は2,065mm、日照時間は1,722.4時間だった[5]。
| 伏木特別地域気象観測所(高岡市伏木古国府、標高12m)の気候 |
|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
|---|
| 最高気温記録°C (°F) | 20.3 (68.5) | 23.3 (73.9) | 28.5 (83.3) | 32.0 (89.6) | 32.5 (90.5) | 37.3 (99.1) | 38.3 (100.9) | 39.7 (103.5) | 38.5 (101.3) | 34.1 (93.4) | 28.9 (84) | 23.5 (74.3) | 39.7 (103.5) |
|---|
| 平均最高気温°C (°F) | 6.0 (42.8) | 7.0 (44.6) | 11.3 (52.3) | 16.7 (62.1) | 21.6 (70.9) | 24.7 (76.5) | 29.1 (84.4) | 30.9 (87.6) | 26.6 (79.9) | 21.2 (70.2) | 15.3 (59.5) | 9.3 (48.7) | 18.3 (64.9) |
|---|
| 日平均気温°C (°F) | 2.9 (37.2) | 3.3 (37.9) | 6.6 (43.9) | 11.7 (53.1) | 16.8 (62.2) | 20.8 (69.4) | 25.1 (77.2) | 26.7 (80.1) | 22.7 (72.9) | 17.0 (62.6) | 11.1 (52) | 5.7 (42.3) | 14.2 (57.6) |
|---|
| 平均最低気温°C (°F) | 0.2 (32.4) | 0.1 (32.2) | 2.5 (36.5) | 7.3 (45.1) | 12.7 (54.9) | 17.8 (64) | 22.3 (72.1) | 23.5 (74.3) | 19.4 (66.9) | 13.3 (55.9) | 7.4 (45.3) | 2.6 (36.7) | 10.8 (51.4) |
|---|
| 最低気温記録°C (°F) | −12.1 (10.2) | −11.3 (11.7) | −8.7 (16.3) | −2.6 (27.3) | 1.8 (35.2) | 8.5 (47.3) | 12.7 (54.9) | 14.0 (57.2) | 8.4 (47.1) | 1.8 (35.2) | −0.9 (30.4) | −8.7 (16.3) | −12.1 (10.2) |
|---|
| 降水量 mm (inch) | 272.7 (10.736) | 161.6 (6.362) | 150.6 (5.929) | 121.9 (4.799) | 115.4 (4.543) | 159.4 (6.276) | 223.8 (8.811) | 194.2 (7.646) | 205.0 (8.071) | 161.2 (6.346) | 221.3 (8.713) | 294.0 (11.575) | 2,281 (89.803) |
|---|
| 降雪量 cm (inch) | 107 (42.1) | 71 (28) | 15 (5.9) | 1 (0.4) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 46 (18.1) | 238 (93.7) |
|---|
| 平均降水日数(≥0.5 mm) | 24.4 | 19.8 | 17.8 | 13.6 | 11.8 | 11.0 | 13.7 | 10.9 | 14.1 | 13.9 | 18.4 | 23.3 | 192.7 |
|---|
| 平均降雪日数 | 21.0 | 17.6 | 9.2 | 1.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 1.0 | 12.4 | 62.6 |
|---|
| % 湿度 | 81 | 77 | 71 | 69 | 72 | 79 | 80 | 77 | 77 | 75 | 76 | 80 | 76 |
|---|
| 平均月間日照時間 | 61.1 | 85.7 | 137.6 | 176.4 | 204.6 | 158.8 | 160.3 | 205.5 | 147.3 | 146.3 | 104.6 | 66.8 | 1,650.1 |
|---|
| 出典:気象庁(平均値: 1991年 - 2020年、極値: 1887年 - 現在)[8][9] |
2025年10月1日の人口(推計人口)は158,693人で、県庁所在地の富山市に次ぐ県内第2の都市である。現在の高岡市に相当する地域の人口は1985年(昭和60年)ごろをピークに減少傾向である。
住民基本台帳による年齢別人口は、年少人口(0-14歳)が18,025人(10.7%)、生産年齢人口(15-64歳)が94,450人(55.9%)、老年人口(65歳以上)が56,440人(33.4%)である[5]。
