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笹川吉康

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笹川吉康
福岡ソフトバンクホークス #44
2024年9月10日京セラドーム大阪
基本情報
国籍	日本
出身地	神奈川県横浜市西区^[1]
生年月日	(2002-05-31)2002年 5月31日（23歳）
身長体重	194 cm 97 kg
選手情報
投球・打席	左投左打
ポジション	外野手
プロ入り	2020年ドラフト2位
初出場	2024年6月12日
年俸	800万円（2025年）^[2]
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
横浜市立横浜商業高等学校福岡ソフトバンクホークス (2021 - )
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笹川吉康（ささがわよしやす、2002年 5月31日 - ）は、神奈川県横浜市西区出身のプロ野球選手（外野手）^[3]。左投左打。福岡ソフトバンクホークス所属。

経歴

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プロ入り前

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横浜市立西前小学校3年から明神台リトルグランパースで野球を始め、横浜市立西中学校時代は「中本牧シニア」に所属^[3]。

高校は横浜市立横浜商業高等学校に進学し、1年時から外野手兼投手を務めた^[3]。甲子園出場経験は無く、2年生の夏の第101回全国高等学校野球選手権神奈川大会5回戦で、3番・先発投手兼中堅手として出場し、投手として1回1/3を無失点、打者として1安打1打点を挙げるが、神奈川県立相模原高等学校に3-4で敗れた^[4]。高校通算40本塁打^[3]。

2020年10月26日のドラフト会議において、福岡ソフトバンクホークスからドラフト2位で指名され^[5]、11月13日、横浜市内にて入団交渉を行い、契約金6000万円、年俸600万円（金額は推定）で契約合意に達し^[6]、12月10日、入団発表会見が行われた^[7]。背番号は44。高校では“二刀流”として活躍したが、プロでは「センターで勝負したい」と外野手に専念することとなった^[8]。

ソフトバンク時代

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2021年は、新人合同自主トレ期間中の1月14日、体力測定の5段跳びで着地に失敗し、左足の母趾基節骨の不全骨折、第3指関節の軽度の骨挫傷と診断されリハビリ組に合流した^[9]。復帰後は主にファーム非公式戦（三軍）の試合に出場していたが、10月、練習中に第1肋骨を疲労骨折し、再びリハビリ組に合流した^[10]。

2022年は、3月20日のウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦（タマスタ筑後）で初めて公式戦で本塁打を放った^[11]。二軍の試合には70試合に出場し、打率は.195だったが、4本塁打を記録した^[12]。

2023年は二軍戦で90試合に出場、前年と同じ本塁打4本、打率は前年より向上したものの.211にとどまる^[13]。ファーム日本選手権にも先発出場したが4打数無安打^[14]。

2024年は二軍戦で55試合に出場し、打率.271、2本塁打、20打点を記録。6月11日、初の一軍出場選手登録を果たす^[15]。同月14日、交流戦・対阪神タイガース1回戦（みずほPayPayドーム福岡）でプロ初先発出場し、阪神先発伊藤将司から5回裏二死からプロ初安打を放ち、続く廣瀨隆太の打席中にプロ初盗塁、廣瀨の決勝点となるプロ初本塁打に繋げた^[16]。翌15日には、3-0の5回裏に、阪神先発ビーズリーからプロ初本塁打を放った^[17]。6月20日に登録を抹消される^[18]。7月20日にはウインク球場で開催されたフレッシュオールスターに出場した^[19]。シーズン終盤の9月30日に再び一軍に昇格^[20]。3試合でスタメン起用され、10月1日のオリックス戦（みずほPayPay）では、プロ初適時打を含む2安打1盗塁の活躍で、ポストシーズンへ向けてアピール^[21]^[22]。横浜DeNAベイスターズとの日本シリーズでは、10月30日の第4戦で9番・左翼手として日本シリーズ初出場・初先発を果たし、6回には初安打と初盗塁を記録した^[23]。

