| この項目では、漫画及びアニメについて説明しています。映画については「蟲師 (映画)」をご覧ください。 |
| 蟲師 | |
|---|---|
| ジャンル | 伝奇、ファンタジー |
| 漫画 | |
| 作者 | 漆原友紀 |
| 出版社 | 講談社 |
| 掲載誌 | アフタヌーンシーズン増刊 (1999年- 2002年) 月刊アフタヌーン (2003年2月号 - 2008年10月号、 2014年1月号 - 2月号、2021年5月号) |
| レーベル | アフタヌーンKC(本編) KCデラックス(特別編) |
| 発表期間 | 1999年 -2013年 |
| 巻数 | 全11巻(本編10巻+特別編1巻) |
| その他 | 隔月連載、不定期短編 |
| アニメ | |
| 原作 | 漆原友紀 |
| 監督 | 長濵博史 |
| シリーズ構成 | 長濵博史 |
| 脚本 | 桑畑絹子、伊丹あき、山田由香 |
| キャラクターデザイン | 馬越嘉彦 |
| 音楽 | 増田俊朗 |
| アニメーション制作 | ART LAND |
| 製作 | 「蟲師」製作委員会[注 1] |
| 放送局 | #放送を参照 |
| 放送期間 | 2005年10月23日 -2006年3月12日 2006年5月15日 -6月19日 |
| 話数 | 全20+6話 |
| アニメ:蟲師 特別篇 日蝕む翳 | |
| 脚本 | 漆原友紀 |
| アニメーション制作 | アニメーションスタジオ・アートランド |
| 製作 | 講談社、アニプレックス |
| 放送局 | #放送(日蝕む翳)を参照 |
| 放送期間 | 2014年1月4日 - |
| 話数 | 全1話 |
| アニメ:蟲師 続章 | |
| アニメーション制作 | ART LAND |
| 製作 | 講談社、アニプレックス |
| 放送局 | #放送(続章)を参照 |
| 放送期間 | 第1クール:2014年4月5日 -6月21日 特別編:2014年8月20日 第2クール:2014年10月19日 -12月21日 |
| 話数 | 全10+1+10話 |
| テンプレート -ノート | |
| プロジェクト | 漫画・アニメ |
| ポータル | 漫画・アニメ |
『蟲師』(むしし)は、漆原友紀による日本の漫画作品、およびそれを原作としたアニメ、実写映画、ゲーム作品である。
「蟲師」を生業とする主人公「ギンコ」が、様々な「蟲」によって引き起こされる事象に対峙していく物語。
1999年に講談社『月刊アフタヌーン』の増刊号『アフタヌーンシーズン増刊』にて連載開始。同誌の休刊後は『月刊アフタヌーン』本誌に移り2003年から2008年まで隔月連載された。その後、2013年に特別篇「日蝕む翳(ひはむかげ)」が同誌2014年1月号と2月号に前後篇で連載された。2007年3月時点で累計部数は350万部を突破している[1]。
時代背景は作者曰く「鎖国を続けた日本」もしくは「江戸期と明治期の間にある架空の時代」で、主人公のギンコを除く登場人物は和装をしており、風景も日本の農村や中山間地を思わせるノスタルジックなものとなっている。また、劇中で必ず人物の回想を用いる点も特徴的であり、ギンコが行動する時間や行動範囲に収まらない伝聞による時間・世界も描かれている。
2003年の第7回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞[2]、2006年の第30回講談社漫画賞・一般部門受賞、2007年の文化庁メディア芸術祭「日本のメディア芸術100選」マンガ部門第9位選出[3]。
2005年10月から2014年まで、監督長濵博史、主演中野裕斗によってテレビアニメ化された(#アニメ、#日蝕む翳、#蟲師 続章にて詳述)。
2007年3月には、監督大友克洋、主演オダギリジョーによって実写映画化された(蟲師 (映画)を参照)。