2020年(令和2年)国勢調査による高岡市の人口重心は白金町交差点付近にある。
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| 高岡市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 高岡市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 高岡市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
高岡市(に相当する地域)の人口の推移
| 1970年(昭和45年) | 170,841人 | | | 1975年(昭和50年) | 181,151人 | | | 1980年(昭和55年) | 186,900人 | | | 1985年(昭和60年) | 188,006人 | | | 1990年(平成2年) | 187,869人 | | | 1995年(平成7年) | 186,827人 | | | 2000年(平成12年) | 185,682人 | | | 2005年(平成17年) | 181,229人 | | | 2010年(平成22年) | 176,061人 | | | 2015年(平成27年) | 172,125人 | | | 2020年(令和2年) | 166,393人 | |
|
| 総務省統計局国勢調査より |
市内の地区は以下の通り[10]。
- 平米(ひらまい)
- 人口2,934人。市中心部の一角で、高岡古城公園北側の地区。高岡市役所がある。
- 定塚(じょうづか)
- 人口9,171人。市中心部の一角で、高岡古城公園南側の地区。JR西日本およびあいの風とやま鉄道の高岡駅がある。
- 下関(しもぜき)
- 人口8,967人。1925年(大正14年)に編入された旧射水郡下関村。瑞龍寺がある。
- 博労(ばくろう)
- 人口10,176人。市中心部の一角で、高岡駅西側の地区。
- 横田(よこた)
- 人口5,170人。1928年(昭和3年)に編入された旧射水郡横田村。あいの風とやま鉄道高岡やぶなみ駅がある。
- 西条(さいじょう)
- 人口6,546人。1928年(昭和3年)に編入された旧射水郡西条村。
- 川原(かわら)
- 人口3,032人。市中心部北側の地区。
- 成美(せいび)
- 人口7,393人。市中心部北側の地区。高岡市民病院がある。
- 二上(ふたがみ)
- 人口2,388人。1933年(昭和8年)に編入された旧射水郡二上村。富山大学高岡キャンパスがある。
- 能町(のうまち)
- 人口11,483人。1942年(昭和17年)に編入された旧射水郡能町村。JR能町駅がある。
- 牧野(まきの)
- 人口9,590人。1951年(昭和26年)に編入された旧射水郡牧野村。
- 野村(のむら)
- 人口17,915人。1942年(昭和17年)に編入された旧射水郡野村。住宅地が広がり、市内最大の人口を抱える。
- 二塚(ふたつか)
- 人口3,465人。1942年(昭和17年)に編入された旧射水郡二塚村。北陸新幹線の新高岡駅がある。
- 佐野(さの)
- 人口7,039人。1942年(昭和17年)に編入された旧射水郡佐野村。
- 福田(ふくた)
- 人口2,949人。1949年(昭和24年)に編入された旧西礪波郡福田村。
- 小勢(おぜ)
- 人口840人。1954年(昭和29年)に編入された旧西礪波郡小勢村。
- 立野(たての)
- 人口3,114人。1955年(昭和30年)に編入された旧西礪波郡立野村。あいの風とやま鉄道西高岡駅がある。
- 東五位(ひがしごい)
- 人口4,662人。1953年(昭和28年)に編入された旧西礪波郡東五位村。能越自動車道高岡インターチェンジがある。
- 石堤(いしつつみ)
- 人口1,067人。1953年(昭和28年)に編入された旧西礪波郡石堤村。
- 国吉(くによし)
- 人口3,139人。1951年(昭和26年)に編入された旧西礪波郡国吉村。
- 守山(もりやま)
- 人口2,333人。1942年(昭和17年)に編入された旧射水郡守山村。能越自動車道高岡北インターチェンジがある。
- 伏木(ふしき)
- 人口9,983人。1942年(昭和17年)に編入された旧射水郡伏木町。市北部の中心地。富山県内で最も早く開けた地で、古代は越中国の国府が置かれた。JR伏木駅や伏木港があり、高岡の外港として栄え、化学工業や製紙業が盛ん。
- 太田(おおた)
- 人口2,245人。1953年(昭和28年)に編入された旧氷見郡太田村。旧氷見郡で唯一氷見市でなく高岡市に属する。景勝地として知られる雨晴海岸がある。
- 戸出(といで)
- 人口13,162人。1966年(昭和41年)に編入された旧西礪波郡戸出町。市南部の中心地。JR戸出駅や高岡法科大学がある。
- 中田(なかだ)
