| わかまつく 若松区 | |
|---|---|
| 国 | |
| 地方 | 九州地方 |
| 都道府県 | 福岡県 |
| 市 | 北九州市 |
| 市町村コード | 40103-0 |
| 面積 | 72.03km2 |
| 総人口 | 76,676人[編集] (推計人口、2025年9月1日) |
| 人口密度 | 1,065人/km2 |
| 隣接自治体 隣接行政区 | 北九州市(戸畑区、八幡西区) 遠賀郡水巻町、芦屋町 |
| 若松区役所 | |
| 所在地 | 〒808-8510 福岡県北九州市若松区浜町一丁目1番1号 北緯33度54分19.5秒東経130度48分40.1秒 / 北緯33.905417度 東経130.811139度 /33.905417; 130.811139座標:北緯33度54分19.5秒東経130度48分40.1秒 / 北緯33.905417度 東経130.811139度 /33.905417; 130.811139 |
| 外部リンク | 北九州市若松区 |
| ウィキプロジェクト | |
若松区(わかまつく)は、北九州市を構成する7区の行政区の一つである。
若松区は北九州市の北西部に位置しており、概ね旧若松市に相当する地区である。洞海湾と響灘に囲まれた若松半島にあり、東部に古墳が散在するなど歴史は古く、自然に恵まれている[1]。北海岸の一部を除いて、臨海部は工場が立地する埋立地であり、北九州工業地帯を構成している。若松区役所や若松駅が位置する区の南東部が旧若松市からの中心市街地である。一方で八幡西区との区境付近に建設された北九州学術研究都市や高須地区の新興住宅地の開発など、区東部に対して西部の発展が大きかった。
若松北海岸は玄海国定公園に含まれ、白い砂浜と響灘の激浪に刻まれた玄武岩、露出した岩礁の眺めが美しいことで有名である。市内で唯一の岩屋海水浴場・脇田海水浴場があり、マリーンスポーツのスポットとして注目されている。脇田漁港の「汐入の里」は大勢の人で賑わいをみせている[1]。
グリーンパーク・響灘緑地は北九州最大の総合公園で、サイクリングコース、野鳥の観察ゾーン、サイクリングターミナル、ひびき動物ワールドなどがある。また、グリーンパークの大芝生広場、熱帯生態園、バラ園などは市民の憩いの場となっている[1]。
若松南海岸通り(洞海湾沿岸)の「若松バンド」は、大正時代の建物を中心とした近代港湾都市固有の帯状の都市空間で、かつて日本一の石炭積出港として栄えた歴史を伝えている[1]。
文化の面では、若松出身の芥川賞作家・火野葦平の資料館が若松市民会館内にあり、葦平ゆかりの資料が展示されている。また、当時の状態で復元された葦平の旧居「河伯洞(かはくどう)」も一般公開されている[1]。
「あじさい祭り」の会場でもある高塔山からは、若松や洞海湾の対岸の街並み、若戸大橋、響灘、関門海峡を一望できる。山頂には葦平文学碑、万葉植物園、河童封じの地蔵などがあり、四季折々の花が咲き誇る[1]。
自然を残しながらも一方で、近年、響灘埋立地では資源循環型社会の実現を目指し、北九州エコタウン事業が展開されている。エコタウンでは環境関連技術の開発やリサイクル産業の集積が進んでいる[1]。「ひびきコンテナターミナル」は、東アジアと北米などとを結ぶ日本海ルートに面しているという地理的優位性を活かし、国際物流拠点港としての役割が期待されている。港湾の後背地には事業用地が広がり、物流関連産業や加工組立産業などの企業の立地が相次いでいる[1]。ひびき灘臨海工業団地の一角には風力発電施設「エヌエス ウインドパワーひびき」が立地するほか、響灘東地区の沖合では新エネルギー・産業技術総合開発機構によって洋上風力発電の実証研究を行う国内初の「洋上風況観測タワー」が設置されている[2]。
