金尾 哲夫(かなお てつお、1950年9月29日[4][6][7] - )は、日本の俳優[4]、声優[7]。東京都出身[4][7][8][2]。劇団昴所属[2]。
略歴
慶應義塾大学商学部[9]在学中に当時は日本の学生運動だったこともあり、「就職はいけないんだ。」と考えていた[10]。しかし大学4年生の時に周囲が就職活動をしており、「どうしようかな」と考えていた[10]。その時にある店で知り合って付き合っていた女性が、劇団の芝居を見たことあったことから東京都港区六本木の地下で活動していた劇団を見に行って感銘を受けて役者を志す[10]。同大学商学部卒業後[9]、劇団雲の研究生を経て、1977年劇団昴に所属する[5][11][8]。以降俳優として舞台やテレビドラマに出演するほか、30代のころより声優としても洋画吹き替えを中心に活躍している[11][8]。
同期には伊藤和晃や牛山茂、仲野裕などがいる[12]。
人物
洋画の吹き替えや劇団の舞台などでは悪役が半分以上で、本人も「演じていて楽しい」「最後の最後にやられる瞬間が快感」と発言している[11][13][8]。特に『ハピネスチャージプリキュア!』で演じたナマケルダや『仮面ライダービルド』で演じたブラッドスタークのようなひねくれた悪役を好んでいる[11]。吹き替えではウィル・パットンやジョン・マルコヴィッチを主に担当している。
本人曰く自身は「落ち着いて、紳士的で穏やかな人間」[13]や「優しい良い人」[11]と称している。
趣味はギター[4]。
ゲームは昔『ボンバーマン』などをやったことがあり、妻が『ボンバーマン』をやっているのを脇で見て楽しんだりしていたことがあったが『ボンバーマン』以降はストップしており、やってはいないのだという[13]。
インターネットはやるが、インターネット通販は怖くてできないらしい[13]。
父親は既に他界しているが、芝居好きで自身の舞台をよく見に来てくれていた[13]。
出演
テレビアニメ
- 1978年
- 1983年
- 1992年
- 1993年
- 1994年
- 1996年
- 1997年
- 1999年
- 2000年
- 2001年
- 2002年
- 2003年
- 2004年
- 2005年
- 2006年
- 2007年
- 2008年
- 2010年
- 2011年
- 2012年
- 2013年
- 2014年
- 2015年
- 2016年
- 2017年
- 2018年
- 2019年
- 2020年
- 2021年
- 2022年
- 2023年
- 2024年
- 2025年
劇場アニメ
- 1993年
- 1994年
- 2002年
- 2004年
- 2013年
- 2016年
- 2021年
- 2024年
OVA
- 1992年
- 1993年
- 1998年
- 2004年
- 2013年
- 2018年
- 2020年
- 2022年
Webアニメ
ゲーム
- 1994年
- 1996年
- 1997年
- 2000年
- 2002年
- 2003年
- 2004年
- 2005年
- 2007年
- 2009年
- 2010年
- テイルズ オブ グレイセス エフ(総統、オズウェル)
- 2012年
- 2013年
- 2015年
- 2017年
- 2018年
- 2019年
- 2020年
- 2023年
- 2024年
- 金色のガッシュベル!! 永遠の絆の仲間たち(リュック[30])
ドラマCD
ラジオドラマ
- NHK-FM青春アドベンチャー
- 「着陸拒否」(1998年) - Dr.ラスティ
- 「戦争童話集」(2002年)
- 「バルト海の復讐」(2002年) - ギュンター
- 「聖杯伝説」(2003年) - アーリーン・コーイ
吹き替え
担当俳優
- アーノルド・ヴォスルー
- ダークマン2(ペイトン・ウェストレイク)※ソフト版
- ダークマン3(ペイトン・ウェストレイク)
- ハード・ターゲット(ヴァン・クリーフ)※ソフト版
- ウィル・パットン
- ウィレム・デフォー