- 人口5,640人。1966年(昭和41年)に編入された旧東礪波郡中田町。
- 福岡(ふくおか)
- 人口2,955人。2005年(平成17年)に高岡市と合併した旧西礪波郡福岡町の中心部で、町村制施行当初から福岡町だった地区。あいの風とやま鉄道福岡駅がある。
- 山王(さんのう)
- 人口3,786人。1940年(昭和15年)に旧福岡町と合併した旧西礪波郡山王村。
- 大滝(おおたき)
- 人口2,359人。1940年(昭和15年)に旧福岡町と合併した旧西礪波郡大滝村。能越自動車道福岡インターチェンジがある。
- 西五位(にしごい)
- 人口1,754人。1954年(昭和29年)に旧福岡町と合併した旧西礪波郡西五位村。
- 五位山(ごいやま)
- 人口320人。1954年(昭和29年)に旧福岡町と合併した旧西礪波郡五位山村。高岡市西端の山間地である。
- 赤丸(あかまる)
- 人口1,064人。1954年(昭和29年)に旧福岡町に編入された旧西礪波郡赤丸村。
明治時代の田園風景古代、現在の高岡の郊外は、越中国の国府であり、そのため、746年に国守として大伴家持が赴任し、在任した五年間にとても多くの秀歌を残した。これは、高岡市が“万葉の里”と呼ばれる由来であり、現在も行われている高岡万葉まつりのメインイベントである万葉集全20巻朗唱の会にも受け継がれている。
近世になると、1609年に加賀前田家2代当主前田利長が高岡城に入り、“高岡”の町(現在の高岡市中心部)が開かれる。それまでのこの一帯は「関野」(せきの)または「志貴野」(しきの)と呼ばれていた。今も関野神社、富山県立志貴野高等学校などに名前が残る。この1609年の開町により、近世高岡の文化が始まる。開町の当時は、5,000人にも満たない人々で町が構成され、城の周囲や南の台地に、侍屋敷が配置されていた。だが、1615年の一国一城令により高岡城は無くなる。当時「城の無い城下町は衰退していく」と言われていたが、3代当主前田利常の「高岡の人々の転出を規制し、商業都市への転換を図る」という政策が功を奏したため、高岡は発展の道を辿り始め、高岡の“商工業の町”としての歴史が始まっていく。高岡銅器や高岡漆器などもこの頃から始まった。
近代では、1889年4月1日に青森県の弘前市などの全国30都市と共に市制が施行され、日本初の市の1つとして、“高岡市”が誕生する。当時の高岡市は面積2.04km2、人口29,202人、世帯数7,086戸と、同時に市制施行した全国31市の中で最小規模の市であった[11]。この頃から伏木港(現伏木富山港伏木地区)での交易が盛んになってくる。
現代では2005年11月1日に隣接する福岡町と新設合併し、新しく“高岡市”が発足する。2017年、次年度以降に従前の予算編成を行った場合、40億円以上の財源不足が生じることが判明、公共事業や補助金の廃止、抑制を打ち出すとともに2018年度から5年間を期間とする「財政健全化緊急プログラム」を策定した[12]。その後、財政健全化が一定の成果を上げたことから、2021年度末をもって財政健全化緊急プログラムを1年前倒しで終了した。
- 1609年9月13日 - 高岡城が完成し、“高岡”の町が開かれる。
- 出町譲(2025年(令和7年)7月12日就任、1期目)
歴代高岡市長は以下の通り[27][28]。
| 代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
|---|
歴代高岡市長(1889年 - 2005年) |
|---|
| 1 | 奥田貞済 | 1889年(明治22年)5月16日 | 1891年(明治24年)4月9日 |
|---|
| 2 | 市川伯孝 | 1891年(明治24年)6月20日 | 1892年(明治25年)11月7日 |
|---|
| 3 | 堀二作 | 1892年(明治25年)11月8日 | 1898年(明治31年)11月7日 |
|---|
| 4 | 筏井甚吉 | 1898年(明治31年)11月11日 | 1901年(明治34年)9月20日 |
|---|
| 5 | 堀二作 | 1901年(明治34年)10月2日 | 1907年(明治40年)10月1日 |
|---|
| 6 | 松島喜五郎 | 1907年(明治40年)10月15日 | 1913年(大正2年)10月14日 |
|---|
| 7 | 鳥山敬二郎 | 1913年(大正2年)11月28日 | 1917年(大正6年)11月27日 |
|---|
| 8 | 鳥山敬二郎 | 1917年(大正6年)12月8日 | 1921年(大正10年)12月7日 |
|---|
| 9 | 上埜安太郎 | 1922年(大正11年)9月16日 | 1926年(大正15年)5月21日 |
|---|
| 10 | 南慎一郎 | 1926年(大正15年)8月7日 | 1930年(昭和5年)8月6日 |
|---|
| 11 | 早苗西蔵 | 1930年(昭和5年)8月11日 | 1934年(昭和9年)8月10日 |
|---|