2008年1月31日には、ニンテンドーDS向けソフト「蟲師 天降る里」[注 2](#ゲームにて詳述)としてビデオゲーム化された。
2021年、『月刊アフタヌーン』5月号に新作短編「地翔る影」が掲載された[4]。
この節の加筆が望まれています。 (2021年9月) |
当作は基本的に1話完結で物語が構成されているため、少数の人間とギンコを除いて各話ごとに登場人物が異なる。そのため、以下は劇中におけるギンコとその関係者という意味合いで記している。
大判化された再版シリーズ。上述の単行本第1巻では白黒印刷だった「枕小路」のカラー原稿が初めて収録されているが、逆に各巻に存在した書き下ろしの後書き類は全て割愛され未収録となっている。また、枠で囲まれていたサブタイトルが単なる文字のみのデザインに変更されている。
アニメ第2期『続章』におけるエピソードを収録した廉価版シリーズ。カラー原稿は全て白黒印刷、後書き類は全て未収録、サブタイトルは「」で囲んでの書院太ゴシック体調のフォントで印刷されている。
| メインスタッフ | |
|---|---|
| 原作 | 漆原友紀 (講談社月刊アフタヌーン 所載) |
| 監督・シリーズ構成 | 長濵博史 |
| 脚本 | 桑畑絹子、伊丹あき、山田由香 漆原友紀(特別篇のみ) 長濵博史(続章) |
| キャラクターデザイン 総作画監督 | 馬越嘉彦 |
| 美術監督 | 脇威志(GREEN) |
| 音楽 | 増田俊郎 |
| 音響監督 | たなかかずや |
| メインキャスト | |
| ギンコ | 中野裕斗 |
| 語り/声、ぬい | 土井美加 |
| 化野(あだしの) | うえだゆうじ |
| 淡幽(たんゆう) | 小林愛 |
原作単行本第1 - 6巻から選ばれたエピソード(#各話リスト)と、後述の特番を加えた全26+1話。
シリーズ名としては「二十六譚」「第1作シリーズ」「第1期(一期)」[6]などとも呼ばれたが、当記事では後年に当作監督の長濵が称した[7]「第1期(1期)[注 4]」で統一して解説する。
タイトルおよびロゴタイプは原作と同一。
第20話までは2005年10月から2006年3月間にフジテレビ・関西テレビ・東海テレビ・北海道文化放送・テレビ新広島・テレビ西日本などで放送され、残る6話は製品DVD-ROMにて収録(発表)予定だったが、好評を受けて2006年5月から6月間にアニメオリジナルの第20.5話[注 5]的な総集篇「BSフジ放送特番『蟲師』ダイジェスト[8]」を含む全1+6話がBSフジで放送された。さらに地上波のみの視聴者に向けて、東京、大阪、名古屋、札幌、広島、福岡の6都市で「蟲の宴」と題したDVDの第5集収録分(21 - 26話)の試写会が7月から8月にかけて行われた。
漫画を原作としたアニメーション作品では、キャラクターやエピソードの追加削除などのアレンジが加えられることが多いが、当作は“原作が面白いんだから、それだけを見て、忠実に映像化する”[9]を掲げてほぼ完全に原作漫画に倣って制作されていることが特徴である。
子供のキャラクターのダビング(アフレコ)には必ず子役を起用している[10]。
音楽面では、アンクルン、ガムランなどのアジアの楽器が、提供ジングルや効果音だけでなく、劇伴曲のなかでも多く使用されている。
2006年3月25日、第5回東京アニメアワード・テレビ部門優秀作品賞を受賞[11]。また、美術監督の脇威志が美術賞を受賞した。
マンガ部門でも第9位に選出された2007年の文化庁メディア芸術祭「日本のメディア芸術100選」アニメーション部門において『新世紀エヴァンゲリオン』『風の谷のナウシカ』『機動戦士ガンダム』などに次ぐ総合第6位を獲得し[12]、2000年 - 2007年間に制作されたもので限定した場合は、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『鋼の錬金術師 (アニメ)』『千と千尋の神隠し』などを抑えて第1位の栄冠に輝いた[13]。
