 | この項目では、市について説明しています。別に存在する町については「釧路町」をご覧ください。 |
ラビスタ釧路川から見た釧路市中心市街地釧路市(くしろし)は、北海道東部の太平洋沿岸にある市。釧路総合振興局の振興局所在地。計量特定市に指定されている。
道東地方を管轄する国や道の出先機関のほか、日本銀行支店や外国の領事館や国際機関の置かれている道東の政治経済の中心都市である。国内の市町村では面積第7位(香川県の7割相当)。人口はかつて札幌市、旭川市、函館市に次ぐ道内4位であったが、1984年以降は減少が進み2022年現在は苫小牧市、帯広市に抜かれ6位である[1]。東北海道最大の歓楽街末広歓楽街を有する。飲食店数は北海道2位の規模である。
2014年(平成26年)4月1日には全域が過疎地域に指定された[2]。国際バルク戦略港湾(穀物)に選定[3] された釧路港を持ち、食料品工場、医薬品製造工場、発電所などを擁する臨海工業都市である。また、多くの観光客が訪れる釧路空港と、釧路湿原国立公園および阿寒摩周国立公園の2つの国立公園を市域に有する。小惑星(4096) Kushiroは釧路市にちなんで命名された[4][5]。
「釧路」という地名の由来は下記のように諸説あり不明であるが、いずれもアイヌ語に漢字にあてたものとされている[6]。
| アイヌ語 | 意味 | 由来 |
|---|
| カタカナ表記(アコㇿイタㇰ) | ラテン翻字 |
|---|
| クㇱル | kus-ru | 越える・道 | ここから標津や斜里へ越えていったため |
| クスリ | kusuri | 薬 | 川上の温泉から薬水が流れ出ていたため |
| チクㇱル | ci-kus-ru | 我ら・通る・道 | 網走との往来道であることから |
| クㇱペッ | kus-pet | 通り抜ける・川 | 川が厚岸や根室、十勝、網走への重要な交通路であったため。 |
| クㇱナイ | kus-nay |
| クㇱシㇼ | kus-sir | 川向こうの・山 | |
| クッチャロ | kutcaro | | クッチャロはアイヌ語で咽喉を指す。屈斜路湖から釧路川が流れ出す地点にあるコタンが「銚子口」の意味で「クッチャロ」と呼ばれていた。 ここのアイヌを松前藩が今の釧路に移し、「クッチャロ」からクスリ場所と称したため(後述)。 |
細岡展望台から見た釧路湿原(2008年9月)北海道の東部太平洋側、釧路総合振興局の所管区域の南部に位置する。
釧路市中心部周辺の空中写真。2015年7月11日撮影の40枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成。市内を釧路川、阿寒川が流れるほか、阿寒湖、春採湖がある。釧路市(1922年ー2005年)は平地に位置するため山はほとんどなかったが、合併により、白糠町を囲むような形で西側への飛び地ができ(合併経緯参照)、北西部に阿寒地区の雄阿寒岳などの山岳地帯を含むようになった。北東部は釧路湿原国立公園と隣接し、釧路湿原との境界ぎりぎりの所まで住宅が建ち並ぶ。
- ※主な山岳
- ※主な河川
- 釧路川(旧釧路川)
- 新釧路川(釧路川)
- 阿寒川
- 舌辛川
- 別保川(べっぽがわ)
- 仁々志別川(ににしべつがわ)
- 雪裡川(せつりがわ)
- アセツリ川(阿雪裡川)
- 星が浦川
- 竜神川
- 別途前川(べっとまえがわ)
- 鳥取川
- 沼尻川
- 音別川
- 尺別川
- ※主な湖沼
音別地区の区域の401.40平方キロメートルは、釧路市中心部とは間に白糠町を挟んで離れており、大規模な飛地となっている。このような大規模な飛び地のある市町村は日本でも数えるほどしか無い[注釈 1]。後述する合併協議の時点では白糠町を含めた合併が協議されていたが、白糠町の脱退によって東西に分かれたまま一つの市となった。
- 道営住宅千歳団地
- 道営住宅白樺団地
- 道営住宅新緑ヶ岡団地
- 道営住宅曙団地
- 道営住宅愛国団地
- 道営住宅住之江団地
- 道営住宅新富士団地
- 道営住宅若竹団地
- 道営住宅ことぶき団地
- 道営住宅クレインヴィラ
| 釧路市 |
|---|
| 雨温図(説明) |
|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | | | | | | | | | | | | | | 気温(°C) | | 総降水量(mm) | | 出典:気象庁 |
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| インペリアル換算 |
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| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | | | | | | | | | | | | | | 気温(°F) | | 総降水量(in) |
|
ケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候(湿潤大陸性気候)(Dfb)、日本の気候分類では太平洋側気候の東部北海道型に属する。
道東の太平洋側ならではの風土が釧路の気候を形作っている。寒流である親潮の影響を受け、一般に冷涼である[7]。特に夏季は海霧に覆われる日が多く、冷涼である。一方、秋・冬・春はとても乾燥した晴天が続き「釧路晴れ」と呼ばれ降雪も少ない、年を通じての日照時間は約2,000時間と国内有数である[8]。なお内陸部の阿寒地域では寒暖の差が激しく、海岸と違い降雪量も多い[7]。
夏季は海霧によって真夏日は観測されても年1回程度で、夏日も少ない。ただし内陸部では海霧の影響がないため、夏日および真夏日が続く[9]。