| 12 | 堀豊 | 1934年(昭和9年)8月26日 | 1938年(昭和13年)7月22日 |
|---|
| 13 | 木津太郎平 | 1938年(昭和13年)12月4日 | 1942年(昭和17年)11月27日 |
|---|
| 14 | 木津太郎平 | 1942年(昭和17年)12月3日 | 1945年(昭和20年)12月19日 |
|---|
| 15 | 堀健治 | 1946年(昭和21年)1月25日 | 1946年(昭和21年)11月22日 |
|---|
| 16 | 武田儀八郎 | 1947年(昭和22年)4月5日 | 1948年(昭和23年)4月14日 |
|---|
| 17 | 南慎一郎 | 1948年(昭和23年)6月1日 | 1952年(昭和27年)5月31日 |
|---|
| 18 | 堀健治 | 1952年(昭和27年)6月1日 | 1956年(昭和31年)5月24日 |
|---|
| 19 | 堀健治 | 1956年(昭和31年)5月25日 | 1960年(昭和35年)5月24日 |
|---|
| 20 | 堀健治 | 1960年(昭和35年)5月25日 | 1964年(昭和39年)5月24日 |
|---|
| 21 | 堀健治 | 1964年(昭和39年)5月25日 | 1968年(昭和43年)5月24日 |
|---|
| 22 | 堀健治 | 1968年(昭和43年)5月25日 | 1972年(昭和47年)5月24日 |
|---|
| 23 | 堀健治 | 1972年(昭和47年)5月25日 | 1976年(昭和51年)5月24日 |
|---|
| 24 | 堀健治 | 1976年(昭和51年)5月25日 | 1980年(昭和55年)5月24日 |
|---|
| 25 | 堀健治 | 1980年(昭和55年)5月25日 | 1984年(昭和59年)5月24日 |
|---|
| 26 | 堀健治 | 1984年(昭和59年)5月25日 | 1988年(昭和63年)5月24日 |
|---|
| 27 | 佐藤孝志 | 1988年(昭和63年)5月25日 | 1992年(平成4年)5月24日 |
|---|
| 28 | 佐藤孝志 | 1992年(平成4年)5月25日 | 1996年(平成8年)5月24日 |
|---|
| 29 | 佐藤孝志 | 1996年(平成8年)5月25日 | 2000年(平成12年)5月24日 |
|---|
| 30 | 佐藤孝志 | 2000年(平成12年)5月25日 | 2004年(平成16年)5月24日 |
|---|
| 31 | 橘慶一郎 | 2004年(平成16年)5月25日 | 2005年(平成17年)10月31日 |
|---|
歴代高岡市長(2005年 - ) |
|---|
| 1 | 橘慶一郎 | 2005年(平成17年)11月20日 | 2009年(平成21年)6月19日 |
|---|
| 2 | 高橋正樹 | 2009年(平成21年)7月12日 | 2013年(平成25年)7月11日 |
|---|
| 3 | 高橋正樹 | 2013年(平成25年)7月12日 | 2017年(平成29年)7月11日 |
|---|
| 4 | 高橋正樹 | 2017年(平成29年)7月12日 | 2021年(令和3年)7月11日 |
|---|
| 5 | 角田悠紀 | 2021年(令和3年)7月12日 | 2025年(令和7年)7月11日 |
|---|
| 6 | 出町譲 | 2025年(令和7年)7月12日 | 現職 |
|---|
高岡市役所本庁舎- 高岡市役所
- 本庁舎
- 伏木支所(高岡市伏木コミュニティセンター)
- 戸出支所(高岡市戸出コミュニティセンター)
- 中田支所(高岡市中田コミュニティセンター)
- 福岡支所(福岡庁舎)
高岡市消防本部の4消防署、2出張所がある。なお、高岡市消防本部は氷見市の消防事務を受託しており、氷見消防署も管轄している。
高岡市消防本部(高岡消防署)- 高岡市国際交流センター
- 高岡市男女平等推進センター
- オタヤ市民サービスコーナー
- 高岡市防災センター
- 福岡防災センター
- 富山県高岡総合庁舎
- 高岡厚生センター
- 高岡農林振興センター
- 高岡土木センター
- 高岡出納室
- 高岡児童相談所
牧野地区を除く全域が高岡警察署、牧野地区が射水警察署の管轄である。
高岡警察署- 高岡警察署
- 伏木幹部交番
- 高岡駅前交番
- 志貴野交番
- 御馬出交番
- 南星交番
- 横田交番
- 新高岡駅前交番
- 戸出交番
- 能町交番
- 野村交番
- 高岡西交番
- 福岡町交番
- 守山警察官駐在所
- 国吉警察署駐在所
- 太田警察官駐在所
- 中田警察官駐在所
- 西五位警察官駐在所
高岡市は計量法による計量特定市に指定されている。
高岡市議会は定数27人の議員で構成される。定例会と臨時会があり、定例会は3月、6月、9月、12月に行われる。
2025年(令和7年)8月現在の会派構成は以下の通り[29]。