- エド・ハリス
- カート・ラッセル
- グレッグ・ヘンリー
- ゲイリー・オールドマン
- ゲイリー・グラッブス
- ゲイリー・ビジー
- コービン・バーンセン
- コルム・フィオール
- ジェフ・ゴールドブラム
- ジョー・パントリアーノ
- ジョー・モートン
- ジョン・マルコヴィッチ
- チャールズ・ダンス
- ピーター・ウェラー
- ブライアン・クランストン
- ブルース・グリーンウッド
- マイケル・マドセン
- 刺青 BLUE TIGER(銃の店員)
- ストレート・トーク/こちらハートのラジオ局(スティーヴ)
- レザボア・ドッグス(ミスター・ブロンド / ヴィック・ベガ)
映画(吹き替え)
ドラマ
アニメ
テレビドラマ
特撮
- 1980年
- 1983年
- 1987年
- 1988年
- 2016年
- 2017年
- 2024年
映画
舞台
- 1981年
- 1982年
- 1983年
- 1984年
- 1985年
- 島清、世に敗れたり(1985年 - 1986年、橋場忠三郎)
- 夏の夜の夢(1985年 - 2006年、シーシアス、シーシアス、オーベロン)
- 1986年
- 1987年
- 1988年
- 1989年
- 1990年
- 1991年
- 1992年
- STEP!-ふんだりけったり-(トリストラム・ワトソン)
- 1993年
- 1994年
- 1995年
- 1996年
- 1997年
- 1998年
- 1999年
- 1999年
- 2000年
- 2001年
- 2002年
- 2004年
- 2008年
- 2009年
- サウンド・オブ・サイレンス
- 隣で浮気?(フランク・フォスター)
- 2010年
- 木の皿(フロイド・デニソン)
- 東京坊ちゃん(夏目漱石)
- 瑠璃の壺
- 2011年
- ミュージカル パパからもらった宝もの(2011年 - 2016年)
- 2012年
- 石棺-チェルノブイリの黙示録-(セルゲイエフ)
- ミュージカル しあわせの青い鳥
- 2013年
- 2014年
- ラインの監視(2014年 - 2016年、テック)
- 2016年
- 2017年
- 2018年
- アシバー〜沖縄遊侠伝〜(宮下智)
- 評決 The Verdict(ブロフィー司教)
- 2019年
- 2021年
- 2024年
- とりつくしま[52]
- 広い世界のほとりに(チャーリー・ホームズ)
- 2025年
CM
ボイスオーバー
ナレーション
脚注
注釈
シリーズ一覧
- ^第1期(2013年)、第2期『2』(2017年)
- ^第1期(2014年)、第2期『AVENGING BATTLE』(2014年)
- ^第1期(2015年)、第2期『THE LAST SONG』(2016年)
- ^『アレスの天秤』(2018年)、続編『オリオンの刻印』(2019年)
- ^第1クール(2019年)、第2クール(2019年)
- ^第1期(2019年)、第2期『STONE WARS』(2021年)、第3期『NEW WORLD』第1クール(2023年)、第3期『NEW WORLD』第2クール(2023年)
- ^第2期『弐ノ章』(2020年)、第3期『参ノ章』第1クール(2025年)
- ^シーズン1/パート1・2(2019年)、シーズン2/パート1(2023年)
初出話一覧
- ^第22話初出
- ^第3期 第1話初出
- ^第2期 第3話初出
- ^第9話初出
- ^第23話初出
- ^第7話初出
- ^第4話初出
- ^ab第12話初出
- ^第1話初出
- ^第2話初出
- ^第6話初出
出典
参考文献
- 『OFFICIAL PERFECT BOOK BUILD BEST MATCH CREATION [仮面ライダービルド 公式完全読本]』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2018年12月25日。ISBN 978-4-7986-1837-1。
外部リンク