冬季は西高東低の冬型の気圧配置になると、晴れの日が続き空気が乾燥する。降雪量は少ない。海に近い割に真冬日が多く、年に44.7日(平年値)である。また内陸部では放射冷却現象により最低気温が氷点下20℃前後まで下がる[10]。
近年は全国の観測地点の中でも突出して年間を通して温暖化が進んでおり、1910年の観測開始以来、2023年の年平均気温は過去最高の8.5℃を記録した他、7.9℃(2022年)、7.7℃(2015年)、7.6℃(2021年)、7.5℃(2020年)、7.3℃(2010年)、7.2℃(2018年)、7.1℃(2019年)、7.1℃(2013年)と、上位は7.2℃(1990年)と7.1℃(2004年)の二か年を除きすべて2010年以降の記録である。特に冬は暖冬が急増している。また、夏季も猛暑となる年が急増しており、2023年7月の平均気温20.0℃、同年8月の平均気温21.8℃はいずれも各月の過去最高記録となった。これは、2000年の露場の幣舞橋付近の丘の上から海沿い市街地への移転も影響しているとされ、冬は海からの西風が卓越しやすく気温が下がりにくくなっているほか、夏季も内陸からの風によって気温が上がりやすくなっている。但し2023年の釧路地方気象台は真夏日になったことが一度もなかった。
| 釧路市幸町(釧路地方気象台、標高5m)の気候 |
|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
|---|
| 最高気温記録°C (°F) | 7.6 (45.7) | 11.0 (51.8) | 15.9 (60.6) | 23.5 (74.3) | 28.0 (82.4) | 32.4 (90.3) | 33.5 (92.3) | 31.1 (88) | 29.6 (85.3) | 23.7 (74.7) | 18.7 (65.7) | 12.4 (54.3) | 33.5 (92.3) |
|---|
| 平均最高気温°C (°F) | −0.2 (31.6) | −0.1 (31.8) | 3.3 (37.9) | 8.0 (46.4) | 12.6 (54.7) | 15.8 (60.4) | 19.6 (67.3) | 21.5 (70.7) | 20.1 (68.2) | 15.1 (59.2) | 8.9 (48) | 2.5 (36.5) | 10.6 (51.1) |
|---|
| 日平均気温°C (°F) | −4.8 (23.4) | −4.3 (24.3) | −0.4 (31.3) | 4.0 (39.2) | 8.6 (47.5) | 12.2 (54) | 16.1 (61) | 18.2 (64.8) | 16.5 (61.7) | 11.0 (51.8) | 4.7 (40.5) | −1.9 (28.6) | 6.7 (44.1) |
|---|
| 平均最低気温°C (°F) | −9.8 (14.4) | −9.4 (15.1) | −4.2 (24.4) | 0.7 (33.3) | 5.4 (41.7) | 9.5 (49.1) | 13.6 (56.5) | 15.7 (60.3) | 12.9 (55.2) | 6.1 (43) | −0.3 (31.5) | −7.0 (19.4) | 2.8 (37) |
|---|
| 最低気温記録°C (°F) | −28.3 (−18.9) | −27.0 (−16.6) | −24.8 (−12.6) | −14.1 (6.6) | −4.6 (23.7) | −0.4 (31.3) | 3.3 (37.9) | 5.4 (41.7) | −2.2 (28) | −6.9 (19.6) | −15.2 (4.6) | −25.7 (−14.3) | −28.3 (−18.9) |
|---|
| 降水量 mm (inch) | 40.4 (1.591) | 24.8 (0.976) | 55.9 (2.201) | 79.4 (3.126) | 115.7 (4.555) | 114.2 (4.496) | 120.3 (4.736) | 142.3 (5.602) | 153.0 (6.024) | 112.7 (4.437) | 64.7 (2.547) | 56.6 (2.228) | 1,080.1 (42.524) |
|---|
| 降雪量 cm (inch) | 32 (12.6) | 27 (10.6) | 31 (12.2) | 7 (2.8) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 4 (1.6) | 26 (10.2) | 127 (50) |
|---|
| 平均降水日数(≥0.5 mm) | 6.4 | 5.6 | 8.1 | 9.8 | 11.3 | 10.2 | 11.5 | 11.8 | 11.8 | 8.7 | 8.0 | 7.7 | 110.8 |
|---|
| 平均降雪日数 | 14.3 | 13.9 | 15.1 | 9.8 | 1.4 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 1.0 | 5.7 | 12.6 | 74.3 |
|---|
| % 湿度 | 67 | 69 | 71 | 77 | 80 | 87 | 88 | 87 | 84 | 76 | 69 | 67 | 77 |
|---|
| 平均月間日照時間 | 186.7 | 183.1 | 200.8 | 182.2 | 177.5 | 126.8 | 118.9 | 117.6 | 143.9 | 177.0 | 167.6 | 175.6 | 1,957.6 |
|---|
| 出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年、極値:1910年 - 現在)[11][12] |
