| 越後湯沢駅 | |
|---|---|
西口(2018年7月) | |
| えちごゆざわ Echigo-Yuzawa | |
![]() | |
| 所在地 | 新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢主水2427-1 |
| 所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
| 電報略号 | ユワ[1] |
| 駅構造 | |
| ホーム |
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| 乗車人員 -統計年度- | (新幹線)-2024年- 3,550人/日(降車客含まず) (合計)-2024年- 3,644人/日(降車客含まず) |
| 開業年月日 | 1925年(大正14年)11月1日[1][2] |
| 乗入路線 4 路線 | |
| 所属路線 | ■上越新幹線 |
| キロ程 | 168.9 km(大宮起点) 東京から199.2 km |
(29.7 km)浦佐► | |
| 所属路線 | ■上越新幹線(支線) (正式には上越線支線) |
| キロ程 | 0.0 km(越後湯沢起点) |
◄[* 3](上毛高原) (- km) (1.8 km)(臨)ガーラ湯沢► | |
| 所属路線 | ■上越線 (■北越急行ほくほく線[* 1]直通含む) |
| キロ程 | 94.2 km(高崎起点) |
◄岩原スキー場前 (3.1 km) (6.4 km)石打► | |
| 備考 | |
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越後湯沢駅(えちごゆざわえき)は、新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢主水にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅。上越新幹線と在来線の上越線が乗り入れている[1][4][5]。事務管理コードは▲301209[6]。
新幹線は、「たにがわ」が当駅始発・終着(スキーシーズンには一部ガーラ湯沢駅まで延長運行)で運行され[7]、「とき」の一部列車が停車する[7]。かつては観光列車(ジョイフルトレイン)「現美新幹線」が当駅始発・終着で運行された[8][9]。
また、六日町駅を起点とする北越急行ほくほく線の列車の大半が上越線経由で当駅まで直通している[10]。かつて2015年(平成27年)3月13日までは、ほくほく線経由で北陸方面へ向かう特急「はくたか」が運転されており[11]、当駅がその特急の始発・終着駅だった。
上越新幹線は、当駅からガーラ湯沢駅への支線が分岐している[5]。これは元々保線基地への引き込み線だったものを、ガーラ湯沢スキー場へのアクセス路線として旅客化したもので、スキーシーズンのみの営業である[5]。上越新幹線の列車が乗り入れるが、法律上は上越線の支線であり在来線として扱われる[5]。全区間普通列車のない区間となるが、特急料金不要の特例は適用されない。
新幹線は中央に通過線2本を挟んだ島式ホーム2面4線[31][32]を有する高架駅(駅舎3階)[4]、在来線は島式ホーム2面4線[31]を有する地上駅(橋上駅)である[1]。ただし、在来線の0番線は頭端式ホームとなっている[31]。また、2018年(平成30年)7月時点では島式・単式混合の3面5線であったが[33]、2023年(令和5年)9月現在は島式2面4線での運用である[34]。
当駅は長岡統括センター傘下の直営駅(駅長・副長配置)であり、ガーラ湯沢駅、上越線・土樽駅 -北堀之内駅間の各駅(直営の浦佐駅除く)および只見線・大白川駅 -藪神駅間の各駅を管理している。また、駅構内には、自動券売機、話せる指定席券売機、待合室・NewDays(駅入口・新幹線コンコース内)、立食いそば店などがある[3]。自動改札機は新幹線改札口と在来線の新幹線乗換改札口にのみ設置されており、在来線改札口に限り有人改札となっている。なお、上越新幹線および上越線ガーラ湯沢支線では「新幹線eチケットサービス」[報道 3]および「タッチでGo!新幹線」が利用できる一方、Suica定期券については上毛高原駅 -長岡駅間はサービスエリア外となっており、当駅発着のFREX定期券は磁気券で発行される。
駅ビル「CoCoLo湯沢」のフロア構成は西口駅舎2階の1フロアのみで、改札外コンコース部の「がんぎどおり」には土産品店・惣菜店・食べ歩き横丁(レストラン)・観光案内所などが軒を連ねる。
コンコース北側に所在する本館フロアは新潟県の名産の一つである日本酒をメインテーマにした商業施設「ぽんしゅ館」が主要テナントで、県内各地の酒蔵から取り寄せた日本酒や、南魚沼地方の名産品を中心とした県内各地の土産物などが陳列されている[2][35]。
また、地元グルメを提供する飲食コーナーや「ていすてぃんぐGALLERY越乃室」(日本酒試飲コーナー)のほか、越後湯沢温泉の源泉に日本酒を加えたものが使用されている入浴施設「酒風呂 湯の沢」がある[36]。各テナントの詳細は、外部リンク記載の公式サイトを参照。
| 番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 在来線 | ||||
| 0 | ■ほくほく線 | - | 六日町・十日町・犀潟・直江津方面 | 一部列車は2番線発着 |
| 1 | ■上越線 | 下り | 六日町・小出・長岡方面[34] | 一部列車は2・3番線発着 |
| 2・3 | 上り | 越後中里・水上方面[34] | ||
| 新幹線(越後湯沢 - ガーラ湯沢間は正式には上越線支線) | ||||
| 11・12 | 下り | 長岡・新潟・ガーラ湯沢方面[34] | 当駅始発は14番線から発車 | |
| 13・14 | 上り | 高崎・東京方面[34] | 一部の当駅始発は11・12番線から発車 | |
かつては石打駅でも駅弁を販売していた川岳軒の駅弁が購入できる。「がんぎ通り」と改札前のNewDaysで販売。主な駅弁は下記の通り[37]。