- 高岡市選挙区
- 定数 7人
- 任期 2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和9年)4月29日
| 氏名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
|---|
| 山本徹 | 自由民主党 | 6 | |
| 川島国 | 自由民主党 | 3 | |
| 針山健史 | 自由民主党 | 2 | |
| 瀬川侑希 | 自由民主党 | 2 | |
| 嶋川武秀 | 自由民主党 | 1 | |
| 横田誠二 | 自由民主党 | 1 | 補選 |
| 井加田まり | 立憲民主党 | 4 | |
高岡銅器、高岡漆器、高岡仏壇といった伝統工芸が受け継がれている。特に銅製品は国内シェア9割以上であり、その技術の粋でもある高岡大仏は「銅器のまち」高岡のシンボルとなっている。また、福岡地区は菅笠づくりで知られ、こちらも国内シェア9割以上である。
近代以降はアルミ、化学、薬品、製紙といった産業が盛ん。豊富な水を利用した水力発電による安価な電力を背景に、特にアルミ産業が盛んであり、アルミ建材の国内シェア3位の三協立山が本社を置く。
市内に本社を置く東証プライム上場企業に中越パルプ工業、CKサンエツ、三協立山、トナミホールディングス(トナミ運輸)、東証スタンダード上場企業にタカギセイコー、富山銀行、伏木海陸運送がある。また、創業者ゆかりの地という経緯から読売新聞の北陸支社が置かれている。
2015年(平成27年)の国勢調査による就業人口は、第一次産業が1,868人(2.2%)、第二次産業が28,097人(32.7%)、第三次産業が54,505人(63.5%)、その他の産業が1,362人(1.6%)だった[5]。
トナミ運輸本社
富山銀行本店
イオンモール高岡
高岡市民病院- 高岡市保健センター
- 高岡市福岡健康福祉センター
- 高岡市社会福祉協議会館
- 高岡市ふれあい福祉センター
- 万葉社会福祉センター
- 福岡社会福祉センター(こぶし荘)
- 高岡市ストックヤード
- 高岡市埋立処分場
- 燃やせるごみは氷見市の高岡広域エコ・クリーンセンター(高岡・氷見・小矢部の3市で運営)で処理している。
高岡市は、高岡の伝統工芸を通して、ものづくりの見方や考え方、豊かな生活を創造する資質や能力を育成することを目指し、小学5年生から中学1年生を対象に独自の科目「ものづくり・デザイン科」を実施している[30]。
- 高岡第一学園附属第一幼稚園
- 高岡第一学園附属第三幼稚園
- 高岡第一学園附属第五幼稚園
高岡市立成美小学校
高岡市立高陵中学校
富山県立高岡高等学校
富山大学高岡キャンパス- 高岡第一学園幼稚園教諭・保育士養成所
- 安川専門学校ロイモード学院
- 富山県高岡看護専門学校
- 高岡市立福岡あおぞらこども園
- かたかご幼稚園かたかご保育園
- 福岡幼稚園
- こばと幼稚園
- 坂ノ下保育園
- ふたばこども園
- 中田保育園
- みつば保育園
- いずみ幼稚園
- 国吉ちくば保育園
- 盤若野保育園
- 高岡保育園
- 若葉保育園
- 上関保育園
- 能町保育園
- 高岡第一学園附属第二幼稚園
- 和田保育園
- 野村保育園
- 定塚保育園
- ひかり幼稚園
- 福岡ひばり園
- 高岡市立中央保育園
- 高岡市立西部保育園
- 高岡市立伏木古府保育園
- 高岡市立佐野保育園
- 高岡市立太田保育園
- 高岡市立二塚保育園
- 高岡市立川原保育園
- 高岡市立戸出保育園
- 高岡市立戸出東部保育園
- 高岡市立はおか保育園
- 高岡市立万葉なかよし保育園
- 高岡市立牧野かぐら保育園
- さくら保育園
- 南部保育園
- 成美保育園
- 正徳保育園
- 伏木保育園
- 吉久ひなどり保育園
- 国吉光徳保育園
- 石堤保育園
- 立野保育所
- 市野瀬保育園
- 戸出北部保育園
- すみれ保育園
- つくし保育園
- 戸出西部保育園
- 牧野みどり保育園
- あさひ保育園
- 済生会高岡なでしこ保育園
高岡市立中央図書館(ウイング・ウイング高岡)
高岡市美術館
高岡古城公園動物園おおむね1地区に1館の市立公民館が設置されている。伏木地区は2館(伏木、古府)、戸出地区は4館(戸出、北般若、是戸、醍醐)、福岡地区は2館(福岡中央、福岡)。木津公民館は博労地区と佐野地区の一部(木津地区)を対象とする。五位山地区は市立公民館が設置されていない。
- 高岡市立平米公民館
- 高岡市立定塚公民館
- 高岡市立下関公民館
- 高岡市立博労公民館
- 高岡市立横田公民館
- 高岡市立西条公民館
- 高岡市立川原公民館
- 高岡市立成美公民館
- 高岡市立二上公民館
- 高岡市立能町公民館
- 高岡市立牧野公民館
- 高岡市立野村公民館
- 高岡市立二塚公民館
- 高岡市立佐野公民館
- 高岡市立木津公民館
- 高岡市立福田公民館
- 高岡市立小勢公民館
- 高岡市立立野公民館
- 高岡市立東五位公民館
- 高岡市立石堤公民館
- 高岡市立国吉公民館