| 釧路(旧釧路地方気象台・幣舞町)1961年 - 1990年平均の気候 |
|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
|---|
| 平均最高気温°C (°F) | −1.1 (30) | −1.1 (30) | 2.2 (36) | 7.5 (45.5) | 12.1 (53.8) | 15.1 (59.2) | 18.7 (65.7) | 21.3 (70.3) | 19.1 (66.4) | 14.5 (58.1) | 8.3 (46.9) | 2.5 (36.5) | 9.9 (49.8) |
|---|
| 日平均気温°C (°F) | −6.1 (21) | −6.0 (21.2) | −1.7 (28.9) | 3.4 (38.1) | 7.9 (46.2) | 11.4 (52.5) | 15.3 (59.5) | 17.8 (64) | 15.2 (59.4) | 9.8 (49.6) | 3.7 (38.7) | −2.0 (28.4) | 5.7 (42.3) |
|---|
| 平均最低気温°C (°F) | −12.1 (10.2) | −11.6 (11.1) | −6.0 (21.2) | −0.2 (31.6) | 4.3 (39.7) | 8.4 (47.1) | 12.7 (54.9) | 15.0 (59) | 11.3 (52.3) | 4.5 (40.1) | −1.5 (29.3) | −7.1 (19.2) | 1.5 (34.7) |
|---|
| 出典:理科年表[要文献特定詳細情報] |
| 中徹別(標高80m、1991年 - 2020年)の気候 |
|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
|---|
| 最高気温記録°C (°F) | 8.6 (47.5) | 15.6 (60.1) | 17.8 (64) | 31.0 (87.8) | 36.1 (97) | 33.7 (92.7) | 35.7 (96.3) | 36.1 (97) | 33.1 (91.6) | 28.1 (82.6) | 22.9 (73.2) | 14.3 (57.7) | 36.1 (97) |
|---|
| 平均最高気温°C (°F) | −0.8 (30.6) | −0.2 (31.6) | 3.9 (39) | 10.7 (51.3) | 16.6 (61.9) | 19.7 (67.5) | 23.0 (73.4) | 24.3 (75.7) | 21.3 (70.3) | 16.0 (60.8) | 8.9 (48) | 1.7 (35.1) | 12.1 (53.8) |
|---|
| 日平均気温°C (°F) | −7.8 (18) | −7.2 (19) | −2.1 (28.2) | 3.9 (39) | 9.6 (49.3) | 13.6 (56.5) | 17.5 (63.5) | 18.8 (65.8) | 15.3 (59.5) | 8.9 (48) | 2.0 (35.6) | −5.0 (23) | 5.7 (42.3) |
|---|
| 平均最低気温°C (°F) | −15.3 (4.5) | −15.2 (4.6) | −8.9 (16) | −2.5 (27.5) | 3.1 (37.6) | 8.5 (47.3) | 13.3 (55.9) | 14.7 (58.5) | 10.1 (50.2) | 2.2 (36) | −4.4 (24.1) | −11.8 (10.8) | −0.5 (31.1) |
|---|
| 最低気温記録°C (°F) | −28.8 (−19.8) | −28.8 (−19.8) | −22.9 (−9.2) | −14.0 (6.8) | −8.0 (17.6) | −2.8 (27) | 1.2 (34.2) | 3.9 (39) | −2.1 (28.2) | −9.1 (15.6) | −15.2 (4.6) | −25.7 (−14.3) | −28.8 (−19.8) |
|---|
| 降水量 mm (inch) | 54.8 (2.157) | 34.9 (1.374) | 72.2 (2.843) | 96.4 (3.795) | 139.2 (5.48) | 111.5 (4.39) | 130.8 (5.15) | 176.3 (6.941) | 178.5 (7.028) | 132.8 (5.228) | 80.5 (3.169) | 72.3 (2.846) | 1,277.5 (50.295) |
|---|
| 降雪量 cm (inch) | 86 (33.9) | 75 (29.5) | 84 (33.1) | 20 (7.9) | 1 (0.4) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 8 (3.1) | 67 (26.4) | 342 (134.6) |
|---|
| 平均降水日数(≥1.0 mm) | 5.7 | 5.3 | 8.0 | 9.4 | 11.0 | 10.2 | 11.6 | 12.5 | 12.0 | 9.5 | 8.2 | 7.1 | 110.3 |
|---|
| 平均月間日照時間 | 167.1 | 152.4 | 175.4 | 170.9 | 176.4 | 146.1 | 117.9 | 124.1 | 135.3 | 164.5 | 159.3 | 160.0 | 1,847.7 |
|---|
| 出典1:Japan Meteorological Agency |
