蓮佛 美沙子[注 1](れんぶつ みさこ、1991年2月27日 - )は、日本の女優。鳥取県鳥取市出身。堀越高等学校、白百合女子大学文学部児童文化学科児童文学・文化専攻卒業[2]。
ウエストサイド、ソニー・ミュージックアーティスツを経て、EDEN所属[3]。
経歴
竹内結子のファンで、ドラマ『ランチの女王』を見て女優を志す。2005年に行われた第1回スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックスのグランプリに選ばれて芸能界入り、映画『犬神家の一族』(2006年公開)でデビュー。
映画初主演『転校生 -さよなら あなた-』(2006年公開)で、第81回キネマ旬報ベスト・テン日本映画新人女優賞および第22回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。
2007年7月3日、鳥取県「とっとりふるさと大使」を委嘱された[4]。
2012年10月、所属事務所・ウエストサイドの吸収合併に伴い、親会社であるソニー・ミュージックアーティスツへ移籍。
2025年1月31日をもってソニー・ミュージックアーティスツを退所し、新たに「EDEN」に所属[5][3]。
人物・エピソード
- 大林宣彦監督から「20年に1人の逸材ですよ」と言われている[6]。
- 趣味はギター、絵本を描くこと。特技はピアノ[1]。
- 堀越高等学校を2009年2月に卒業し、同級生には俳優の三浦春馬、鮎川太陽、福田沙紀、アイドルグループHey!Say!JUMPの八乙女光等がいる。同年4月、白百合女子大学入学。
- 大学では児童文学・文化を専攻。卒業論文の代わりに絵本制作に取り組み、携帯電話やメールの普及の陰で存在感が薄れていく郵便ポストを主観的に描いた作品「ポスト」を8ヶ月を費やして制作した。将来絵本作家としてデビューすることが夢である[2]。主演を務めたテレビドラマ『37.5℃の涙』では、蓮佛が表紙を描いた絵本『みなみのしまのゆきだるまん』が小道具として使われた[7]。
- 同じく女優の新垣結衣と仲が良く、お互い引き籠りぎみでテンションが似ていることが理由だと話している[8]。新垣の自宅で飲むことが多く、朝まで飲みながら喋っているという[9]。
受賞歴
出演
太字は主演
映画
テレビドラマ
WEBドラマ
- ひだまりの場所〜初恋〜(2010年1月20日 - 4月11日、全24話、BeeTV) - 青山凛 役
- 東京モナムール(2011年5月16日 - 6月29日、全6話、スマートフォン動画) -河原崎星 役
- 君と僕との約束(2012年4月1日 - 5月23日、全10話、BeeTV) - 川瀬早季子 役
- ハング(2014年9月20日 - 10月1日 全4話、BeeTV) - 植草遥 役
- 踊る大宣伝会議、或いは私は如何にして踊るのを止めてゲームのルールを変えるに至ったか。[注 4](season1)(2014年10月31日 - 2015年1月9日、全3話、ネスレシアター on YouTube) -広田アンナ 役
- 死神さん 第2話(2021年9月24日、Hulu) - 三好若菜 役[55]
ラジオドラマ
- FMシアター 「ココロノコリ」(2009年11月28日、NHK名古屋放送局制作、NHK-FM)[注 5] -さつき 役[56]
- FMシアター 「うさぎの神様」(2011年6月18日、NHK鳥取放送局制作、NHK-FM)[注 5] -小谷あかり 役[57]
舞台
吹き替え
CM
広告
- 角川書店 「発見。夏の100冊」角川文庫イメージキャラクター(2007年)[67]
- サントリー「鏡月グリーン」イメージキャラクター(2011年)
PV
テレビ番組
その他
著書
連載
- 月刊シネコンウォーカー(2006年、角川メディアハウス) - 連載コラム「日々、精進です!」[67]
- 朝日新聞 鳥取版(2011年 - ) - 連載「週刊蓮佛」
脚注
注釈
- ^新聞などでは「蓮仏美沙子」と記載されることが多い。
- ^一人二役。
- ^岐阜発ドラマ。NHK名古屋・NHK岐阜制作。
- ^公式サイト(ネスレシアター)などでは『 踊る大宣伝会議、(略)』と表記されることもある。
- ^abFMシアター作品。
- ^21st Seasonに出演。朗読劇。
- ^TV-SPOT。
- ^鳥取県人としてミュージック・ビデオに出演。
- ^インタラクティブMV。アルバム「SUPER VIEW」収録曲。
- ^出演予定だった回が二度続けて『国会中継』で、放送休止となり、“三度目の正直”で出演が実現した。その番組で、蓮佛が3歳だった1994年にNHK鳥取放送局で収録されていた『おかあさんといっしょ』の1コーナー、『ハイ・ポーズ』に出演した映像が紹介された。[70]
出典
外部リンク
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