- 高岡市立守山公民館
- 高岡市立伏木公民館
- 高岡市立古府公民館
- 高岡市立太田公民館
- 高岡市立戸出公民館
- 高岡市立北般若公民館
- 高岡市立是戸公民館
- 高岡市立醍醐公民館
- 高岡市立中田公民館
- 高岡市立福岡中央公民館
- 高岡市立福岡公民館
- 高岡市立山王公民館
- 高岡市立大滝公民館
- 高岡市立西五位公民館
- 高岡市立赤丸公民館
- 高岡市生涯学習センター
- 高岡市文化芸能館
- 高岡市五位山交流館
- 高岡市埋蔵文化財センター
高岡西部総合公園野球場(ボールパーク高岡)
高岡市民体育館(東洋通信スポーツセンター)- 高岡ねがいみち駅伝(5月)
- 高岡万葉マラソン(6月)
- 万葉の里高岡 二上山トレイルラン(9月)
- 富山マラソン(10月/11月) - 高岡市役所前をスタート地点、富山市の富岩運河環水公園をゴール地点とする市民マラソン大会。
県立高岡商業高校が高校野球の県内強豪であり、全国高等学校野球選手権大会に22回、選抜高等学校野球大会に5回出場している。その他、高校野球全国大会に出場経験がある学校として高岡第一高校と県立福岡高校がある。
社会人バドミントンの強豪トナミ運輸が本拠地を置くこともあり、バドミントンが盛んで、全国高等学校総合体育大会バドミントン競技大会や全国高等学校選抜バドミントン大会でベスト4以上の経験がある学校として県立高岡商業高校、県立高岡工芸高校、高岡第一高校、旧県立高岡西高校[注釈 4]がある。
高岡関野神社(末広町)
射水神社(古城)
気多神社(伏木一宮)
勝興寺(伏木古国分)
瑞龍寺(関本町)- 高岡バプテスト教会(三女子)
- 高岡キリスト恵み教会(大野)
- 高岡教会(大手町)
- 高岡福音キリスト教会(清水町)
- 高岡バイブルバプテスト教会(守護町)
- 福岡町キリスト教会(福岡町福岡新)
高岡大仏
金屋町- 武田家住宅 - 重要文化財。
- 佐伯家住宅 - 重要文化財。
- 山町筋 - 重要伝統的建造物群保存地区。
- 金屋町 - 重要伝統的建造物群保存地区。
- 吉久 - 重要伝統的建造物群保存地区。
- 戸出御旅屋門
国泰寺
雨晴海岸
伏木曳山祭
戸出七夕まつり市内の国、県、市などが指定した文化財は以下の通り[34][35][36][37][38]。
瑞龍寺 仏殿
勝興寺 本堂
菅野家住宅- 国宝(建造物)
- 重要文化財(建造物)
- 瑞龍寺(総門、禅堂、大茶堂、高廊下、北回廊、南東回廊、南西回廊)
- 気多神社(本殿)
- 武田家住宅
- 佐伯家住宅
- 勝興寺(経堂、御霊屋、鼓堂、宝蔵、総門、唐門、式台門、台所、書院及び奥書院、御内仏)
- 菅野家住宅(主屋、土蔵)
- 重要文化財(絵画)
- 紙本金地著色洛中洛外図(六曲屏風)(勝興寺、高岡市美術館保管)
- 紙本著色一塔両尊像(大法寺、高岡市美術館保管)
- 紙本著色日蓮像(同上)
- 紙本著色鬼子母神十羅刹女像(同上)
- 絹本著色三十番神像(同上)
- 重要文化財(彫刻)
- 重要文化財(工芸品)
- 金襴手花鳥文瓢形花生(個人)
- 飛青磁柑子口花生(個人)
- 銅錫杖頭(双竜飾)(個人、東京国立博物館保管)
- 重要文化財(書跡・典籍)
- 高岡商工会議所伏木支所(旧伏木銀行)
- 清水町配水塔資料館(旧配水塔、水源地水槽、第三源井上屋)
- 澤田家住宅(主屋)
- 棚田家住宅(主屋、味噌蔵、道具蔵、衣装蔵)
- 福岡町歴史民俗資料館(旧福岡町役場)
- 谷村家住宅(主屋)
- 能松家住宅(主屋)
- 佐野家住宅(主屋、茶室、一番の蔵、二番の蔵、調度蔵、味噌蔵、防火壁)
- 井波屋仏壇店
- 有藤家住宅
- 清都酒造場(主屋)
- 旧南部鋳造所(キュポラ、煙突)
- 旧伏木測候所(庁舎、測風塔)
- 有礒正八幡宮(本殿、釣殿、拝殿及び幣殿)
- 伊東家住宅(旧松下家住宅)(主屋)
- 若井家住宅(旧中越銀行)(主屋)
- 丸谷家住宅(旧津野家住宅)(主屋、土蔵)
- 金作家住宅(主屋、東土蔵、西土蔵)
- 歓盛寺(本堂、離座敷、山門)
- 史跡
- 名勝
- 建造物
- 絵画
- 彫刻
- 工芸品
- 短刀 銘 則重(個人)
- 高岡御車山
- 刀 金像嵌 銘 義弘 忠恒(花押)(個人)
- 刀 銘 友次(個人)
- 書跡・典籍
- 古文書
- 歴史資料
2015年(平成27年)4月24日、市内の文化財が日本遺産に認定された。
- 加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡-人、技、心-
富山県と高岡市は「近世高岡の文化遺産群」として市内の文化財の世界文化遺産への登録を目指している。文化庁が選定する国内暫定候補入りは見送られたが、市民団体が世界文化遺産登録に向けて活動している。
鉄道はあいの風とやま鉄道線(旧北陸本線)、城端線、氷見線、万葉線、道路は国道8号、国道156号、国道160号が集まり、県西部の交通の要衝である。
市内の代表駅(中心となる駅)はJR西日本・あいの風とやま鉄道の高岡駅。また、2015年(平成27年)に北陸新幹線の新高岡駅が開業している。
