西村 まさ彦(にしむら まさひこ、1960年12月12日 - )は、日本の俳優。旧芸名は、西村 雅彦(読み同じ)。富山県富山市出身[3][4]。オフィスにしむら所属[5]。
劇団文化座の劇団員を経て[1]、東京サンシャインボーイズ[1]を主宰する三谷幸喜に出会い、多くの三谷脚本作品に出演。ドラマ『振り返れば奴がいる』の最終回で復讐のため主人公をナイフで刺した、平賀医師役で注目される。その後、1994年より開始した『古畑任三郎』シリーズにおける今泉慎太郎役が当たり役となり、知名度を高める[1]。以後、映画やテレビドラマを中心に活躍。
デビュー以来多数の作品で存在感を発揮、キャリアを通じて多数の受賞歴を持ち[6]、コミカルな役からシリアスな役まで幅広くこなすバイプレイヤーとして、TVドラマ、映画、舞台で活躍を続ける。スタジオジブリの『もののけ姫』(1997)、『風立ちぬ』(2013)に声優として参加している[6]。2011年12月には、『笑の大学』と同じ布陣(三谷脚本、近藤芳正出演)による二人芝居『90ミニッツ』に出演した[7]。2011年の東日本大震災以降、被害を受けた宮城県岩沼市のメロン農家を支援するボランティア活動を展開していたことから[8]、2015年、同じく岩沼市を支援している静岡県袋井市主催の「全国メロンサミットinふくろい」のメロン大使に就任した[9]。2013年にはいわぬま健幸大使にも就任している[10]。
俳優活動30周年を機に、「俳優としてやっていく決意声明」として2017年5月より本名の西村 雅彦から初の芸名となる西村 まさ彦へと改名[11]、当面は作品により旧表記と併用する。2020年に富山で「表現研究所」、「ウェストビレッジアカデミー」を、2022年11月に劇団「演劇集団富山舞台」を立ち上げ、富山からプロの俳優を輩出するため尽力している。富山舞台座長[12]。2022年、"化学物質過敏症が引き起こす問題"をテーマにしたクローズドな社会派ドラマである映画『[窓]MADO 』にて主演を務め、“家族のために訴訟を起こし奮闘する父親”というシリアスな役を演じた。同作品はCine Paris Film Festival 2023にて最優秀作品賞を、主演の西村は最優秀主演男優賞を受賞している。
- 趣味は写真撮影、ボウリング、裏道散策。
- 『古畑任三郎』が大ヒットした影響で、テレビではドジでコミカルな役を演じることが多かったが、 三谷幸喜や小林隆によれば西村の素顔は「繊細」で[13][14]、本来はシリアスな演技を得意とする役者であり、『古畑』を除く三谷作品では大半がシリアスな役や敵役である。現在ではむしろ、渋みのある演技派として定着してきている。 舞台版『笑の大学』における演技は、まるで「この芝居を十年も演じている」かのような余裕が感じられ、藤山寛美にも似た系統の「色気」があると小林信彦に評された[15]。
- 過去にはCDを発売したことがあり、『古畑任三郎』の今泉慎太郎役や『王様のレストラン』の水原範朝役として歌う曲、キング・クリムゾンのカヴァーが2曲収められている。
- 2012年には一般(シニア世代対象)から志望者を募り、稽古から公演までを行う「西村雅彦プロデュース いしかわマスターズ文化祭」を開催[16]。2016年4月からは富山県内の中学生を募り、演技指導と演出を西村まさ彦が行うFMとやまのラジオドラマ番組『西村まさ彦のドラマチックな課外授業』を開始するなど、若手の育成に力を入れている。
1995年、『王様のレストラン』で第5回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞受賞[19]。
1996年、『古畑任三郎』にて第8回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞受賞[20]。
1996年、近藤芳正との二人芝居作品『笑の大学』(舞台版)が第4回読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞。
1997年、『ラヂオの時間』により第21回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞。また『ラヂオの時間』、『マルタイの女』により、第71回キネマ旬報賞助演男優賞[21]、第40回ブルーリボン賞助演男優賞、第22回報知映画賞助演男優賞、第10回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞助演男優賞受賞。
2018年、『家族はつらいよ2』により第41回日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞。
2023年、『[窓]MADO』によりCine Paris Film Festival 2023にて最優秀主演男優賞受賞。
- 天国から北へ3キロ(1989年)
- 12人の優しい日本人(1990年)
- 再演(1991年)
- 再々演(1992年)
- リモート版-YouTube Live-(2020年)
- 彦馬がゆく(1990年)
- ショウ・マスト・ゴー・オン(1991年)
- ヴァンプ・ショウ(1992年)
- 1979(1994年・ナイロン100℃)
- 笑の大学(1996年)
- ラ・テラス(2001年)
- 地球ゴージャス『カルテ』(2002年) - ユルブリ 役[52]
- エデンの南(2002年)
- Wブッキング(2003年)
- 音楽劇兵士の物語(2003年)
- GOOD(2004年)
- 大騒動の小さな家(2004年)
- ドレッサー(2005年)
- 初仕事納め(2006年) - 企画・出演
- 歌の翼にキミを乗せ―ロクサーヌに捧げるハイネの詩―(2007年)
- コースター(2007年) - 企画・出演
- どんまいマインド(2008年) - 企画・出演
- ナンシー(2010年) - 企画・出演
- 90ミニッツ(2011年)[7]
- 地球の王様(2012年) - 出演・企画
- ベートーヴェンと三人の女たち(2013年) - 語り
- ブラザーブラザー(2013年) - 出演・企画
- おくりもの〜あるクリスマスの出来事〜(2014年) - プロデュース・出演[53]
- めんたいぴりり(2015年) - 岡村吾郎 役