文化庁メディア芸術祭10周年企画展「日本の表現力」(国立新美術館 2007年1月21日 - 2月4日)では現代のアニメ作品の1つとして、第1話「緑の座」が紹介上映された。
放送終了から約7年が経った2013年末に新作エピソードの制作決定が発表され、続篇として翌2014年新春に『蟲師 特別篇 日蝕む翳』が放送された。
一方、当作でのエンディングテーマは後述の続篇も含めて各話毎に異なるBGM制となっており、「」で囲んでのサブタイトルが曲名となっている。
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ゲストの担当声優 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 緑の座 | 桑畑絹子 | 長濵博史 | 馬越嘉彦 | 五百蔵しんら:三瓶由布子 廉子:伊瀬茉莉也 | |
| 2 | 瞼の光 | 伊丹あき | 宮下新平 | 杉光登 | スイ:岡明子 ビキ:國分優香里 | |
| 3 | 柔らかい角 | 山田由香 | 林宏樹 | 長井龍雪 | 田中将賀 | 真火:本城雄太郎 白沢:翠準子 |
| 4 | 枕小路 | そ〜とめこういちろう | 加々美高浩 | ジン:小山剛志 きぬ:安達まり | ||
| 5 | 旅をする沼 | 桑畑絹子 | 山川吉樹 | 今泉賢一 | いお:佐藤利奈 | |
| 6 | 露を吸う群 | 伊丹あき | 林宏樹 | 小田原男 | 馬場充子 | あこや:千葉千恵巳 ナギ:今井由香 |
| 7 | 雨がくる虹がたつ | 峰達也 | そ〜とめこういちろう | 西位輝実 | 虹郎:前田剛 虹郎の父:松山鷹志 | |
| 8 | 海境より | 山田由香 | 平松禎史 | 成田歳法 | 田中将賀 加々美高浩 馬越嘉彦 | シロウ:藤田大助 みちひ:清水香里 ナミ:明坂聡美 |
| 9 | 重い実 | 桑畑絹子 | 島村秀一 | そ〜とめこういちろう | 杉光登 | 祭主:陰山泰 サネ:花村怜美 |
| 10 | 硯に棲む白 | 山田由香 | 長井龍雪 | 田中将賀 | たがね:日高奈留美 | |
| 11 | やまねむる | 伊丹あき | 五十嵐卓哉 | 五十嵐卓哉 そ〜とめこういちろう 峰達也 | 西位輝実 | ムジカ:坂口芳貞 コダマ:安達直人 朔:氷青 |
| 12 | 眇の魚 | 桑畑絹子 | 桜井弘明 | そ〜とめこういちろう | 加々美高浩 中村章子 | ぬい:土井美加 ヨキ:沢城みゆき |
| 13 | 一夜橋 | 伊丹あき | 宮下新平 | そ〜とめこういちろう 宮田亮 | 馬場充子 | ゼン:加古臨王 ハナ:稲村優奈 |
| 14 | 籠のなか | 山田由香 | 成田歳法 | よこた和 | 杉光登 | キスケ:保村真 セツ:岩男潤子 |
| 15 | 春と嘯く | 桑畑絹子 | 山川吉樹 | 小田原男 | 田中将賀 | すず:鬼頭典子 ミハル:熊谷健吾 |
| 16 | 暁の蛇 | 伊丹あき | 峰達也 | そ〜とめこういちろう 宮田亮 | 中村章子 西位輝実 馬場充子 田中将賀 日向正樹 | カジ:岡村明美 さよ:天野由梨 |
| 17 | 虚繭取り | 山田由香 | 今泉賢一 | 兎澤綺(成人期):名塚佳織 兎澤綺(幼少期):黒葛原未有 兎澤緒:宮本侑芽 ウロ守:青野武 | ||
| 18 | 山抱く衣 | 伊丹あき | 山崎理 | 明珍宇作 結城信輝 | 塊:川田紳司 塊の姉:豊後敦子 トヨ:牧莉々香 骨董店の店主:野添義弘 | |
| 19 | 天辺の糸 | 大地丙太郎 | 井之川慎太郎 | 加々美高浩 | 吹:福井裕佳梨 淸志朗:井上優 | |