最寄りの空港は富山市にある富山空港。
北陸新幹線 新高岡駅
高岡駅・高岡駅停留場主な発着場所は高岡駅北口(古城公園口)、高岡駅南口(瑞龍寺口)、高岡砺波スマートICに併設されている高岡高速バスターミナルの3箇所。高岡駅を通る路線の一部は新高岡駅を経由する。
北陸自動車道 高岡砺波スマートインターチェンジ
能越自動車道 高岡インターチェンジ
道の駅万葉の里 高岡市内の郵便局は以下の通り[39]。
高岡郵便局
伏木郵便局- 高岡郵便局
- イオンモール高岡内郵便局
- 石堤郵便局
- 北般若郵便局
- 国吉郵便局
- 高岡いわせの郵便局
- 高岡駅南郵便局
- 高岡駅前郵便局
- 高岡五福町郵便局
- 高岡佐野郵便局
- 高岡守護町郵便局
- 高岡内免郵便局
- 高岡中川郵便局
- 高岡南星町郵便局
- 高岡能町郵便局
- 高岡野村郵便局
- 高岡二塚郵便局
- 高岡本町郵便局
- 高岡丸の内郵便局
- 高岡南町郵便局
- 高岡美幸町郵便局
- 高岡向野郵便局
- 高岡守山郵便局
- 高岡横田郵便局
- 高岡芳野郵便局
- 高岡若富郵便局
- 立野郵便局
- 戸出郵便局
- 中田郵便局
- 福岡郵便局
- 伏木古府郵便局
- 伏木郵便局
- 雨晴簡易郵便局
- 市野瀬簡易郵便局
- 佐野緑町簡易郵便局
- 高岡旭ケ丘簡易郵便局
- 高岡問屋センター簡易郵便局
- 高岡吉久簡易郵便局
- 高岡蓮花寺簡易郵便局
- 戸出五簡易郵便局
- 中曽根簡易郵便局
- 福岡小野簡易郵便局
- 伏木矢田簡易郵便局
- 放寺簡易郵便局
- 横越簡易郵便局
市北部の二上丘陵にテレビやラジオの放送施設が設置されている。
高岡市章
旧高岡市章高岡市の市章は、福岡町との合併に合わせて2005年(平成17年)11月1日に制定されたもので、デザインは「高」の字を図案化し、緑と青が豊かな自然と水を表している。公募されたものの中から4つに絞られたのち、市民へのアンケートを経て決定した[19]。合併前の旧市章は、1916年(大正5年)9月1日に制定されたもので、デザインは「高」の字を丸く図案化したものだった。
高岡市は、市の木につまま(タブノキ)、市の花にかたかご(カタクリ)、市の花木にさくら(サクラ属)を制定している[1]。福岡町との合併前は、市の花にカタカゴ、市の花木にコシノヒガンザクラを制定していた[26]。
新高岡市誕生10周年に合わせ、高岡市民の歌「ふるさと高岡」が制定された[40]。作詞は林真理子、作曲は三枝成彰。
市のマスコットキャラクターに、越中国守大伴家持をモデルにした家持くんと、加賀前田家2代当主前田利長をモデルにした利長くんがいる。
高岡市の姉妹都市、友好都市、提携都市は以下の通り[41]。
氷見市(富山県) - 高岡市と氷見市との防災相互応援協定書。1983年(昭和58年)7月26日締結。2005年(平成17年)12月1日再締結。
小松市(石川県) - 小松市・高岡市災害時相互応援協定。1996年(平成8年)2月21日締結。2005年(平成17年)12月1日再締結。
金沢市(石川県) - 高岡市・金沢市災害時相互応援協定。1996年(平成8年)3月4日締結。2005年(平成17年)12月1日再締結。
長岡市(新潟県) - 高岡市・長岡市災害時相互応援協定。1996年(平成8年)5月9日締結。2006年(平成18年)1月4日再締結。
射水市(富山県) - 高岡市と射水市との防災相互応援協定。2005年(平成17年)6月3日、旧新湊市と締結。2005年(平成17年)11月28日再締結。
小矢部市(富山県) - 高岡市・小矢部市災害時相互応援協定。2006年(平成18年)2月20日締結。
砺波市(富山県) - 高岡市・砺波市災害時相互応援協定。2007年(平成19年)10月2日締結。
一宮市(愛知県) - 高岡市・一宮市災害時相互応援協定。2007年(平成19年)10月31日締結。
中津川市(岐阜県) - 高岡市・中津川市災害時相互応援協定。2008年(平成20年)7月7日締結。
美濃市(岐阜県) - 高岡市・美濃市災害時相互応援協定。2009年(平成21年)3月2日締結。
沼津市(静岡県) - 高岡市・沼津市災害時相互応援協定。2011年(平成23年)11月14日締結。
松戸市(千葉県) - 高岡市・松戸市災害時相互応援協定。2012年(平成24年)2月9日締結。
越前市(福井県) - 高岡市・越前市災害時相互応援に関する覚書。2012年(平成24年)5月1日締結。
大垣市(岐阜県) - 高岡市・大垣市災害時相互応援協定。2013年(平成25年)5月7日締結。
大和市(神奈川県) - 高岡市・大和市災害時相互応援協定。2017年(平成29年)11月24日締結。
高岡市の名誉市民と市民栄誉賞受賞者は以下の通り[47]。
高岡市民または高岡市にゆかりのある人物で、文化や社会の発展や公共の福祉に貢献した人物に名誉市民の称号が授与される[48]。
| 氏名 | 決定日 | 功績 |
|---|