JR東日本によると、2024年度(令和6年度)の1日平均乗車人員は3,644人である[JR 1]。また、同年度の新幹線の1日平均乗車人員は3,550人である[新幹線 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
| 1日平均乗車人員推移 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 年度 | 計 | 新幹線 | 出典 | |||||
| 定期外 | 定期 | 合計 | 定期外 | 定期 | 合計 | 前年度比 | ||
| 2000年(平成12年) | 3,170 | 非公表 | [JR 2] | |||||
| 2001年(平成13年) | 3,068 | [JR 3] | ||||||
| 2002年(平成14年) | 3,032 | [JR 4] | ||||||
| 2003年(平成15年) | 3,042 | [JR 5] | ||||||
| 2004年(平成16年) | 2,818 | [JR 6] | ||||||
| 2005年(平成17年) | 2,760 | [JR 7] | ||||||
| 2006年(平成18年) | 2,660 | [JR 8] | ||||||
| 2007年(平成19年) | 2,861 | [JR 9] | ||||||
| 2008年(平成20年) | 2,811 | [JR 10] | ||||||
| 2009年(平成21年) | 2,936 | [JR 11] | ||||||
| 2010年(平成22年) | 2,745 | [JR 12] | ||||||
| 2011年(平成23年) | 2,729 | [JR 13] | ||||||
| 2012年(平成24年) | 2,689 | 316 | 3,006 | 6,788 | 84 | 6,872 | [JR 14][新幹線 2] | |
| 2013年(平成25年) | 2,732 | 317 | 3,050 | 7,019 | 87 | 7,107 | [JR 15][新幹線 3] | |
| 2014年(平成26年) | 2,793 | 292 | 3,086 | 6,819 | 79 | 6,899 | [JR 16][新幹線 4] | |
| 2015年(平成27年) | 2,611 | 293 | 2,905 | 3,045 | 87 | 3,133 | [JR 17][新幹線 5] | |
| 2016年(平成28年) | 2,706 | 289 | 2,996 | 3,116 | 93 | 3,209 | [JR 18][新幹線 6] | |
| 2017年(平成29年) | 2,776 | 282 | 3,059 | 3,148 | 98 | 3,247 | [JR 19][新幹線 7] | |
| 2018年(平成30年) | 2,831 | 273 | 3,104 | 3,142 | 105 | 3,247 | [JR 20][新幹線 8] | |
| 2019年(令和元年) | 2,571 | 286 | 2,857 | 2,730 | 114 | 2,845 | [JR 21][新幹線 9][38] | |
| 2020年(令和02年) | 1,154 | 262 | 1,417 | 1,183 | 112 | 1,295 | −54.5% | [JR 22][新幹線 10] |
| 2021年(令和03年) | 1,760 | 268 | 2,028 | 1,933 | 133 | 2,067 | 59.6% | [JR 23][新幹線 11] |
| 2022年(令和04年) | 2,566 | 293 | 2,859 | 2,615 | 158 | 2,774 | 34.2% | [JR 24][新幹線 12] |
| 2023年(令和05年) | 2,934 | 312 | 3,247 | 2,913 | 185 | 3,099 | 112.0% | [JR 25][新幹線 13] |
| 2024年(令和06年) | 3,345 | 299 | 3,644 | 3,365 | 185 | 3,550 | 114.3% | [JR 1][新幹線 1] |

周辺は越後湯沢温泉を抱える温泉街の中心地で、旅館・ホテル・マンションが立地する。東口側にはバブル経済期に建設されたリゾートに特化する高層マンションが目立つ。
徒歩圏内のスキー場としては、一本杉スキー場(徒歩3分)、湯沢高原スキー場(徒歩10分)が挙げられる。また、湯沢町歴史民俗資料館 「雪国館」も徒歩圏内である。
徒歩圏外でも、上越線や後述のシャトルバスを利用して多くのスキー場・宿泊施設にアクセスできるほか、町内有数のリゾート苗場スキー場やかぐらスキー場へは、当駅より国道17号経由の路線バスが運行されている。
東口側には商店街や湯沢町役場を始めとする湯沢町の施設、国土交通省の施設が所在している。
西口側には宿泊施設や地元の日本酒や海、山の幸を揃えた飲食店、呑み屋など多くある。また、西口の駅前広場には足湯が設けられている[2]。

湯沢町内の路線バスは越後交通グループ地域子会社の南越後観光バス(「湯沢駅前」バス停)が各路線の運行を行っている[40][41]。各路線に英字2文字の路線記号を付与したが[42]、これは停留所にのみ掲載され、バスの行先には表示されない。
越後湯沢駅のバスターミナルは東口側にのみ設けられている。
冬季には東口または西口から以下のスキー場へのアクセスとなるシャトルバスが発着する。スキー場へ直行するもののほか、当駅周辺を含む各施設を周遊するものもある。このうち、ガーラ湯沢スキー場は、夏季のサマーゲレンデ営業時にはガーラ湯沢駅発着列車の運行がないため、当駅発着の専用シャトルバスがアクセス手段となる。
※新幹線の停車駅の詳細は各列車記事を参照。
| ガーラ湯沢支線 | |
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