| 20 | 筆の海 | 桑畑絹子 | 長濵博史 | そ〜とめこういちろう 長濵博史 | 田中将賀 中村章子 西位輝実 馬場充子 | 狩房淡幽:小林愛 狩房淡幽(幼少時代):黒葛原未有 淡幽の父:山口祥行 薬袋たま:京田尚子 |
| 話数 | サブタイトル | ディレクター | 編集 | MA | 協力 | ナビゲーター |
| 20.5[注 5] | 蟲師ダイジェスト | 林直人 大川剛(制作担当) | 北澤直之 三善幸子 | 中村玲子 村上智広 | 柴田敦子 | 中野裕斗 |
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ゲストの担当声優 |
| 21 | 綿胞子 | 山田由香 | 成田歳法 | 馬場充子 | ワタヒコ:齋藤彩夏 あき:川上とも子 ヤスケ:下崎紘史 | |
| 22 | 沖つ宮 | 桑畑絹子 | よこた和 | 杉光登 | 澪:宮島依里 イサナ:鈴木真仁 | |
| 23 | 錆の鳴く聲 | 山崎理 | 中村章子 西位輝実 | しげ:五十嵐浩子 しげ(子供時代):工藤あかり テツ:竹本英史 | ||
| 24 | 篝野行 | 山田由香 | 五十嵐卓哉 | 成田歳法 | 田中将賀 | 野萩:安原麗子 ナオ:山内翔平 みく:戒怜菜 |
| 25 | 眼福眼禍 | 伊丹あき | 今泉賢一 | 周:坂本真綾 周の父:山路和弘 さき:伊藤実華 フサ:菊池こころ | ||
| 26 | 草を踏む音 | 桑畑絹子 | 長濵博史 | そ〜とめこういちろう 長濵博史 | 加々美高浩 馬越嘉彦 | 沢(少年):伊藤実華 イサザ:小清水亜美 ギンコ(少年):沢城みゆき 沢(現在):浜田賢二 沢の父:石井康嗣 |
| 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送話 | 放送系列 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| フジテレビ | 2005年10月23日 -2006年3月12日 | 日曜日 3:40 - 4:10(土曜深夜)[注 6] | 1話 - 20話 | フジテレビ系列 | 一部で時間変更[注 7] |
| 関西テレビ | 2005年10月23日 - 2006年3月19日 | 日曜日 3:15 - 3:45(土曜深夜)[注 8] | 一部で時間変更[注 9] | ||
| テレビ新広島 | 2005年10月27日 - 2006年3月23日 | 木曜日 1:35 - 2:05(水曜深夜) | 数話で時間変更[注 10] | ||
| テレビ西日本 | 木曜日 2:15 - 2:45(水曜深夜) | 数話で時間変更[注 11] | |||
| 東海テレビ | 木曜日 3:58 - 4:28(水曜深夜)[注 12] | 一部で時間変更[注 13] | |||
| 北海道文化放送 | 2005年10月29日 - 2006年3月31日 | 土曜日 2:30 - 3:00(金曜深夜) | 数話で時間変更・放送休止[注 14] | ||
| BSフジ | 2006年5月15日 - 6月19日 | 月曜日 1:00 - 1:30(日曜深夜) | 20.5話[注 5] - 26話 | BSデジタル放送 | |
| 2006年10月7日 - 2007年3月31日 | 土曜日 0:00 - 0:30(金曜深夜) | 21話 - 26話 | 再放送(以下全て同じ) | ||
| CSフジテレビ721 | 2006年6月28日 - 2006年10月4日 | 水曜日 21:00 - 21:50 | 全26話 | CSデジタル放送 | 1週2話 |
| 2006年12月26日 - 28日 | 火曜日 - 木曜日 1:00 - 4:20(月曜 - 水曜深夜) | 1話 - 8話、9話 - 16話、17話 - 26話 | 3日分割 | ||