2025年は一軍で26試合に出場して打率.213、1本塁打、8打点を記録。ウエスタン・リーグでは打点王(64打点)と本塁打王(12本)達成^[24]。

選手としての特徴

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50メートルのタイムは6秒2^[3]。柳田悠岐を彷彿とさせるフルスイングが持ち味^[25]。投手としては最速140 km/hのストレートを投じる^[26]。

人物

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名前の由来は、豊臣秀吉の「吉」と徳川家康の「康」から来ている^[27]。
父親が日本人、母親がミャンマー出身のハーフ^[25]。

詳細情報

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年度別打撃成績

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年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2024	ソフトバンク	7	21	21	3	6	0	0	1	9	2	2	1	0	0	0	0	0	6	0	.286	.286	.429	.714
通算：1年		7	21	21	3	6	0	0	1	9	2	2	1	0	0	0	0	0	6	0	.286	.286	.429	.714

2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

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年度	球団	外野
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2024	ソフトバンク	7	14	0	0	0	1.000
通算		7	14	0	0	0	1.000

2024年度シーズン終了時

記録

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初記録

初出場：2024年6月12日、対東京ヤクルトスワローズ2回戦（みずほPayPayドーム福岡）、5回表に近藤健介に代わり右翼手で出場
初打席：同上、7回裏に山野太一から二ゴロ
初安打：2024年6月14日、対阪神タイガース1回戦（みずほPayPayドーム福岡）、5回裏に伊藤将司から中前安打^[16]
初盗塁：同上、5回裏に二盗（投手：伊藤将司、捕手：坂本誠志郎）^[16]
初本塁打：2024年6月15日、対阪神タイガース2回戦（みずほPayPayドーム福岡）、5回裏にジェレミー・ビーズリーから右越ソロ^[17]

背番号

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44（2021年 - ）

登場曲

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「Nobody's Better」Suzi ft. Fetty Wap（2021年 - ）

^[28]

脚注

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[脚注の使い方]

