誰にも言えない(だれにもいえない)は
| 誰にも言えない | |
|---|---|
| ジャンル | テレビドラマ |
| 脚本 | 君塚良一 |
| 演出 | 生野慈朗 横井直行 福澤克雄 |
| 出演者 | 賀来千香子 佐野史郎 山咲千里 羽場裕一 野際陽子 |
| 音楽 | 小林武史 |
| オープニング | 松任谷由実 「真夏の夜の夢」 |
| 製作 | |
| プロデューサー | 貴島誠一郎 |
| 製作 | TBS |
| 放送 | |
| 音声形式 | ステレオ放送 |
| 放送国・地域 | |
| 放送期間 | 1993年7月9日 -9月24日 |
| 放送時間 | 金曜日 22:00 - 22:54 |
| 放送枠 | 金曜ドラマ |
| 放送分 | 54分 |
| 回数 | 12 |
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『誰にも言えない』(だれにもいえない)は、1993年7月9日より9月24日まで毎週金曜日22:00 - 22:54に、TBS系列の「金曜ドラマ」枠で放送されていた日本のテレビドラマ。主演は賀来千香子。
前年の1992年に大ヒットしたドラマ『ずっとあなたが好きだった』の脚本家・君塚良一とプロデューサー・貴島誠一郎が再びコンビを組んで送り出したサスペンス調の恋愛ドラマ。
妻がいながらも、かつての恋人に異常な執着心を発揮する麻利夫は、その常軌を逸した言動が『ずっとあなたが好きだった』の冬彦以上に強調されている。最終的には、物語は自分自身の理不尽な愛に葛藤する麻利夫の苦悩にまで迫っていくことになる。
高木麻利夫の言動は、現在のストーカーの概念に、ほぼあてはまる[1][注 1]。そして劇中で語られる彼の育った環境も、そういったトラブルを引き起こす性格が形成されやすい状況である[2]。
後年、君塚は著書で「次回予告を視聴者が見て引きつけられそうなシーンをいくつか作り、それを組み合わせて本編のストーリーを作っていった」と語っている[3]。
『ずっとあなたが好きだった』を意識したシーンが多数登場し、最終的に両作の設定上の意外なつながりが明かされることが物語の鍵となっている。1993年の12月29日と12月30日の16:00〜17:54に放送された『誰にも言えない 総集編』には賀来千香子が『ずっとあなたが好きだった』の登場人物、美和として登場するシーンが新撮影部分として追加された。
放映終了後に発行されたノベライズ版では、加奈子・麻利夫らは1950年代後半生まれと設定され、加奈子が秘密を知った経緯がテレビドラマとは異なっている。
『ずっとあなたが好きだった』同様好調な視聴率を叩き出し、初回24.9%(関東地区)と好発進した勢いが衰えることなく、最高視聴率は33.7%(関東地区、年間第2位)であった(関西では最高視聴率39.3%で年間最高視聴率)。TBSの年間最高視聴率を獲得した。この作品が放映された1993年はドラマの当たり年で、民放テレビドラマで最高視聴率30%以上が当該作を含め5本も出た[4][5][注 2]。
主題歌は松任谷由実が「真夏の夜の夢」を提供。『ずっとあなたが好きだった』の主題歌だったサザンオールスターズの「涙のキッス」同様大ヒットし、ミリオンセラーを記録した。
1992年10月から「金曜ドラマ」のスポンサーを務めたサントリーは、この作品に関してはPT扱いで、この作品終了をもってスポンサーから降板。時期を同じくしてTBS系で始まった土曜 23:30から放送の『極楽自由区』や、続いて始まった『チューボーですよ!』の筆頭スポンサーとなった。
1994年1月28日に「誰にも言えない MEMORIAL 1」「誰にも言えない MEMORIAL 2」としてVHSリリースがされているが、これは1993年末に放送された総集編をソフト化したもので、全12話を最初から最後まで見られる完全版の形態では長らく商品化されず、地域ごとの平日夕方の17:00〜17:55の再放送枠での不定期放送でしか視聴ができなかった。しかし、2012年2月24日にメディアファクトリーから全12話を収録したDVD-BOX(DVD6枚組)が発売され、同日にレンタルも開始された。レンタルでは1枚単位から借りることが可能なほか、DVD化以前から2009年より配信開始されていた[6]TBSオンデマンドやParaviを始めとした動画配信サイトでは1話単位からの購入・視聴が可能となっている。
主題歌が流れるオープニングでは、撮影に使用されたマンション街の敷地を、加奈子が何者かからずっと走り逃げ惑う様子を、終始1カメラで追い続けるという当時としては画期的な[要出典]演出がされていた。また、劇中で流れる主題歌の使用部分が第6話までと第7話以降ではラストでの曲の流れる部分が変わっている。第6話まではAメロの部分のオリジナル・カラオケが、第7話以降は2番サビ終わりからの大サビに向けてのシンセとドラムの演奏部分が使用されている。
また、オープニングも、第6話まではドラマタイトル+BGM→CM→主題歌の流れるタイトルバック→ドラマ本編だったが、第7話からはドラマ本編→提供スポンサークレジット→CMという構成に変わっていた[要出典]。
劇中のフリーマーケットの出品物として「たまのれん」(野際と佐野が義理の親子役を演じた前クール作品『ダブル・キッチン』の小道具)が登場したり、美雪の職業がスチュワーデス(山咲が『スチュワーデス物語』で日本航空の訓練生役を演じた)であったりと、過去のTBSドラマを彷彿とさせる場面が随所に見られる。そのためスタッフクレジットの終盤では『ダブル・キッチン』の脚本家である西荻弓絵が企画協力としてクレジットされている。
| 話数 | 放映日 | サブタイトル | 演出 | 視聴率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 7月09日 | 私を凌辱した男 | 生野慈朗 | 24.9% | |
| 第2話 | 7月16日 | 隣に棲む悪魔 | 19.9% | ||
| 第3話 | 7月23日 | 罠に堕ちていく夫 | 横井直行 | 17.0% | |
| 第4話 | 7月30日 | 不幸を呼ぶ蛇 | 23.1% | ||
| 第5話 | 8月06日 | 恥ずかしい写真 | 生野慈朗 | 19.1% | |
| 第6話 | 8月13日 | 八月の濡れた抱擁 | 20.7% | ||
| 第7話 | 8月20日 | 深夜のお仕置き | 横井直行 | 21.8% | |
| 第8話 | 8月27日 | お義母さんが好き | 福澤克雄 | 24.7% | |
| 第9話 | 9月03日 | 夫をレイプした男 | 生野慈朗 | 26.1% | |
| 第10話 | 9月10日 | 地獄に堕ちる蛇 | 横井直行 | 26.6% | |
| 第11話 | 9月17日 | 加奈子の逆襲 | 生野慈朗 | 27.6% | |
| 最終話 | 9月24日 | 運命は巡る!悲劇のREINCARNATION | 33.7%[7] | ||
| 平均視聴率 23.8%[7](視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | |||||
『TBSドラマ・オリジナル・サウンドトラック』(小林武史)
『Say Si Si』 Brute Force Steelband
| TBS系列金曜ドラマ | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
わたしってブスだったの? (1993年4月16日 - 7月2日) | 誰にも言えない (1993年7月9日 - 9月24日) | 徹底的に愛は… (1993年10月15日 - 12月24日) |
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