| フジテレビオンデマンド | 2007年3月1日 配信開始[注 15] | 木曜日 更新 | 全26話 | ネット配信 | 初回のみ2話、以降は1話 |
| NHK BS2 | 2008年12月8日 - 2009年3月2日 | 火曜日 0:25 - 0:50(月曜深夜) | 1話 - 13話 | BSデジタル放送 | |
| NHK BS2 | 2009年4月5日 - 6月28日 | 日曜日 23:54 - 0:20 | 14話 - 26話 | 衛星アニメ劇場にて放送 |
BSフジ以外で「蟲師ダイジェスト」(20.5話)は放送・配信されていない。
約7年振りとなった続篇で、2014年新春スペシャルとしてTOKYO MX・BS11ほかで放送された『日蝕む翳 前後篇』のアニメ版。1時間番組として単話化されており、実尺は約44分。
メインのスタッフ・キャストは1期と変わらないが脚本に作者の漆原自身が参加している。クロージングクレジットは1期のBGM制と同じで新規の曲[注 16]だが、オープニングクレジットは1期の第1、2、20.5[注 5]話にのみ存在した土井美加による語りのコールドオープンを新作画[注 17]・新録音かつ反転構図にしたものを前半とする演出になっている。細かいところでは制作スタジオが改名したり、著作権関連でレーベルがアニプレックスに変更されたりしている。
日食のシーンには作者も絶賛した[14]原作に無いオリジナルとして、先のアニメ版全26話に登場したメインゲスト数名のカットが追加されており、語りだけだった結末やさらなるその後の様子が描かれている[注 3]。
本篇終了後には、残っていた原作エピソードを映像化する更なる続篇シリーズ『蟲師 続章』の製作・放送決定AD(CM)が流された。
| サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ゲストの担当声優 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日蝕む翳 | 漆原友紀 | 長濵博史 | そ〜とめこういちろう 長濵博史 | 安彦英二 杉光登 馬越嘉彦 | ヒヨリ:渡辺優奈 ヒナタ:佐々木りお |
| 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| TOKYO MX | 2014年1月4日 | 土曜日 - 日曜日 23:30 - 0:30 | 独立局 | 『E!TV』枠 |
| 群馬テレビ | ||||
| とちぎテレビ | ||||
| BS11 | BS放送 | 『ANIME+』枠 | ||
| ニコニコ生放送 | ネット配信 | |||
| ニコニコ生放送 | 2014年3月31日 | 月曜日 0:00 - 1:00 | ||
| ファミリー劇場 | 2014年10月13日 | 月曜 22:00 - 23:00 | CS放送 | リピート放送あり |
原作単行本第6 -10巻から選ばれたエピソード(#各話リスト)をアニメ化したもの。総称の際は「第2期」とも言い表される[6]。
メインのスタッフ・キャストは特別篇から変わらないが、オープニングは新作画・新曲となった。コールドオープンは特別篇のもの[注 17]が引き継がれている。キービジュアルなどで見られる通りタイトルに「続章」を含んだデザインの新規のロゴタイプも存在するが、劇中では1期/特別篇および原作と同一の単なる「蟲 むしし 師」ロゴとなっている。
音声収録においては独特な空間表現を目的として、ガンマイクを使用している。
当初、第二期は全24話と発表された[15]が、実際の放送では下記「放送略歴」などに述した通りレギュラー放送とは別に特別編として放送されたエピソードがある事、最終エピソード「鈴の雫」が劇場で上映される形となった事などにより、全話数については注釈を多く含む。詳細については#各話リスト(続章)および#放送(続章)も参照。