若松区西部及び八幡西区北西部の北九州学術研究都市は、「アジアに開かれた学術研究拠点」と「新たな産業の創出・技術の高度化」を目指し、2001年にオープンした。理工系の国・公・私立大学や研究機関が同一キャンパスに集積し、学術研究機能と産業界との連携促進により、アジアの先端産業都市の実現を目指している[3]。
洞海湾をはさんで戸畑区と隣接しているが、かつては若戸渡船が唯一の交通手段であったところ、1962年に若戸大橋が開通し戸畑、小倉方面との往来が飛躍的に改善した。若戸を直接結ぶ唯一の幹線である同大橋は開通当初より予測を大きく上回る交通量のために交通渋滞が著しく、この解消と市街地をバイパスする物流ルートの構築を目的とした若戸トンネル(新若戸道路)が2012年に開通した。若戸大橋は若松のランドマークの一つであり、2022年に国の重要文化財に指定された。
熊襲を征伐した時、仲哀天皇と神功皇后が海に霊石を見つけ、これを神体として祀り、神社の海辺に小松を植えた。お供をしていた武内宿弥が「海原(うなばら)の滄瞑(そうめい)たる、松の青々たる、我が心も若し」(松が一面に瑞々しい緑色をしていて、その向こうに青々とした海が広がっているのを見ていると私の心も若やいでくる)と言ったことから、「若松」の地名になったと伝えられている[4]。
若松区誕生以降の歴史について記述する。若松市時代の事柄については、若松市#歴史を参照。
区内に発着する高速バスは北九州学術研究都市発着の北九州空港エアポートバスのみである(かつては若松市街発着のエアポートバスや、福岡市と若松区を結ぶ高速バスがあった)。
※当区は北九州市内で北九州高速道路が唯一通っていない。

※北九州市役所の若松区の行事・まつり もあわせて参照されたい。
以下に示す市外・市内局番は総務省の公開情報 による。近年、通信自由化で従来のパターンが通用しなくなっている。
以下、エリア分類不明。若松区内にも、以下のパターンに該当する電話番号の一部が存在する。
なお参考までに、西日本電信電話における一般的な割り当てルールは以下の通り。
携帯電話は、NTTドコモ・au・SoftBankの3社については区内のほとんどの地域で利用可能となっているが、山間部で繋がらない地域がある。世代交代が進められていることもあり、3G(第三世代)以降のサービスに関して、エリア拡大のための基地局整備等が進められている。
テレビの電波直接受信については、皿倉山の八幡テレビ・FM放送所から出される電波を受けることを基本とするが、山陰に入り電波が届かない地域をカバーするために、区内3か所に中継局が設けられている。地上デジタルテレビジョン放送の中継送信も実施。
ラジオについてはFMは八幡送信所からの放送を、AMについては響灘埋め立て地に集約された響放送所からの電波を、それぞれ受信する。AMについては、送信所が区内にあることから市内他区に比べ比較的良好に受信できる。
テレビのチャンネル(デジタル)は以下の通り。
| ID | 放送局名 | 八幡 | 若松 | 北九州小石 | 小竹 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | KBC九州朝日放送 | 31 | |||
| 2 | NHK北九州Eテレ | 42 | |||
| 3 | NHK北九州総合 | 40 | 34 | 40 | |
| 4 | RKB毎日放送 | 30 | |||
| 5 | FBS福岡放送 | 32 | |||
| 7 | TVQ九州放送 | 27 | 46 | ||
| 8 | TNCテレビ西日本 | 29 | 44 | ||
わかっぱは、若松区役所が生み出した“ゆるキャラ”で、区役所が著作権を有する。
若松区に古くから伝わる河童にまつわる伝説と、近年カゴメの進出によって盛んになっているトマト栽培を広くアピールすることを狙いとする。市内はもとより市外へのアピールも積極的に行われており、区内を舞台にしたドラマを制作したNHKの“ハレピョン”とともに、NHK関係の番組やイベントを通じ九州全域の知名度を高める活動を展開している。