| 出典2:気象庁[13] |
| 阿寒湖畔(標高426m、1991年 - 2020年)の気候 |
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| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
|---|
| 最高気温記録°C (°F) | 6.2 (43.2) | 13.7 (56.7) | 16.5 (61.7) | 28.3 (82.9) | 35.5 (95.9) | 34.5 (94.1) | 34.9 (94.8) | 33.9 (93) | 31.4 (88.5) | 28.1 (82.6) | 19.0 (66.2) | 11.8 (53.2) | 35.5 (95.9) |
|---|
| 平均最高気温°C (°F) | −4.2 (24.4) | −3.1 (26.4) | 1.4 (34.5) | 8.1 (46.6) | 15.1 (59.2) | 18.9 (66) | 22.3 (72.1) | 22.8 (73) | 19.0 (66.2) | 13.2 (55.8) | 5.8 (42.4) | −1.4 (29.5) | 9.8 (49.6) |
|---|
| 日平均気温°C (°F) | −10.0 (14) | −9.4 (15.1) | −4.2 (24.4) | 2.3 (36.1) | 8.5 (47.3) | 13.1 (55.6) | 17.1 (62.8) | 18.0 (64.4) | 14.0 (57.2) | 7.5 (45.5) | 0.7 (33.3) | −6.5 (20.3) | 4.3 (39.7) |
|---|
| 平均最低気温°C (°F) | −16.7 (1.9) | −16.8 (1.8) | −10.8 (12.6) | −3.3 (26.1) | 2.3 (36.1) | 8.0 (46.4) | 12.9 (55.2) | 13.9 (57) | 9.3 (48.7) | 2.1 (35.8) | −4.3 (24.3) | −12.1 (10.2) | −1.3 (29.7) |
|---|
| 最低気温記録°C (°F) | −30.2 (−22.4) | −30.7 (−23.3) | −26.6 (−15.9) | −20.9 (−5.6) | −7.5 (18.5) | −3.3 (26.1) | 1.8 (35.2) | 3.2 (37.8) | −1.2 (29.8) | −7.6 (18.3) | −17.3 (0.9) | −26.9 (−16.4) | −30.7 (−23.3) |
|---|
| 降水量 mm (inch) | 63.2 (2.488) | 44.5 (1.752) | 70.2 (2.764) | 90.8 (3.575) | 105.7 (4.161) | 84.4 (3.323) | 103.2 (4.063) | 160.0 (6.299) | 165.7 (6.524) | 137.8 (5.425) | 85.2 (3.354) | 87.4 (3.441) | 1,197.9 (47.161) |
|---|
| 降雪量 cm (inch) | 132 (52) | 96 (37.8) | 105 (41.3) | 54 (21.3) | 3 (1.2) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 1 (0.4) | 31 (12.2) | 123 (48.4) | 548 (215.7) |
|---|
| 平均降水日数(≥1.0 mm) | 10.2 | 8.9 | 11.5 | 11.3 | 11.0 | 10.1 | 10.4 | 11.4 | 12.0 | 10.5 | 9.8 | 9.8 | 127.0 |
|---|
| 平均月間日照時間 | 97.5 | 111.9 | 137.1 | 154.0 | 169.4 | 146.3 | 132.2 | 115.7 | 110.1 | 123.3 | 110.6 | 107.3 | 1,546 |
|---|
| 出典1:Japan Meteorological Agency |
| 出典2:気象庁[14] |
道東太平洋側には沈み込み帯である千島海溝が形成されており、地震活動が活発となっている。そのため、太平洋に面する釧路市も地震や津波の被災経験を持つ。以下は主な被害地震と市内の被害。
2012年に北海道庁は「最大クラスの津波に基づく津波浸水予測図」を発表した。この想定は17世紀初頭に発生した大津波を参考にしたもので、これによると釧路市街は概ね釧路外環状道路より海側の低地側全域が浸水するものとなっている。これを受けて、釧路市は2020年にハザードマップを発行した[15]。
釧路市では大雨で雨量が200mm/72時間、100mm/24時間、30mm/3時間を超えると、浸水被害や土砂災害が多発する傾向にあり、十数年に1度程度の頻度で死者や大規模な浸水被害を伴うものが発生している。雨量が多くなる8,9月に豪雨被害が多くみられる。
冬季には北海道南岸を通過する爆弾低気圧によって暴風雪になることがあり、数十年に1度程度の頻度で長期間の停電を伴うほどのものが発生している。
市北部に活火山である雌阿寒岳が存在しており、火口周辺で噴出物やラハールによる被害が想定されている[16]。
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| 釧路市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 釧路市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 釧路市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