第二期は前述した特別編「日蝕む翳」の放送後、2014年4月より同年12月まで幾つかの時期に分けてテレビ放送した。
1話約30分のレギュラー放送としては2014年4月より6月まで第一話〜第十話まで[16]を放送(ここまでが「前半エピソード」にあたる)。同年10月より12月まで第十一話〜第二十話まで放送(これが「後半エピソード」にあたる)した。
同年8月20日および24日には、原作では前後編構成の「棘のみち」を単話化し1時間スペシャル(実尺は約47分)として放送。
レギュラー放送の最終話(最速局では2014年12月21日)で、原作における連載最終エピソード「鈴の雫」を2015年初夏に劇場で上映する事が発表された。
前半の期間中は「特別番組 蟲語(むしがたり)」と称し、本編から抜粋した映像を見ながらメインキャスト・スタッフが語らう番組を本編の間に挟む形で放送した。(第6話の後に第6.5話[注 5]として第1弾、第10話の後に第10.5話[注 5]として第2弾)
エンディングテーマ[注 16]は今期でも各話毎に異なるBGM制だが、サントラ『蟲音 続』には未収録であり、DVD/Blu-ray完全生産限定版における特典CDでの提供となっている。
| 話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ゲストの担当声優 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第一話 | 野末の宴 | 長濵博史 | そ〜とめこういちろう 長濵博史 | 杉光登 馬越嘉彦 | 禄助:上村祐翔 禄助(子供):野田宏海 禄助の父:堀越富三郎 イサザ:岸尾だいすけ |
| 第二話 | 囀る貝 | そ〜とめこういちろう | 安彦英二 馬越嘉彦 | 砂吉:中博史 綱元:屋良有作 ミナ:津田彩花 シマ:藤本南風 | |
| 第三話 | 雪の下 | 長濵博史 | 下司泰弘 | 馬場充子 加々美高浩 馬越嘉彦 | トキ:植田慎一郎 妙:谷田部美咲 サチ:駒形瑠美奈 |
| 第四話 | 夜を撫でる手 | 木村延景 | 西位輝実 | 辰:内山昂輝 卯介:貴島康成 父:かわのをとや | |
| 第五話 | 鏡が淵 | 下司泰弘 | 馬越嘉彦 西位輝実 馬場充子 | 真澄:白石晴香 真澄の母:福森加織 真澄の父:みやざこ夏穂 想い人:濱野大輝 | |
| 第六話 | 花惑い[注 18] | 宮田亮 | 杉光登 佐藤浩一 馬越嘉彦 | 柾:宮本充 佐保:武藤寿美 佐保(子供時代):栗本有規 佐保(赤ちゃん):吉畑夏希 佐保の声:吉畑優子、平ますみ | |
| 第七話 | 日照る雨 | 下司泰弘 | 安彦英二 西位輝実 馬越嘉彦 | テル:日笠陽子 ヤス:尾関俊和 テル(子供時代):池田小雪 涼:石川凌 | |
| 第八話 | 風巻立つ | 宮田亮 そ〜とめこういちろう | 馬場充子 加々美高浩 西位輝実 安彦英二 杉光登 馬越嘉彦 | イブキ:齋藤陽介 父親:高橋広司 継母:桜井明美 | |
| 第九話 | 潮わく谷 | 下司泰弘 | 西位輝実 安彦英二 馬越嘉彦 | 豊一:松下哲 豊一の嫁:きっかわ佳代 豊一の父:竹本和正 豊一の父(25歳):佐賀孔生 千代:辻良江 | |
| 第十話 | 冬の底[注 18] | そ〜とめこういちろう | 杉光登 馬場充子 西位輝実 安彦英二 馬越嘉彦 | - | |
| 特別編[注 19] | 棘のみち[注 18] | そ〜とめこういちろう 長濵博史 | 西位輝実 安彦英二 馬場充子 馬越嘉彦 | クマド:三上哲 淡幽(幼少時代):蒲生彩華 クマド(幼少時代):西田光貴 薬袋の爺さま:北川米彦 薬屋:チョー 農民男:浜添伸也 | |
| 第十一話 | 草の茵 | 下司泰弘 | 西位輝実 馬場充子 | ギンコ:沢城みゆき スグロ:中尾隆聖 | |
