飯盛山(いいもりやま)は福島県会津若松市にある標高314mの山。またその周辺(周辺の主な範囲についてはこちらを参照)。白虎隊十九士自刃の地としても知られている。


会津若松市中心部の北東方の郊外に位置する標高314mの山である[1]。会津若松市一箕町(いっきまち)に属し、JR会津若松駅からはほぼ真東にあたる。
「飯盛山」という名前の由来は、この山が飯を盛ったような形なので、この名前が付けられた[2]。
戊辰戦争(会津戦争)において会津藩は年齢別に部隊を再編し、16歳から17歳の者で白虎隊を編成した[3]。白虎隊士中二番隊は慶応4年(1868年)8月23日早朝から戸ノ口原の戦いに臨んだが、死傷者が多く出たため退却し、戸ノ口堰洞門を経て飯盛山にたどり着いた[1]。しかし、鶴ヶ城天守を覆うほどの黒煙を目にし、捕まり生き恥を晒すよりはと自刃した地である[3]。白虎隊士の遺体に触れることは許されず、約3ヶ月後に付近の村人らによって飯盛山ふもとの宝光山妙國寺に密かに仮埋葬され、1872年(明治2年)に改葬が許された[3]。飯盛山には会津飯盛山白虎隊士墳墓域(登録記念物)[1]や白虎隊記念館がある。
山へ登るには徒歩で登るコースと「飯盛山スロープコンベア」(有料エスカレータ)で登るコースがある。
頂上からは、会津若松市内が一望できる。テレビ朝日系ドラマ『白虎隊』のロケ地でもある。
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