釧路市(に相当する地域)の人口の推移
| 1970年(昭和45年) | 204,793人 | | | 1975年(昭和50年) | 219,180人 | | | 1980年(昭和55年) | 227,234人 | | | 1985年(昭和60年) | 226,097人 | | | 1990年(平成2年) | 216,423人 | | | 1995年(平成7年) | 209,680人 | | | 2000年(平成12年) | 201,566人 | | | 2005年(平成17年) | 190,478人 | | | 2010年(平成22年) | 181,206人 | | | 2015年(平成27年) | 174,742人 | | | 2020年(令和2年) | 165,077人 | |
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| 総務省統計局国勢調査より |
2020年10月1日現在[17](外国人登録含む)
2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[18]。
- 釧路市 -阿寒町雄別、阿寒町舌辛、音別町あけぼの、阿寒湖(湖面)、釧路港東港区、春採湖、西港、青山、音羽、安原、広里、海運、高山
- 釧路総合振興局
- 十勝総合振興局
- オホーツク総合振興局
釧路市は「釧路市統合年表」を作成し、インターネット上で公開している[19]。
- 1912年(大正元年)8月:北海道庁立釧路中学校(のちの北海道釧路湖陵高等学校)が開校。
- 1917年(大正06年):釧路駅駅舎を現在地に移転。旧釧路駅を貨物列車専用の浜釧路駅とする。
- 1919年(大正08年)8月:北海道庁立高等女学校(のちの釧路江南高校)が開校。
- 1920年(大正09年)7月1日:釧路郡釧路町を分割し2級町村として釧路村を設置する。(北海道区制)釧路郡釧路町を廃し、その区域をもって釧路区を設置する。区章を制定する。[20]。
- 1920年(大正9年):木村組炭礦及び三井釧路炭礦の合併により太平洋炭礦設立。
- 1922年(大正11年)8月1日:釧路区を廃し、その区域をもって釧路市を設置する。
- 1927年(昭和02年) - 水道を敷設し給水開始。
- 1935年(昭和10年) -タンチョウが国の天然記念物に指定される。春採台地竪穴群・モシリヤチャシ跡・鶴ヶ岱チャランケチャシ跡が国の史蹟となる。
- 1936年(昭和11年)
- 1945年(昭和20年)7月14日 -15日:米軍による釧路空襲で192名死亡、焼失倒壊家屋1,618戸、罹災者6,211名、負傷者273名。都心部が焼け野原となる。壊滅的な被害を受けた栄町地区は戦後一部を公園化する。停戦後、スターリンがトルーマンに「留萌と釧路を結ぶ線以北にソヴィエト赤軍を進駐させる」という提案をしたが、トルーマンは拒否した。しかし、トルーマンが8月18日に拒否した後、極東ソ連軍総司令官A・ワシレフスキーは、第一極東方面軍司令官K・メーレツコフに北海道北部(釧路-留萌以北)と千島列島南部を8月19日から9月1日までの間に占領するよう命令している[23]。
現在の釧路市は、2005年に設置された市であり、1922年に設置された釧路市とは、同一の名称でありながら異なる法人格を持つ別の市である。
- 歴代市長
歴代市長[32]| 代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
|---|
| 歴代官選(旧)釧路市長(1922年 - 1947年) |
|---|
| 官選 |
|---|
| 1 | 二木千年 | 1923年(大正12年)2月3日 | 1925年(大正14年)9月17日 | |
| 2 | 岡本佃 | 1926年(大正15年)1月20日 | 1927年(昭和2年)6月7日 | |
| 3 | 酒井隆吉 | 1927年(昭和2年)8月16日 | 1928年(昭和3年)7月13日 | |
| 4 | 佐藤国司 | 1928年(昭和3年)8月16日 | 1932年(昭和7年)8月15日 | |
| 5 | 茅野満明 | 1932年(昭和7年)8月16日 | 1936年(昭和11年)8月15日 | |
| 6 | 佐藤国司 | 1936年(昭和11年)8月16日 | 1940年(昭和15年)8月15日 | |
| 7 | 臼井拾 | 1940年(昭和15年)8月16日 | 1944年(昭和19年)8月15日 | |
| 8 | 佐藤国司 | 1944年(昭和19年)8月16日 | 1946年(昭和21年)6月14日 | |
| 9 | 菊地三之助 | 1946年(昭和21年)7月18日 | 1947年(昭和22年)4月4日 | |
| 歴代公選(旧)釧路市長(1947年 - 2005年) |
|---|
| 10 - 12 | 佐熊宏平 | 1947年(昭和22年)4月5日 | 1957年(昭和32年)11月9日 | |
| 13 - 14 | 山本武雄 | 1957年(昭和32年)11月10日 | 1965年(昭和40年)11月9日 | |
| 15 - 17 | 山口哲夫 | 1965年(昭和40年)11月10日 | 1977年(昭和52年)11月9日 | |
| 18 - 22 | 鰐淵俊之 | 1977年(昭和52年)11月10日 | 1996年(平成8年)10月8日 | |
| 23 - 24 | 綿貫健輔 | 1996年(平成8年)11月17日 | 2002年(平成14年)11月6日 | |
| 25 | 伊東良孝 | 2002年(平成14年)12月16日 | 2005年(平成17年)10月10日 | |