| 第十二話 | 香る闇 | 布施康之 | 安彦英二 馬越嘉彦 | カオル:古川登志夫 郁:柿沼紫乃 | |
| 第十三話 | 残り紅 | 下司泰弘 | 西位輝実 馬場充子 | みかげ:鈴木れい子 陽吉:西村知道 | |
| 第十四話 | 隠り江 | 大久保富彦 | 飯飼一幸 関口雅浩 津熊健徳 | ゆら:越川詩織 スミ:島本須美 | |
| 第十五話 | 光の緒 | 桜井弘明 | 木村泰大 | 安彦英二 馬越嘉彦 | ゲン:金沢凜 ゆい:東郷すばる ゲンの父:浜添伸也 |
| 第十六話 | 壺天の星 | 大地丙太郎 | 下司泰弘 | 佐藤浩一 馬越嘉彦 | イズミ:松浦亜弓 ミズホ:飯野茉優 |
| 第十七話 | 水碧む | 長濵博史 | 布施康之 | 西位輝実 馬場充子 馬越嘉彦 | 涌太:潘めぐみ タキ:折笠冨美子 |
| 第十八話 | 雷の袂 | 長濵博史 そ〜とめこういちろう | 下司泰弘 | 安彦英二 西位輝実 馬場充子 馬越嘉彦 | レキ:山田瑛瑠 しの:小橋めぐみ |
| 第十九話 | 泥の草 | 大久保富彦 | 飯飼一幸 関口雅浩 津熊健徳 馬越嘉彦 | 草介:古賀瑠 シゲル:矢部雅史 シノブ:塚本淳也 | |
| 第二十話 | 常の樹 | 桜井弘明 | そ〜とめこういちろう | 西位輝実 馬場充子 安彦英二 佐藤浩一 馬越嘉彦 | 幹太:辻本耕志 幹太の母:清野佳津美 幹太の妻:雪乃さやか ふたば:秋葉月花 ワクリの長老:羽佐間道夫 イサザ(少年):小清水亜美 |
スタッフとキャスト達の座談会。
| サブタイトル | コメンテーター | 初回放送日 |
|---|---|---|
| 蟲語 | 長濵博史 中野裕斗 小林愛 たなかかずや 名倉靖(録音調整) 岡本千尋(設定制作) | 2014年 5月17日[注 20] |
| 蟲語 第二夜 | 長濵博史 中野裕斗 土井美加 うえだゆうじ そ〜とめこういちろう 増田俊郎 太田今日子(宣伝) | 6月28日 |
| 蟲語 秋の放送直前スペシャル | 長濵博史 馬越嘉彦 太田今日子 | 10月2日[注 21] |
| 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送話 | 放送系列 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前半エピソード | |||||
| TOKYO MX | 2014年4月5日 -6月21日 | 土曜日 0:00 - 0:30(金曜深夜) | 1話 - 10話 | 独立局 | 『E!TV』枠 |
| 群馬テレビ | |||||
| BS11 | BSデジタル放送 | 『ANIME+』枠 | |||
| とちぎテレビ | 土曜日 0:30 - 1:00(金曜深夜) | 独立局 | |||
| ニコニコ生放送 | 土曜日 23:30 - 0:00 | ネット配信 | 最新話1週間無料 | ||
| ニコニコチャンネル | 2014年4月6日 -6月22日 | 日曜日 0:00(土曜深夜) 更新 | 同上後に有料 | ||
| 朝日放送 | 2014年4月10日 -6月26日 | 木曜日 2:14 - 2:44(水曜深夜) | テレビ朝日系列 | 『水曜アニメ〈水もん〉』枠 第1部 数話で時間変更[注 22] | |
| J:COMオンデマンド | 2014年4月11日 -6月27日 | 金曜日 0:00 (木曜深夜)更新 | ネット配信 | 最新話有料 | |
| GYAO! | 2014年4月13日 -6月29日 | 日曜日 1:00(土曜深夜) 更新 | 最新話1週間無料 | ||
| GYAO!ストア | 同上後に有料 | ||||
| バンダイチャンネル | 有料会員最新話1週間無料 | ||||