^「【西区の笹川さんＹ校から37年ぶりプロへ」『タウンニュース』2020年11月12日。2023年5月10日閲覧。
^「ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月29日閲覧。
^^a ^b ^c ^d ^e「ソフトB・ドラ2笹川、“ギータ2世”宣言「何年かかけて越えられたら」」『スポーツニッポン』2020年11月29日。2021年1月23日閲覧。
^「第101回全国高校野球選手権神奈川大会 5回戦(2019年7月22日　サーティーフォー保土ケ谷球場)」『朝日新聞デジタルバーチャル高校野球』2019年7月22日。2021年3月15日閲覧。
^「【ドラフト】1位は井上選手！計13人を指名」『福岡ソフトバンクホークス』2020年10月26日。2020年10月28日閲覧。
^「ソフトバンク２位笹川仮契約、肉パワーで柳田目指す」『日刊スポーツ』2020年11月28日。2021年3月15日閲覧。
^「2020/12/10(木) 選手新入団会見レポ。1位井上選手は「背番号43」」『福岡ソフトバンクホークス』2020年12月10日。2021年3月15日閲覧。
^「ソフトバンク・ドラ2の笹川吉康大目標の柳田に挑戦状！二刀流封印し「センターで勝負したい」」『東スポWEB』2020年11月28日。2024年6月16日閲覧。
^「ソフトバンク２位笹川が左足負傷　新人合同自主トレ」『日刊スポーツ』2021年1月14日。2023年5月10日閲覧。
^「ソフトバンク笹川吉康は現状維持、柳田の自主トレ参加で弟子入り志願へ」『日刊スポーツ』2021年1月14日。2023年5月10日閲覧。
^「2020年ドラ2笹川が高卒2年目で初の公式戦アーチ」『Full-Count』2022年3月20日。2023年5月10日閲覧。
^「【ソフトバンク】ギータ「44」引き継ぐ笹川吉康20万増「ファームでホームラン王」来季目標」『日刊スポーツ』2022年11月9日。2023年5月10日閲覧。
^「2023年度福岡ソフトバンクホークス個人打撃成績（ウエスタン・リーグ）」『NPB.jp 日本野球機構』。2024年6月16日閲覧。
^「2023年度ファーム日本選手権試合結果」『NPB.jp 日本野球機構』。2024年6月16日閲覧。
^「ソフトバンク笹川吉康を出場選手登録〝ギータ2世〟プロ4年目で1軍初昇格和田毅を抹消」『西スポWEB OTTO!』西日本新聞社、2024年6月11日。2024年6月16日閲覧。
^^a ^b ^c「【ソフトバンク】ドラ３広瀬隆太プロ１号　阪神伊藤将司から左翼へ　笹川吉康はプロ初安打初盗塁」『日刊スポーツ』日刊スポーツNEWS、2024年6月14日。2024年6月16日閲覧。
^^a ^b「【ソフトバンク】「ギータ２世」笹川吉康がプロ初本塁打　阪神ビーズリーから推定128ｍ特大アーチ」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2024年6月15日。2024年6月16日閲覧。
^「中日山浅龍之介、オリックス富山凌雅、ソフトバンク笹川吉康、嶺井博希が抹消／20日公示」『日刊スポーツ』2024年6月20日。2024年11月10日閲覧。
^「【ソフトバンク】盛り上げるぞ！フレッシュ球宴にドラ１前田悠伍、前田純、吉田賢吾、笹川吉康出場」『日刊スポーツ』2024年6月20日。2024年11月10日閲覧。
^「【30日の公示】ソフトバンクが柳田悠岐ら登録、周東佑京ら抹消　楽天は田中将大を抹消」『スポニチアネックス』2024年9月30日。2024年11月10日閲覧。
^「【ソフトバンク】「ギータ２世」笹川吉康プロ初適時打含む２安打１盗塁「アベレージ残さないと」」『日刊スポーツ』2024年10月1日。2024年11月10日閲覧。
^「【ソフトバンク】チャンス来た笹川吉康「何とかアピールしてやるぞ」期待の22歳がPSへ名乗り」『日刊スポーツ』2024年10月4日。2024年11月10日閲覧。
^「【ソフトバンク】「ギータ２世」笹川吉康が日本シリーズ初出場！初安打！初盗塁！」『日刊スポーツ』2024年10月30日。2024年11月10日閲覧。
^「2025年度表彰選手（ウエスタン・リーグ）」『NPB.jp 日本野球機構』。2025年10月22日閲覧。
^^a ^b「【ソフトバンク】笹川吉康“ギータ２世”快音連発「パワーは誰よりもあると思ってる」」『パ・リーグ.com』2023年1月30日。2024年6月16日閲覧。
^「Y校“ジャンボ2世”笹川　3盗塁、2得点と足で魅せた！」『スポーツニッポン』2020年8月14日。2021年1月23日閲覧。
^「ソフトB・笹川 “未完の大器”1軍デビュー目指しギータ師匠から「全部を吸収、盗みたい」」『スポーツニッポン』2022年12月13日。2024年3月30日閲覧。
^「チーム情報球場使用曲一覧」『福岡ソフトバンクホークス』。2021年3月11日閲覧。

外部リンク

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個人年度別成績笹川吉康 - NPB.jp 日本野球機構
選手の各国通算成績Baseball-Reference (Japan)
選手名鑑 - 福岡ソフトバンクホークス公式サイト
選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
笹川吉康 (@yosu_yosu_) -Instagram