| 歴代公選(新)釧路市長(2005年 - ) |
|---|
| 1 | 伊東良孝 | 2005年(平成17年)10月24日 | 2008年(平成20年)10月2日 | |
| 2 - 5 | 蝦名大也 | 2008年(平成20年)11月2日 | 2024年(令和6年)11月1日[33] | |
| 6 | 鶴間秀典 | 2024年(令和6年)11月2日 | | 現職 |
釧路市には65歳以上の高齢者が53,318人いるが(2016年3月31日現在)、市立老人福祉施設及び市立特別養護老人ホームの施設数は0である。また市立児童福祉施設の数は9施設がある[34]。
- 財政状況
- 住基人口 174,518人、世帯数94,793世帯。(2017年1月1日現在)[35]
- 標準財政規模 492億4,772万8千円(平成22年度)
- 財政力指数 Ⅳ-1類 0.449(平成28年度までの3年平均)[36]
- 経常収支比率 92.1%(平成27年度)- 類似団体平均を上回り、財政状況が硬直傾向にある[36]
- 実質収支比率 0.8%(平成22年度)(類似団体平均3.7%)
- 実質単年度収支 14億2,971万1千円(平成27年度)[36]
- 地方債現在高 1,287億6,853万3千円(平成26年度末現在高)[36]
- 普通会計歳入総額 983億7,248万3千円(平成27年度)[36]
- 地方税 207億1,711万5千円(平成27年度)[36]
- 地方交付税 252億3,146万7千円(平成27年度)[36]
- 地方債 115億4,643万8千円(平成27年度)[36]
- 普通会計歳出総額 965億3,951万4千円(平成27年度)※予算規模が1千億未満まで縮小[36]
- 人件費 125億6,199万9千円(平成27年度)[36]
- 扶助費 269億8,012万6千円(平成27年度)[36]
- 公債費 125億9,161万7千円(平成27年度)[36]
積立金現在高の状況(平成27年度)[36]
- 財政調整基金 0円
- 減債基金 5,900,754円(平成27年度末現在高)
- その他特定目的基金 3,662,750円(平成27年度末現在高)
- 合計 9,563,504円(平成27年度末現在高)
職員数定員(平成28年4月1日現在)[37]
- 一般職員 1,009人、教育公務員 65人、消防職員 315人、臨時職員 0人 一般職員等合計(実数)2,547人(条例定員)2,616人[37]
- 職員1人当たり人口 69.33人(実数職員比)[37]
- ラスパイレス指数 99.9(平成28年)※平成24年の103.8が上昇ピーク[37]
- 財政指標
健全化判断比率[36]
資金不足比率
- 公設地方卸売市場事業会計 113.9%(平成22年度)〜経営健全化団体(H20決算〜:ピーク時450.3%)となる
- 市設魚揚場事業会計 2,503.2%(平成22年度)〜経営健全化団体(H20決算〜:ピーク時3,320.5%)となる
- (その他の公営企業会計は資金不足額がなく、比率が算定されず)
- 出資団体
市が出資している法人は、2017年1月1日現在、以下の9法人がある[38]。
- 釧路西港開発埠頭株式会社(12,500千円)港湾施設管理
- 株式会社釧路河畔開発公社(5,662千円)フィッシャーマンズワーフの運営
- 株式会社釧路水産団地公社(17,000千円)団地の汚水処理
- 公益財団法人北斗霊園 (20,000千円)墓園経営
- 株式会社釧路熱供給公社 (60,000千円)熱供給事業
- 株式会社阿寒町観光振興公社(5,250千円)道の駅阿寒丹頂の里等運営
- 一般社団法人音別町農業振興公社(6,000千円)共同牧場・農業機械管理
- 株式会社釧路広域振興公社(50,000千円)不動産管理・委託事業執行
- 公益財団法人釧路根室圏産業技術振興センター (20,000千円)釧路工業技術センター の運営
主な都市宣言[39]。
釧路市は55年体制期を通じて社会党の強力な地盤であり、釧路市議選においても1961年から1993年まで8回連続で自民党を上回る当選者を出し続けた。
条例定数は28名(2008年12月12日制定)[43]。議長は松永征明(2019年5月9日就任、通算就任任期1回、当選回数5回、自民市政クラブ)[33]。2019年5月10日時点での会派構成は以下の通り[43](任期 2023年4月30日)。
- 北海道議会(釧路市選挙区)
- 定数:4名
- 任期:2019年(令和元年)5月14日 - 2023年(令和5年)5月13日
| 議員名 | 会派名 | 備考 |
|---|
| 小畑保則 | 自由民主党・道民会議北海道議会議員会 | |
| 田中英樹 | 北海道議会公明党議員団 | |
| 笠井龍司 | 自由民主党・道民会議北海道議会議員会 | |
| 壬生勝則 | 北海道議会民主・道民連合議員会 | |
- 任期 : 2017年(平成29年)10月22日 - 2021年(令和3年)10月21日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
- 警察庁
- 出入国在留管理庁
- 公安調査庁
- 検察庁
- 国税庁
- 林野庁
- 気象庁
- 海上保安庁
- 本部
- 警察署
- 本部
- 消防署
道東地方は、住民あたりの医師数は国内でもっとも少ない地域である。道東の医療拠点である釧路市も同様に医師、医療関係者が慢性的に不足し地域医療が十分に機能していない。釧路市は過去に国立医科大学誘致に失敗した。
- 主な病院
- イオンモール釧路昭和内郵便局
- 大楽毛郵便局
- 釧路愛国西郵便局
- 釧路愛国郵便局
- 釧路芦野郵便局
- 釧路駅前郵便局
- 釧路大町郵便局