| 笹島英樹 | 1965年(昭和40年)6月1日 | 井波町(現南砺市)出身。西条小学校に奉職後、アメリカ合衆国に渡り帰化。日米の親善と交流の発展に尽力。 |
| 正力松太郎 | 1965年(昭和40年)6月18日 | 大門町(現射水市)出身。テレビの普及促進やプロ野球の創設など文化の向上に尽力。国会議員として国政に参与し、地方文化の向上や北陸地方の発展に貢献。 |
| 河合良成 | 1965年(昭和40年)6月18日 | 福光町(現南砺市)出身。少年期を伏木町(現高岡市)で過ごす。国会議員として国政に参与したほか、機械産業の経営を通じ、産業の振興に貢献。 |
| 大橋八郎 | 1965年(昭和40年)6月18日 | 高岡市出身。日本放送協会会長、日本電信電話公社総裁。国際通信や公共放送の充実と通信放送事業の発展に貢献。 |
| 南慎一郎 | 1965年(昭和40年)6月18日 | 高岡市出身。高岡市長を務め、全国の都市に先駆けて上下水道の敷設に着手し、高岡市の都市基盤造成に貢献。 |
| オズワルド・ブランチ・ファリア | 1974年(昭和49年)8月19日 | ブラジルサンパウロ州ミランドポリス市長。1974年(昭和49年)10月19日に調印された、高岡市とミランドポリス市の姉妹都市提携に貢献。 |
| ロバート・E・アームストロング | 1977年(昭和52年)4月2日 | アメリカ合衆国インディアナ州フォートウェイン市長。1977年(昭和52年)4月8日に調印された、高岡市とフォートウェイン市の姉妹都市提携に貢献。 |
| 橘直治 | 1982年(昭和57年)3月26日 | 守山村(現高岡市)出身。国会議員として国政に参与し、社会や経済の復興と発展に尽力。海運業の経営を通じ、伏木港の発展に貢献。 |
| 竹平政太郎 | 1982年(昭和57年)3月26日 | 長年にわたりアルミニウム工業界で活躍し、産業の振興と国民生活の向上に尽力。高岡地区のアルミ産地化と関連産業の伸展に努め、地域経済の発展に貢献。 |
| 豊田文一 | 1982年(昭和57年)3月26日 | 長年にわたり医学界、教育界で活躍し、地域医療の向上に尽力。金沢大学学長として教育の向上に貢献。 |
| 胡占山 | 1986年(昭和61年)6月3日 | 中華人民共和国遼寧省錦州市長。1985年(昭和60年)8月10日に調印された、高岡市と錦州市の友好都市提携に貢献。 |
| 堀健治 | 1989年(平成元年)5月26日 | 長年にわたり高岡市議会議員、高岡市長を務め、高岡市の発展に尽力。各種団体の要職を歴任し、地域の発展に貢献。 |
| 金森榮一 | 1990年(平成2年)9月25日 | 長年にわたり彫金作家として創作活動に携わり、伝統工芸産業の振興に貢献。1989年(平成元年)に重要無形文化財保持者に認定(人間国宝)。 |
| 堀田善衛 | 1994年(平成6年)3月25日 | 伏木町(現高岡市)出身の小説家。『広場の孤独』で芥川賞を受賞するなど、世界的に高く評価された。 |
| 竹平榮次 | 2007年(平成19年)12月20日 | 長年にわたりアルミニウム工業界で活躍し、産業の振興と国民生活の向上に尽力。高岡地区のアルミ産地化と関連産業の伸展に努め、地域経済の発展に貢献。 |
| 南義弘 | 2011年(平成23年)3月18日 | 長年にわたり高岡商工会議所会頭として地域経済の振興に貢献。高岡市観光協会会長として観光の振興に尽力し、地域社会の発展に貢献。 |
| 石澤義文 | 2015年(平成27年)9月29日 | 長年にわたり全国商工会連合会会長を務め、小規模事業者の振興に貢献。福岡町長として旧福岡町の発展に尽力し、旧高岡市と旧福岡町の合併に貢献。 |
| 大澤幸勝 | 2015年(平成27年)9月29日 | 鋳金作家。2005年(平成17年)に重要無形文化財保持者に認定(人間国宝)。技術の継承と後継者の育成など、長年にわたり伝統工芸産業の発展に貢献。 |
高岡市の市民栄誉賞は、福岡町(現高岡市)出身の映画監督滝田洋二郎が『おくりびと』で第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したことを受け、2009年(平成21年)に創設された制度である。高岡市の名声を高め、市民に希望を与える功績を残した人物に授与される。
- スパシーヴァ高岡(服部浩子・室まさのり、1996年)
- 高岡万葉音頭(都はるみ、2010年)
- 新たかおか音頭(藤森美伃、2014年)
- ただ君に晴れ ミュージックビデオ(ヨルシカ、2018年)
- ^高岡市に本社を置いていたが、2022年(令和4年)に富山市へ移転。
- ^高岡市に本社を置いていたが、1953年(昭和28年)に富山市へ移転。
- ^1917年(大正6年)に旧伏木町で創業した北海電化工業に起源を持つ。
- ^2020年(令和2年)に県立高岡高校と統合。
- ^米島口停留場から伏木線が分岐していたが、1971年(昭和46年)に廃止。
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