| 楽天ショウタイム | 2014年4月15日 -7月1日 | 火曜日 0:00(月曜深夜) 更新 | 最新話1週間無料後、有料 | ||
| ファミリー劇場 | 2014年10月13日 -10月16日 | 月曜 - 木曜 23:00 - | CS放送 | リピート放送あり | |
| 特別編 | |||||
| BS11 | 2014年8月20日 | 水曜日 23:00 - 0:00 | 特別篇 | BSデジタル放送 | |
| TOKYO MX | 2014年8月24日 | 日曜日 20:00 - 21:00 | 独立局 | ||
| 朝日放送 | 2014年10月9日/ 2014年10月16日 | 木曜日 2:44 - 3:14(水曜深夜) 木曜日 2:59 - 3:29(水曜深夜) | テレビ朝日系列 | 『水曜アニメ〈水もん〉』枠 第2部 前後編2週に分けて放送 | |
| 後半エピソード | |||||
| TOKYO MX | 2014年10月19日 -12月21日 | 日曜日 0:30 - 1:00(土曜深夜) | 11話 - 20話 | 独立局 | 『E!TV』枠 |
| とちぎテレビ | 数話で時間変更[注 23] | ||||
| 群馬テレビ | |||||
| BS11 | BSデジタル放送 | 『ANIME+』枠 | |||
| 朝日放送 | 2014年10月23日 - | 木曜日 2:44 - 3:14(水曜深夜) | テレビ朝日系列 | 『水曜アニメ〈水もん〉』枠 第2部 | |
劇場作となる特別編。2015年5月16日に劇場公開された。ゲストの担当声優はカヤは齋藤智美、葦朗は小川ゲン。
| ジャンル | ライフシミュレーション |
|---|---|
| 対応機種 | ニンテンドーDS |
| 開発元 | Tenky |
| 発売元 | マーベラスエンターテイメント |
| プロデューサー | 長濵博史(総監修) |
| シナリオ | 桑畑絹子 |
| 音楽 | 増田俊郎 たなかかずや(音響監督) |
| 美術 | 馬越嘉彦(キャラクターデザイン) |
| 人数 | 1人 |
| メディア | 専用ゲームカード |
| 発売日 | 2008年1月31日 |
| 対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
| その他 | 漆原友紀(監修) |
| テンプレートを表示 | |
アニメ版のスタッフ[注 24]が手掛けたオリジナルの携帯型ゲーム作品。
プレイヤーキャラクターはアバターだが、ギンコだけでなく淡幽や多くの蟲が原作からゲスト出演しており、逆に当作の核心となる「蟲垂衣(ムシノタレギヌ)」と類似性があると思しきものが「光の緒」にて描かれてもいる。
ゲーム雑誌『ファミ通』のクロスレビューでは26/40点と評価された。
プレイヤーは蟲師見習いとなって里を巡り全100種類いる蟲を集めるライフシミュレーションゲーム。蟲を集める時間は日中の昼間〜夜。夜を過ぎると自宅に帰るかその場で野宿するか選択する。体力の項目があり、マップの切り替えをすると減り、零になると倒れて自動的に帰宅する。日付が無く蟲を集めるのに期限はない。テレビアニメのようなナレーションとアニメの楽曲も使用されている。ギンコと淡幽のみフルボイス。
採取が目的の100種類の蟲は省略。
『詠舞台 蟲師』(よみぶたい むしし)のタイトルで、2015年3月18日から29日までスパイラルホールにて公演。舞台原案はアニメでの監督を務めた長濱博史が、製作総指揮・脚本・演出は中村和明(ワムハウス)が担当。
「緑の座」「雨がくる虹がたつ」「一夜橋」「野末の宴」「花惑い」「鏡が淵」の6作のうち、1公演で2作を上演する。
| 1980年代 | |
|---|---|
| 1990年代 | |
| 2000年代 | |
| 2010年代 | |
| 2020年代 | |