| この項目では、愛知県の自治体について説明しています。その他の用法については「飛島」をご覧ください。 |
| 「飛鳥村」とは異なります。 |
| とびしまむら 飛島村 | |||||
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| 国 | |||||
| 地方 | 中部地方、東海地方 | ||||
| 都道府県 | 愛知県 | ||||
| 郡 | 海部郡 | ||||
| 市町村コード | 23427-3 | ||||
| 法人番号 | 7000020234273 | ||||
| 面積 | 22.43km2 | ||||
| 総人口 | 4,487人[編集] (推計人口、2026年1月1日) | ||||
| 人口密度 | 200人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 名古屋市、弥富市、東海市、知多市、海部郡蟹江町 | ||||
| 村の木 | サクラ | ||||
| 村の花 | キク | ||||
| 飛島村役場 | |||||
| 村長 | 加藤光彦 | ||||
| 所在地 | 〒490-1436 愛知県海部郡飛島村竹之郷三丁目1番地 北緯35度04分44秒東経136度47分28秒 / 北緯35.07878度 東経136.79114度 /35.07878; 136.79114座標:北緯35度04分44秒東経136度47分28秒 / 北緯35.07878度 東経136.79114度 /35.07878; 136.79114 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
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飛島村(とびしまむら)は、愛知県西部に位置し、海部郡に属する村。伊勢湾最北部に面し、尾張地方に含まれる。北設楽郡豊根村とともに、愛知県内で2つしかない村のひとつ。
1889年、愛知県海西郡飛島新田、服岡新田、政成新田が合併して誕生[1]。
元々は新田を作るべく干拓された土地であるために稲作が盛んである[1]。さらに、野菜や花卉栽培も盛んに行われており[2]、2017年度の農業産出額は13億3000万円であった[3]。
また、政令指定都市の名古屋市に隣接していることにより、名古屋港の一角である南部は臨海工業地帯として開発されている。西名古屋火力発電所をはじめ、自動車関連産業、造船産業、鉄鋼関連の事業所、材木関連産業、輸出関係の倉庫などが多数立地しており、名古屋税関の出張所も置かれている。
2007年9月に公示された基準地価では、同村東浜2丁目に位置する住友倉庫が30.6パーセントの上昇率で、工業地としては日本で1位を記録した。
人口(夜間人口)は約4400人に過ぎないのに対し[4]、昼間人口は約14,000人(夜間人口の約3倍)に達する[4]。これは、村外から飛島村の臨海工業地帯への通勤者が多いためである。
村全体が干拓地や埋立地であるために海抜ゼロメートル地帯が多く、平均海抜はマイナス1.5メートルである。このために水害を受けやすく[5][6]、市街化区域は8.66平方キロメートルのみである。残りの13.87平方キロメートルは市街化調整区域に指定されており、住宅地を拡大することが困難である[7]。

愛知県では昔から海を干拓して新田を作る事が盛んであったが[8]、飛島村もそのような地区であり、村の全体が干拓や埋め立てによってできた地域である[1]。
村の北部は干拓によって出来た海抜ゼロメートル地帯であり、農村風景が広がる。
南部は埋め立て地で、名古屋港の一角を占める名古屋港西部臨海工業地帯として造成された地区である。
また、海上の貯木場も複数個所で見られる。

人口は、2019年10月1日時点で4609人である。村ではあるが北設楽郡東栄町や設楽町よりは多い。
| 飛島村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 飛島村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 飛島村 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
飛島村(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
かつては貧しい村であり、戦前から数度市町村合併の俎上に上るも、相手自治体から毎回拒否された[12]。1944年の東南海地震でも甚大な災害を被ったものの、太平洋戦争下で軍部の命令により、燈火管制を敷いている名古屋市の工場が攻撃される事を防ぐため、飛島村の田や畑に裸電球を燈して大都市を装うことで、戦争の矢面に立つことを余儀なくされ、空襲による犠牲者も多かった[12]。
さらに1959年9月に襲来した伊勢湾台風では高潮被害などで130名の犠牲者を出し、村長が県・国に数度対策を哀願するも、財政力の弱さから、復旧は「南海作戦」と呼ばれる海上自衛隊が着手した最後の伊勢湾台風復旧事業により被災から2ヶ月後まで水が引くことはなかった[12]。村民の流出も相次ぎ、1960年時点では、財政力指数は0.22の貧しい自治体であった。なお、筏川の畔には「伊勢湾台風殉難之碑」が建立された。
同年、当時の愛知県知事・桑原幹根により、伊勢湾台風の直撃を受けた湾岸に臨海工業地帯の建設が計画され、飛島村では1962年から1981年にかけて伊勢湾岸の埋め立てが行われた。埋め立て中の1968年には33万平方メートルの貯木場が完成し、行政権は飛島村に属することが決まった。さらに造船鉄鋼産業地も飛島村に属し、次第に裕福な村へと変貌していった。
2017年度の歳入額は約68億5000万円で[13]、うち固定資産税は約29億4000万円[13]、同年度の財政力指数は日本で最高位の2.15であり[14]、「日本一の金持ち村」として、度々マスメディアで特集を組まれ紹介されている[15][16]。
| 当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 当 | 岡本充功 | 53 | 立憲民主党 | 元 | 91,152票 | ○ |
| 比当 | 長坂康正 | 67 | 自由民主党 | 前 | 78,726票 | ○ |
| 伊藤恵子 | 71 | 日本共産党 | 新 | 19,899票 |

本部は村内にある海部南部消防組合である。
郵便配達は弥富市にある弥富郵便局が行う。




名古屋市港区が隣接している為、名古屋市方面への移動が多い。日光川を渡った先の港区には、南陽地区にイオン南陽店、西茶屋地区にイオンモール名古屋茶屋などの大型商業施設などが立地している。



飛島村内に鉄道は走っていない。
飛島村ではコミュニティバスとして飛島公共交通バスが運行されており、蟹江町の近鉄名古屋線近鉄蟹江駅や、名古屋市港区の名古屋市営地下鉄名港線名古屋港駅・築地口駅、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線稲永駅に乗り入れている。
飛島村と名古屋市港区との間には、伊勢湾岸自動車道の名港トリトンの1つである名港西大橋が架かっている。


飛島村の土地は江戸時代の干拓によって造成が始まった。その一部の飛島新田には一切経堂という、飛島新田で最古の木造建築が残っている[1]。干拓によって死んだ水棲生物を供養するために建立されたとされる。なお、飛島村内には19の寺院・神社がある[28]。