福岡ソフトバンクホークス 2025

監督・コーチ
監督	90小久保裕紀
一軍コーチ	92奈良原浩（ヘッド） 94倉野信次（投手〈チーフ〉兼ヘッドコーディネーター〈投手〉） 72若田部健一（投手〈ブルペン〉） 71中田賢一（投手〈ブルペン補佐〉） 78村上隆行（打撃） 80本多雄一（内野守備走塁兼作戦） 79大西崇之（外野守備走塁兼作戦） 84髙谷裕亮（バッテリー）
二軍監督・コーチ	74松山秀明（監督） 73小笠原孝（投手〈チーフ〉） 97牧田和久（ファーム投手） 93村松有人（打撃） 82髙田知季（内野守備走塁） 96城所龍磨（外野守備走塁） 87細川亨（バッテリー）
三軍監督・コーチ	88斉藤和巳（監督） 76寺原隼人（ファーム投手） 86奥村政稔（投手） 75大道典良（打撃） 91金子圭輔（内野守備走塁） 98高波文一（外野守備走塁） 83清水将海（バッテリー）
四軍監督・コーチ	011大越基（監督） 024フェリペナテル（投手） 013森笠繁（打撃） 014笹川隆（内野守備走塁） 015釜元豪（外野守備走塁） 016的山哲也（バッテリー）
その他コーチ	025長谷川勇也（スキル〈打撃〉） 026明石健志（スキル〈打撃〉） 027菊池拓斗（スキル〈打撃〉） 044バンデンハーク（外国人育成投手） 042ズレータ（外国人育成打撃）

支配下選手
投手	2スチュワート・ジュニア 10上沢直之 11津森宥紀 13濵口遥大 14又吉克樹 16東浜巨 17有原航平 18武田翔太 20村上泰斗 26大津亮介 27岩井俊介 28安德駿 29大江竜聖 34村田賢一 35モイネロ 39尾形崇斗 40杉山一樹 41前田悠伍 42伊藤優輔 47大関友久 48藤井皓哉 49松本晴 50板東湧梧 51前田純 53大山凌 54オスナ 56田浦文丸 58木村大成 59長谷川威展 60大野稼頭央 63ヘルナンデス 64上茶谷大河 66松本裕樹 68木村光 69岩崎峻典 85宮﨑颯 95川口冬弥
捕手	00渡邉陸 12嶺井博希 22牧原巧汰 45谷川原健太 55石塚綜一郎 62海野隆司 65藤田悠太郎
内野手	0川瀬晃 4ダウンズ 5山川穂高 6今宮健太 8牧原大成 23周東佑京 24栗原陵矢 25庄子雄大 33廣瀨隆太 36イヒネイツア 43井上朋也 46宇野真仁朗 52秋広優人 67石見颯真 99野村勇
外野手	3近藤健介 7中村晃 9柳田悠岐 30佐藤直樹 31正木智也 32柳町達 44笹川吉康 57緒方理貢 61川村友斗 77山本恵大

育成選手
投手	126宮里優吾 128河野伸一朗 133星野恒太朗 134大城真乃 135アルメンタ 136大竹風雅 137津嘉山憲志郎 138相原雄太 139井﨑燦志郎 140岡田皓一朗 141澤柳亮太郎 142藤原大翔 145ハモンド 146藤田淳平 148山崎琢磨 149熊谷太雅 152塩士暖 153張峻瑋 155風間球打 156ロドリゲス 157田上奏大 158赤羽蓮 160長水啓眞 161内野海斗 162岡植純平 163佐々木明都 164水口創太 169飛田悠成 176サルディ
捕手	125大友宗 151加藤晴空 171盛島稜大
内野手	121ザイレン 122藤野恵音 124桑原秀侍 127広瀬結煌 129佐倉俠史朗 130勝連大稀 131中澤恒貴 159山下恭吾 167川原田純平 170西尾歩真 175アルモンテ
外野手	123大泉周也 143漁府輝羽 144シモン 147木下勇人 154生海 166重松凱人 168佐藤航太 173オスーナ

表話編歴福岡ソフトバンクホークス-2020年ドラフト指名選手
支配下選手	1位：井上朋也 2位：笹川吉康 3位：牧原巧汰 4位：川原田純平 5位：田上奏大
育成選手	1位：佐藤宏樹 2位：中道佑哉 3位：桑原秀侍 4位：早真之介 5位：緒方理貢 6位：居谷匠真 7位：大城真乃 8位：中村亮太