- 釧路貝塚郵便局
- 釧路春日郵便局
- 釧路川上郵便局
- 釧路北大通六郵便局
- 釧路桜ヶ岡五郵便局
- 釧路桜ヶ岡郵便局
- 釧路昭和郵便局
- 釧路白樺台郵便局
- 釧路新栄郵便局
- 釧路新川郵便局
- 釧路新富士郵便局
- 釧路住吉郵便局
- 釧路鶴ヶ岱郵便局
- 釧路鳥取郵便局
- 釧路豊川郵便局
- 釧路浪花郵便局
- 釧路富士見郵便局
- 釧路星が浦郵便局
- 釧路望洋郵便局
- 釧路松浦郵便局
- 釧路南大通郵便局
- 釧路美原郵便局
- 釧路武佐郵便局
- 釧路若草郵便局
- フィッシャーマンズワーフ郵便局
- 布伏内郵便局
- 仁々志別簡易郵便局
釧路市立博物館
釧路市中央図書館- 釧路根室圏総合体育館 湿原の風アリーナ釧路
- 釧路市大規模運動公園
- 新釧路川緑地内施設
- 野球場、河畔サッカー場、新釧路川右岸パークゴルフ場、新釧路川右岸パークゴルフ場、河畔ラグビー場
- 釧路市釧路アイスアリーナ
- 釧路市柳町パークゴルフ場
- 釧路市柳町スピードスケート場(4月下旬 - 9月は釧路市柳町ローラースケートコース)
- 釧路市柳町アイスホッケー場
- 鳥取ドーム
- 鳥取10号公園パークゴルフ場
- 青雲台体育館
- 釧路市春採アイスアリーナ
- 釧路市富士見球場(旧名称:釧路市営球場)
- 鶴ヶ岱公園
- 大進スケートセンター
- 釧路市河畔パークゴルフ場
- 阿寒町総合運動公園
- 阿寒町総合運動公園野球場、多目的広場、多種目競技広場、阿寒町運動公園パークゴルフ場
- 阿寒湖畔スポーツ広場
- トレーニングセンター、阿寒湖畔スポーツ広場(スケートリンク)
- 音別町森林体験交流センター テイクル80
- 音別町野球場
- 音別町運動公園
- 音別町パークゴルフ場
- 音別町スケートリンク
- 姉妹都市
- 港湾友好都市
- 姉妹都市
- 提携都市
- 名誉領事館
釧路市中心部と釧路港(東港区)周辺の空中写真。釧路は港町として発展した。1977年撮影の11枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成。市内総生産ではサービス業、卸売・小売業、不動産業や公共サービスなどの第三次産業が6割以上を占める[46]。製造業も北海道の中では特徴があり、製紙・パルプが市内製造品出荷額の35パーセントを占めるほか、食料品26.3パーセント、化学工業17.4パーセント、飲料・たばこ・飼料12.2パーセントと続く[46]。また2017年現在、日本で唯一石炭を坑内掘りで採掘している[47]。
漁業ではスケソウダラ、マダラ、サンマ、イカは北海道有数の規模で、1991年まで13年連続で全国1位の水揚量を記録していた。しかし2000年以降は3位 - 12位の間を推移し、道内でも根室港に1位の座を明け渡すこともあった[48]。
- 農協・漁協
明治初期に(安田、三井、三菱、明治)財閥によって石炭、硫黄、木材、農水産物の積出港として一大物流拠点を形成し、その後資源依存型製造業が発達し都市が発展した。大規模な港湾を有し、外港としての役割が大きい。また、大韓民国釜山、中国大連、中国青島との間に国際定期コンテナ航路が開かれ、北海道最大の穀物国際物流拠点となっている。
- 工業団地
- 釧路白糠工業団地
- 西港臨海工業団地
- 釧路益浦軽工業団地
- 釧路愛国ソフトパーク
釧路市、白糠町全域が釧路・白糠次世代エネルギー特区に指定され、ジメチルエーテルの研究・供給拠点の集積を図っていた。夏涼しく冬期間晴れの日が続くという気候を活かし国内有数の太陽光発電所集積地である。
釧路湿原国立公園、阿寒摩周国立公園への入口であり、国土交通省の国際会議観光都市として充実した国際級のコンベンション施設を有し、国連環境会議、第一回日中韓観光大臣会合等、数次の国際会議の開催実績がある。
- 主な商業施設
近距離に隣接する別自治体である釧路町(旧セチリ太地区)商業施設も参照の事。
ショッピングセンター(大規模小売店舗)
スーパーマーケット
- 商店街(設立年)
- 釧路第一商店街振興組合(1974年)
- 釧路市共栄大通商店街振興組合(1975年)
- 釧路城山商店街振興組合(1990年)
- 釧路桜ヶ岡商店街振興組合(1991年)
- 釧路駅西商店街振興組合(1994年)
- 釧路市新橋大通商店街振興組合(1999年)
- くしろ北大通商店街振興組合(2010年)
- 宿泊施設
釧路駅から釧路川までの北大通周辺にビジネスホテル等が密集している。
- 三ツ輪運輸 本社
- ヤマト運輸 道東主管支店
- 釧路昭和センター
- 釧路西センター
- 阿寒センター
- 釧路東センター
- 釧路愛国センター(釧路町)
- 釧路城山センター
- 釧路中央センター
- 釧路春採センター
- 白糠センター(白糠町)
- 釧路ロジスティクスセンター
- 佐川急便 釧路営業所
- 日本通運(アロー便)釧路支店
釧路市内に本支店等を置く金融機関は以下のとおり。
釧路を発祥とし全国展開を行う主な企業として、DCMホーマック(東証一部)、あらた(東証一部)、太平洋興発(旧 太平洋炭礦、東証一部)などが挙げられるが、いずれの企業も本社を他地域に移転している。
- テレビ
- ラジオ
釧路公立大学
釧路工業高等専門学校- 国立
- 公立
- 私立
- 国立(独立行政法人国立高等専門学校機構)
- 道立
- 市立
- 私立
- 通信
国立
市立
- 市立
- 釧路市立幣舞中学校
- 釧路市立北中学校
- 釧路市立春採中学校
- 釧路市立鳥取中学校
- 釧路市立共栄中学校
- 釧路市立景雲中学校
- 釧路市立青陵中学校
- 釧路市立大楽毛中学校
- 釧路市立桜が丘中学校
- 釧路市立美原中学校
- 釧路市立鳥取西中学校
- 釧路市立阿寒中学校
- 釧路市立音別中学校
- 市立
- 釧路市立釧路小学校
- 釧路市立中央小学校