- Walk oN!〜さあ、新しいキミに会いに行こう〜(2015年) - 共同演出・主演・五十男 役[54]
- 御宿かわせみ(2016年) - 神林通之進 役
- COASTER2017(2017年) - 泥棒 役[55]
- 大悲(2019年)[56]
- 恋、燃ゆる(2020年)[57]
- 真白の恋〜世界で最も美しい湾〜朗読劇(2022年) - 渋谷晴臣 / 愛犬タモ 役(二役)[58]
- 音楽劇『ピーターとオオカミ』(2023年)[59]
- 蒙古が襲来(2025年)[60]
- ミュージック・ダイアリー(2025年) - 久遠泰平 役[61]
- ジオ・キッズ(1994年) - ベンジャミン 役
- ミクロコスモス(1996年) - ナレーター
- バウンディン(2003年)(ピクサー短編アニメーション) - 全役
- クン・パオ!燃えよ鉄拳(2003年) - ワォ以外のすべての役
- シャーク・テイル(2005年) - サイクス 役
- 運命GAME(1991年4月 - 9月) - 出題用再現VTRレギュラー出演
- ダウトをさがせ!(1992年、TBS系列) - 番組前期の出題用VTRで出演
- 西村雅彦のさよなら20世紀(1998年10月 - 1999年3月、フジテレビ系列)
- ダヴィンチの予言(1999年10月 - 2002年3月、テレビ朝日)
- 発見!ひざポン(2002年4月 - 2003年3月、テレビ朝日)
- ショートピース1(2011年3月、フジテレビ)
- Oh!どや顔サミット(2011年4月 - 2013年3月、朝日放送) - 司会
- 映画帝国ハリウッドを往く!〜西村雅彦が見た巨大ビジネスの舞台裏〜(2001年、BS-i)
- 世界ふれあい街歩き ベネチア その1 〜イタリア〜(2005年、NHK総合)ナレーション
- 金とく(2007年、NHK総合)
- 地球大紀行スペシャル赤道大紀行
- 南米横断編(2008年1月26日、TBS系列、CBC制作)[注釈 1]
- アフリカ横断編(2009年1月24日、TBS系列)
- 最終章(2010年1月30日、TBS系列)
- ルノワール“父と子が愛した女性”愛人から女優へ…天才2人を惑わせ芸術の歴史を変えた謎の女(2008年2月11日、日本テレビ)レポーター
- まち・モノ語り(2008年10月 - 2009年3月、TBS)ナレーター
- 経済ドキュメンタリードラマ ルビコンの決断(2009年11月19日、テレビ東京)
- NHKスペシャル「MEGA QUAKE 巨大地震」(2010年3月7日、NHK総合) - ドラマ編でバーテンダー役を担当
- THEナンバー2〜歴史を動かした陰の主役たち〜(2011年4月 - 2012年9月、BS-TBS) - 司会
- 和食に秘められた歴史の謎を追う 発見!時代メシの旅(2015年5月16日、BSイレブン) - ストーリー・テラー[66]
- ミュージアムで会いましょう(2016年10月30日、BSフジ) - 絵画探偵 役
- シネマタクシー(CS放送ムービープラス)
- 極上をドウゾ(2009年4月 - 2009年9月、TBS) - ナレーター
- わが家の「地デジ」奮闘記(2010年3月、NHK総合)
- 続・わが家の「地デジ」奮闘記〜おじいちゃんと姉を救え!〜 (2010年7月、NHK総合)
- データソムリエ西村雅彦 (2011年4月7日-2012年3月、福岡放送)
- 趣味Do楽(NHK Eテレ)
- ゼロからはじめるデジタル講座 くらしのタブレット(2014年) - 生徒
- 使える!タブレット アプリとことん活用術(2015年) - 生徒
- DECO(1996年、ポニーキャニオン)
- トンガリNo.5(『P-kies 20th Century New Trax』に収録、2000年7月1日)
- ^テレビ放送終了後、月に2本ネット向けの特別篇(CBCとマイクロソフトと提携)が配信。
特別:固定リンク/99250306
受賞 |
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括弧内は作品年度を示す、授賞式の年は翌年(2月) |
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| 1回 - 10回 | |
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| 11回 - 20回 | |
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| 21回 - 30回 | |
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| 31回 - 40回 | |
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| 41回 - 50回 | |
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| 51回 - 60回 | |
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| 61回 - 70回 | |
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| 71回 - 80回 | |
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| 81回 - 90回 | |
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| 91回 - 100回 | |
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| 101回 - 110回 | |
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| 111回 - 120回 | |
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| 121回 - 130回 | |
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