- 釧路市立城山小学校
- 釧路市立湖畔小学校
- 釧路市立桜が丘小学校
- 釧路市立鳥取小学校
- 釧路市立共栄小学校
- 釧路市立青葉小学校
- 釧路市立朝陽小学校
- 釧路市立光陽小学校
- 釧路市立大楽毛小学校
- 釧路市立清明小学校
- 釧路市立新陽小学校
- 釧路市立東雲小学校
- 釧路市立愛国小学校
- 釧路市立鳥取西小学校
- 釧路市立武佐小学校
- 釧路市立美原小学校
- 釧路市立昭和小学校
- 釧路市立興津小学校
- 釧路市立鶴野小学校
- 釧路市立芦野小学校
- 釧路市立阿寒小学校
- 釧路市立音別小学校
- 市立
釧路空港
釧路駅
幣舞橋
釧路港(釧路フィッシャーマンズワーフMOO)- (太字は市代表駅)
北海道内の新幹線について、かつて札幌 - 釧路間をも繋ぐ構想があがったことがある。
1969年(昭和44年)5月、運輸省(現国土交通省)により、国鉄(現JR)構想案も反映・包含させた新全国総合開発計画(新全総)が決定・発表される。1970年(昭和45年)3月、当時の自民党案を決議されたとも言われる鉄道建設審議会作成の「全国新幹線整備網」要綱では「北海道3号線(札幌〜釧路)」として盛り込まれており、完成目標時期は1985年(昭和60年)を想定した。この要綱に対し「財源の事をまるで考慮していない」という批判が起こったため、1970年(昭和45年)5月、修正を加えた全国新幹線鉄道整備法が国会で可決された。
更に1973年(昭和48年)10月16日に発生した第一次オイルショックの影響で高度経済成長に陰りも見え始めたため、需要抑制および省エネルギー政策への転換が発表された。この時期に決定された新幹線整備計画(5路線)・新幹線基本計画(12路線)にもその影響は強く反映され、整備計画に「北海道新幹線・青森〜札幌間」、基本計画に「北海道新幹線・札幌〜旭川間」「北海道南回り新幹線・長万部〜札幌間(室蘭経由)」は残るものの、他の道内新幹線路線構想は一切外されることとなった。
- 釧路駅・釧路市内~釧路空港~阿寒湖温泉(阿寒バスが運行)
- 十勝川温泉・帯広~釧路空港「スイーツライナー」(北海道拓殖バスが運行)(2023年3月26日より運行休止)
- 高規格幹線道路
1972年7月に近海郵船が東京港(有明埠頭)と釧路を結ぶカーフェリー「まりも」「ましう」を就航、翌年に「さろま」を増配し毎日運航した。オイルショックの影響により、1976年12月21日から運航頻度を3日に2便へと減便され、「ましう」は係船された。1990年5月には「サブリナ」「ブルーゼファー」を新造し「まりも」「さろま」と代替。1997年4月には航路を東京~釧路~十勝という三角航路に変更した。1999年11月にカーフェリー航路を休止し、大型RO-RO船を東京~釧路航路に投入、貨物輸送に特化させる形で定期フェリーの歴史に幕を下ろした[56]。東京~釧路の航行時間は約31時間。
- アイヌ古式舞踊 - 春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会・阿寒アイヌ民族文化保存会(阿寒湖畔でみられる)
- 阿寒のアイヌ古式舞踊 - 阿寒アイヌ民族文化保存会
- 春採のアイヌ古式舞踊 - 春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会
幣舞橋からみた夕日。釧路の夕日は世界三大夕日に指定されている。- 星兜(残欠)など有形文化財6件
- 紀ノ丘神楽 - 紀ノ丘神楽保存会
- 三津浦古谷遺跡
- キタサンショウウオ
- 砂岩脈(サンド・ストーン・ダイク)- 通称「春採太郎」
- 谷地坊主(ヤチボウズ)
なお、釧路市故人蔵の市河家文書91点は釧路市指定文化財であったが、2009年(平成21年)には山梨県立博物館(山梨県笛吹市)が収蔵したことにより指定は解除され、2010年度(平成22年度)には新たに山梨県指定文化財となった。
- 城郭
- モシリヤチャシ - アイヌ砦跡、平面形お供え餅型 別称ポロ(大きい)チャシ、サルシナイチャシ、トミカラアイノが築造1935年(昭和10年)12月24日国の史跡に指定される。
- 鶴ケ岱チャランケチャシ - アイヌ砦跡 1935年(昭和10年)12月24日国の史跡に指定される。
- ウライケチャシ(春採チャシ、ポンチャシ)- アイヌ砦跡
- 史跡
釧路市丹頂鶴自然公園 阿寒湖と雄阿寒岳 |
2001年(平成13年)10月に「釧路の海霧(うみぎり)」として環境省によりかおり風景100選に選定された。
- レジャー
- 千代の浦マリンパーク
- 釧路市動物園 ※敷地面積は47.8 ha。動物園としては日本で2番目に広い規模。
- 山花温泉リフレ
- 柳町公園
- くしろ氷まつり(2月上旬)
- 福司酒造 蔵開放・見学・無料試飲会(3月上旬)
- くしろチューリップ&花フェア(5月下旬 - 6月上旬)
- 厳島神社例大祭(7月上旬)
- 山神篝火三五四まつり(7月上旬)
- くしろ霧フェスティバル(7月中旬)
- 釧路湿原マラソン(7月下旬)
- くしろ港まつり(8月上旬)
- ゆめこいパラソルショップ(8月上旬と9月中旬の年2回開催)
- くしろ千燈祭(8月中旬)
- 春採湖水まつり(8月中旬)
- 釧路湿原全国車いすマラソン(8月下旬)
- 釧路ラーメンフェスティバル ら・フェスタ(9月上旬)
- くしろ大漁どんぱく(9月上旬)
- 鳥取神社例大祭(9月中旬)
- 活き生きくしろキャンペーン(9月下旬)
- くしろ健康まつり(10月上旬)
- くしろスポーツフェスティバル(1997年までは釧路市民大運動会・10月上旬、2006年は雨天中止)
- 釧路ラーメンれんが横丁(10月下旬)
- くしろ菊まつり(10月下旬)
- くしろ物産まつり(12月上旬)
- ふゆフェスタくしろ(12月上旬 - 2月上旬)
- 行政
- 観光